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パキラの水やりのコツ!頻度や夏と冬での違いは?

葉っぱをたくさん茂らせる様子が美しいパキラ。丈夫で育てやすいからと安心していると、知らない間に枯れてしまった…なんてこともよくあります。そんな失敗の多くは、「水やり」に原因があるかもしれませんよ。

そこで今回は、頻度や夏と冬の季節の違いなど、パキラの水やりのコツをまとめました。

パキラとはどんな観葉植物?

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パキラは、中南米を原産とする常緑樹です。気温が高く乾燥した地域を原産としているので、鉢植えで育てるときもあたたかい場所で乾燥気味に育てていきます。

春~秋は生育期で、枝や葉っぱをたくさん生やします。そのため、たくさんの水が必要です。一方、冬は生育が鈍るので、水はほとんど必要ありません。

冬とそれ以外で水やりの頻度を変えることがパキラを育てる上で大切なんですよ。

パキラの水やりは「土の表面が乾いてから」

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パキラへの水やりは、「鉢の表面の土がしっかり乾いた」タイミングで、「鉢の底から水が流れて出てくるくらい」の量を与えます。

鉢の土が乾燥してないときに水やりをすると、土が常に湿った状態になり、根が呼吸をできずに先端から腐ります。これは、「根腐れ(ねぐされ)」という状態で、初心者がパキラを枯れさせる一番の原因です。

パキラの水やりの頻度は?夏と冬の違いは?

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最初にお伝えした通り、パキラにはよく生長するために水をたくさん吸う生育期と、その反対に気温が低くて生長をやめ、水を吸わなくなる休眠期があります。

これらのタイミングを知ることで、水やりの頻度も感覚的にわかってきますよ。ここからは、夏と冬の違いをメインに、それぞれの時期の水やりの頻度をご紹介します。

春から秋の水やり

4〜9月のパキラは、たくさんの水を必要とするので、土も乾きやすくなっています。土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしていきましょう。土の表面が白っぽくなり、土を手で触ったときにサラッとしているならちょうどよいタイミングです。

ただし、真夏は土から上がる水蒸気で蒸れやすくなっています。朝や夕方の涼しい時間に水やりをしましょう。多いときで、1週間に1~3回は水やりをするイメージです。

秋から冬の水やり

9月以降は徐々に生長がゆっくりになります。そのため、水やりも少しずつ間隔を空けていきましょう。

土の表面が乾いてから1~2日おいて、水やりをするくらいでよいですよ。また、寒さに当たると弱るので、外に置いてあったパキラは室内へ取り込んでくださいね。

真冬の水やり

10〜2月は、生育が穏やかになるのでたくさんの水を必要としません。むしろ、水やりをしすぎて根腐れを起こしてしまいやすい時期だといえます。

土の表面が乾燥してから2~3日おいて、水を与えましょう。7~10日に1回くらいの頻度で十分です。

冬から春の水やり

気温が上がるにつれて、少しずつパキラが生長しはじめます。これにともなって、水やりの頻度も少しずつ間隔を狭めていきましょう。土が乾いてから放置する日数を少しずつ縮めてみてください。

ちょっと葉っぱがしおれてきたかな?と感じたときに水やりをしていくと、タイミングがつかめてきますよ。

パキラの葉水!水やりと分けて霧吹きをしよう

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きちんと水やりをしているのに、葉っぱがしおれている場合があります。原因は、エアコンの風などが当たって、乾燥が進むためです。

スプレーや霧吹きを使って、葉っぱの表面や裏に水を吹きかけてください。これを「葉水(はみず)」といいます。

水が滴るほど吹きかける必要はなく、表面が軽く湿るくらいでかまいません。合わせて、葉っぱの表面をやわらかい布で吹いてあげると、ホコリも取り除けてより美しい姿になります。

葉っぱがしおれたからといって、土が乾いていないのに水やりをするのはNG。最悪、根腐れを引き起こすので、葉水と水やりは分けて考えるとよいですよ。

パキラの水やりを失敗しないコツは?

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ここまでは、パキラの水やりついて詳しくご紹介してきました。ただ実際にやってみると、なかなかコツはつかみづらいと感じるかもしれません。そこで、パキラの水やりを失敗しないコツをご紹介します。

割りばしを土に挿しておく

土の状態だけ見ても、水やりのタイミングがわからない!という人は、土に割りばしを挿しておきましょう。割りばしを抜いて湿っていなければ、水やりのタイミングです。

割りばし以外でも、竹串や指を入れたりすると、土の中が乾燥しているかどうかが分かりますよ。

受け皿に溜まった水は必ず捨てる

水やり後に忘れがちなのが、受け皿の水を捨てること。ついつい面倒になって自然乾燥を待ってしまいますが、必ずすぐに捨てるくせをつけましょう。

受け皿に水がたまっていると、余分な水が排出されず根腐れを引き起こす原因になります。

定期的に植え替えをする

水を注いでもなかなか土にしみこんでいかないときは、鉢の中が根でいっぱいの可能性があります。そのままにしておくと、根が伸びずに腐り、パキラは枯れるので、一回り大きな鉢への植え替えが必要です。

一回り大きな鉢と土を用意し、植え替えられる準備をしておきましょう。

水やりのコツつかむことがパキラを長く楽しむ秘訣

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パキラは、あたたかい地域が原産なので、冬になると葉っぱが枯れ落ちてしまうことがあります。このとき水不足だと勘違いして水やりをしすぎると、さらに枯れてしまいます。

土を見て、乾燥していることを確認してから水やりをする「基本」を大切にしながら、きれいなパキラを楽しんでくださいね。

初回公開日: 2016年03月21日