ホルティ by GreenSnap 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)とは?育て方や種類は?

他の草花とはどこか違った独特の姿が、古くから人々の心をつかんで離さないラン科の植物たち。胡蝶蘭やシンビジウムなど広く知られるものをはじめ、15,000種以上があると考えられています。多くは花を楽しみますが、ジュエルオーキッドは葉っぱを鑑賞する珍しいタイプです。今回は、そんなジュエルオーキッドについて、どんな植物なのかや育て方、種類などをご紹介していきます。

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)とは?種類は?

ジュエルオーキッドとは、葉の美しさを楽しむ洋ランの総称です。通常、洋ランは見た目から属にきちんと分類されていますが、ジュエルオーキッドに限っては複数の属にまたがって呼ばれます。主にマコデス属が広く栽培され、ほかにもドッシニア属やキバナシュスラン属などがあります。

葉っぱがまるで宝石のような輝きを放つことが特徴です。昼間でも暗くうっそうと木々が茂る森林の中でも光合成を効率よく行うために、また受粉してくれる昆虫を呼び寄せるために、葉脈が光を乱反射させ、キラキラと不思議な光を発します。東南アジアの熱帯や亜熱帯に自生しています。春~秋にかけて白やクリーム色の花を咲かせますが、観賞対象になることは少ないです。

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)の種類や品種は?

マコデス・ペトラ

単に「ジュエルオーキッド」と言うと、本種を指すくらいメジャーな種類です。ホームセンターなどでも手に入れることができます。幅広で深い緑色をした葉っぱの表面には、葉脈がキラキラと輝いています。

アネクトキルス・アルボリネアータス

ダークな黒地の幅広な葉っぱが特徴の種類です。マコデスに比べて色が暗い分、葉脈がくっきりとしています。

マコデス・サンデリアーナ

淡い緑色のベースに金色の葉脈が入る、明るい色合いをした種類です。葉脈の色が明るいことから、全体的に華やかで存在感があります。

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)の育て方のポイントは?

高温多湿で直射日光の当たらない場所で育てることがポイントです。東南アジアの熱帯から亜熱帯が原産で、寒さに弱いことから、地植えには向きません。また、直射日光に当たると葉っぱが焼けて枯れてしまいます。

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)の苗植えの時期と方法は?

苗が手に入った時点で、新しい水苔に植え付けて育てていきます。あらかじめ十分水を吸わせた水苔を軽く絞ったら、根を包み込むようにふんわりと巻きます。そして、苗よりも一回り大きな鉢に植えれば完了です。多湿を好むので、鉢が乾きやすい素焼き鉢ではなく、プラスチック製の鉢が植え付けにおすすめです。また、植えるときに傷んだ根は切り取っておくと、病気の予防につながりますよ。

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)の水やり、肥料の与え方

水やり

多湿を好むので、水苔が乾いてきたら水やりをします。株元に霧吹きで水をかけるとよいですよ。ただ、水分が多すぎると根腐れを起こしてしまうので、受け皿にたまった水は必ず捨ててください。また、周りの湿度が70%くらいに保たれると生育が安定するので、株周りに霧吹きで水を吹きかけるのも有効です。

肥料の与え方

ジュエルオーキッドは、栄養分の少ない場所に自生するため、肥料を与えなくても元気に育ちます。生育が鈍っているようなら、初夏~秋にかけての生育期に液体肥料を月1回与えれば十分です。

ジュエルオーキッドの増やし方!株分けの時期と方法は?

長く育てていると、株の脇から子株が出ることがあります。この子株から葉が2~3枚出てきたら、根があることを確認して、ひねって株分けしてください。株分けした株は、苗植えと同じ方法で育てていきます。

ジュエルオーキッドは葉っぱを楽しむ洋ラン

ジュエルオーキッド ホンコンシュスラン ヘマリア

胡蝶蘭やカトレアなど、洋ランは花を観賞するものと考えられていますが、ジュエルオーキッドの見どころは葉っぱです。明るい色の葉脈がキラキラと輝くその姿は、まるで株全体にラメを散りばめたような輝きを放ちます。値段も決して高くはないので、インテリアグリーンとして育ててみると楽しいですよ。

更新日: 2016年07月22日

初回公開日: 2016年07月22日

関連コンテンツ