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さくらんぼ(桜桃)の種類や品種、花言葉!見頃の季節や開花時期は?

さくらんぼは、初夏に実る真っ赤な実がおいしい果樹です。足が早いことから、旬を迎える梅雨の限られた時期にしか味わうことができます。山形県を筆頭に、涼しい地域で栽培され、その実は生で楽しまれるだけでなく、ジャムやケーキの具材にと様々な料理に利用されますよ。今回は、そんなさくらんぼとはどんな樹木なのか、種類や品種、花言葉などをご紹介します。

さくらんぼ(桜桃)の花言葉とは?

『小さな恋人』『善良な教育』『上品』『幼い心』『あなたに真実の心を捧げる』

初夏に実る真っ赤な果実が、ライトグリーンの柄に2つ連なって付いていることから、「小さな恋人」という花言葉が付けられました。

さくらんぼ(桜桃)の学名・原産国・英語

学名
Cerasus vulgaris
科・属名
バラ科・サクラ属
英名
Cherry
原産地
トルコなど
開花期
3~4月
花の色
白、ピンク
収穫期
5~6月
花の色
白、ピンク
別名
桜桃(オウトウ)
チェリー
西洋実桜(セイヨウミザクラ)

さくらんぼ(桜桃)とは?どんな花や実を付ける?

サクランボ チェリー 花

さくらんぼは、バラ科・サクラ属に分類される落葉高木が実らせる果実、または樹木全体のことです。また、さくらんぼを実らせる樹木は、桜桃(オウトウ)や実桜(ミザクラ)とも呼ばれます。

さくらんぼの系統は、東アジア系、ヨーロッパ系、アメリカ系の3つに大きく分けられていますが、日本では「甘果桜桃(カンカオウトウ)」とも呼ばれるヨーロッパ系の品種が多く栽培されています。

さくらんぼ(桜桃)の見頃の季節や開花時期は?

さくらんぼ サクランボ 実 収穫

樹高は、低い品種で1~3mほど、高い品種になると30m以上まで生長します。3〜4月頃には、桜に似た白やピンクの花を咲かせます。開花期は春ですが、さくらんぼの収穫期は夏。初夏には真っ赤な実「さくらんぼ」を付けます。さくらんぼは、保存がきかず、その食べられる期間が限定されていることから、夏を感じさせるフルーツとして親しまれるようになりました。

さくらんぼ(桜桃)の種類や品種は?

サクランボ チェリー 花

さくらんぼは、人気のフルーツとあって品種改良が盛んに行われており、全世界で1,000種以上といわれています。そのうち、日本では甘果桜桃を中心に30種類くらいが栽培されています。今回は、その中でも栽培に人気の品種を、収穫時期ごとにいくつかご紹介します。

■ 早生種

高砂

アメリカを原産とする品種で、「Rockport Bigarreau」という英名や「伊達錦」という別名でも知られています。真っ赤に染まった果皮がつやっぽく、乳白色の果肉はジューシー。甘さと酸味のバランスが程よく、受粉樹としても人気があります。

ジャボレー

フランス原産のジャボレーは、ナポレオンや佐藤錦の受粉樹として活躍する品種です。実は酸味が強く、甘さもそれほど強くないので、ジャムや果実酒など加工用に使われることが多いですよ。

■ 中生種

佐藤錦

「ナポレオン」と「黄玉」を交配させて作られた佐藤錦は、日本原産のさくらんぼを代表する品種ですよね。赤くほのかに黄色く色づいたツヤのある実は「赤いルビー」とも呼ばれ、生産量も国内でも最も多いです。果実は甘みが強く、コクがあるといわれています。

紅きらり

さくらんぼは、自家結実性が低いとされ、1本で実をなすことはほとんどありません。そんな中、近年登場したのが紅きらり。1本だけでも実付きが安定してよく、ほかの受粉樹を必要としないのは、ガーデニングスペースが限られた人にはうれしいポイントです。果肉はさっぱりとした味わいをしています。

■ 晩生種

紅秀峰

佐藤錦と天香錦を交配して作られたのが紅秀峰です。果実はハート型で9~10gと大きく、甘みが強い味わいをしています。果皮が濃い赤色に色づくことが特長で、他とくらべてもその色の濃さが目を引きます。

ナポレオン

18世紀の初期からヨーロッパで盛んに栽培されている品種で、佐藤錦の受粉木として栽培されることが多いです。実の果肉は硬めで、酸味が強くて果汁もたっぷり。ジャムやシロップ漬け、リキュールに利用して楽しまれますよ。

レーニアチェリー

一般に日本原産の果実を「さくらんぼ」、海外原産の果実を「アメリカンチェリー」と呼びますよね。ただ、いずれも桜桃の実に変わりはありません。レーニアチェリーは、アメリカのワシントン臭を中心に栽培される品種で、赤に近いオレンジ色をしたツヤっぽい実が食べられます。

月山錦

生産地山形県でも幻のさくらんぼとされている月山錦。鮮やかな黄色い皮で守られた果実は、とにかく甘くて酸味はほとんどありません。市場に出回ることはほぼなく、贈答用に利用されるのみとなっています。

さくらんぼは山形県が最大の産地

サクランボ チェリー 実

日本で栽培されているさくらんぼのおよそ70~80%は、山形県で生産されています。そのため5月下旬~6月にかけては、さくらんぼ狩りをしに山形県を訪れる人も少なくありません。さくらんぼは、追熟しない果実なので、もぎ取った瞬間が一番の食べ頃なんです。ちょうど梅雨の時期に当たってはしまいますが、さくらんぼ狩りにでかけてみるとその果実の新たなおいしさに気づけるかもしれませんよ。

初回公開日: 2016年05月10日