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茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)とは?栽培方法は?

クキレタスは、一目見ただけではレタスの仲間だとはわからない、不思議な形をした野菜です。食べる部分も茎や若い葉っぱになります。漬物にされる「山クラゲ」と言われるとイメージしやすいかもしれませんね。今回は、そんな茎レタスとはどんな野菜なのかと、栽培方法についてご紹介します。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の学名・原産国・英語

学名
Lactuca sativa var. angustana
科・属名
キク科・アキノノゲシ属
英名
Stem lettuce
Celtuce
原産地
中国
収穫期
6~7月/11~12月
別名
山クラゲ(ヤマクラゲ)
ステムレタス
セルレタス
アスパラガスレタス
茎チシャ(クキチシャ)
チシャトウ

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)とは?どんな野菜?

茎レタスとは、キク科・アキノノゲシに分類される野菜です。中国を原産とするレタスで、アスパラガスに似ていることから、アスパラガスレタスとも呼ばれています。

レタスのように結球はせず、直径3~5cmくらいの茎を地表に30cmほど伸ばして生長します。葉っぱも食べますが、主には細切りにした茎を和えものや炒めものに調理して楽しみます。乾燥させたものは、山クラゲとして知られるものになります。栄養面はレタスと変わらず、ビタミンA、B1、B2、C、Eのほか、カルシウム、フラボノイド、鉄分などをバランスよく含んでいます。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の育て方のポイントは?

日当たりと風通しよい場所で、あたたかくなってから種まきをすることが、茎レタスを栽培するポイントです。ただ、日照時間も長くなるとトウ立ちして味が落ちてしまいます。植え付ける時期をずらさないことに加えて、街灯や夜間照明の近くといった1日中明るい場所の近くには植えないようにしてください。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の種まきの時期と方法は?

茎レタスの苗は出回る数が少ないことから、種まきから育てていくのが一般的です。植え付けの適期は3~4月か8~9月適期となっています。はじめて育てるときは、日が短くなる夏に種まきをした方が失敗せずにすみますよ。また、25度以上になると休眠してしまうので、湿らせたティッシュに種をくるんで2日ほど冷蔵庫に入れてからまくと発芽率が高まります。

  1. セルトレイに種まき用の培養土を入れる
  2. それぞれの区画に種を2~3粒ずつまく
  3. 種に光があたるよう、薄く土を被せる
  4. たっぷりと水やりをする
  5. 日当たりのよい場所で土が乾かないよう管理する
  6. 本葉が2~3枚生えたら、それぞれの区画に生育のよいものを1本残して間引く
  7. 本葉が4~5枚になったら、鉢やプランター、地面に植え替える

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の苗植えの時期と方法は?

十分に育った苗を、4~5月か9~10月に鉢やプランターに植え付けていきます。

鉢・プランター

草丈が高くなるので、深さのある容器を準備します。10号鉢なら1株、60cmプランターなら2~3株くらいが植え付けの目安。容器の縁から下2~3cmのところまで野菜用培養土を入れたら、苗よりも1回り大きな植え穴を掘り、苗を植え付けていきます。このとき、苗の根に付いた土は崩しません。

地植え

  1. 植え付ける2週間前に1㎡あたり100~120g(コップ1杯)の苦土石灰を混ぜて耕す
  2. 植え付ける1週間前に完熟堆肥2~3kg、化成肥料100~120gを土と混ぜ合わせる
  3. 幅100~120cm、高さ10~15cmの畝を立て、表面を黒マルチで覆う
  4. 株同士の間隔が20~30cm空くよう、植え穴を空ける
  5. 根に付いた土を崩さず、苗を植え付ける
  6. たっぷりと水やりをして完了

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の水やり、肥料の与え方

水やり

レタスは水が多いと根腐れを起こして枯れてしまいます。植えた場所にかかわらず、植え付けた直後はたっぷりと水やりをしますが、その後は葉っぱがしおれてから水やりをするようにします。

肥料の与え方

植え付けから2週間後と、1ヶ月後に追加の肥料を施します。それぞれ、株の間に化成肥料を一握り(20~30g)まき、土と混ぜ合わせて株元に寄せておきます。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の収穫の時期と方法は?

植え付けから1ヶ月くらいたって、茎の長さが25~30cm、太さが3〜5cmほどに生長したら収穫の適期です。春に種まきをしたときは、生育が早いので早めに収穫してください。株元からナイフで切り取っていきましょう。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の栽培で注意する病気や害虫は?

菌核病、灰色かび病、軟腐病、べと病などの病害にかかることがあります。病気を防ぐためには、日当たりと風通し、そして水はけのよい場所で栽培すること。被害が出てしまった葉はすぐに摘みとって、処分をしてください。

茎レタス(山クラゲ/ステムレタス)の栽培方法はむずかしくない

茎レタス クキレタス2

茎レタスや、結球するレタス、葉が滑らかでゆるく結球するサラダ菜、結球しないリーフレタスなど一口にレタスと言ってもたくさんの種類があります。馴染みのないものもありますが、どれも育てやすく、栽培期間も短くすみます。特に茎レタスはめずらしいので、一度栽培してみると、普段とは違った料理にチャレンジできそうですね。

初回公開日: 2016年06月25日