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シュロチク(棕櫚竹)の花言葉と育て方!株分けの時期と方法は?

和室にも洋室にも合う万能な観葉植物、シュロチク。料亭やアジアンダイニングのエントランスに飾ってある姿を見かけた人もいるのではないでしょうか。日陰や寒さに強く、ちょっと放置気味になってしまう面倒くさがりな方でも育てられる、丈夫さがあります。今回は、シュロチクの花言葉と、株分けの時期と方法などの育て方についてご紹介します。

シュロチク(棕櫚竹)の花言葉は?

『思慮深い』『向上心』

まっすぐに伸びる姿からや控えめな雰囲気から、「思慮深い」「向上心」という花言葉が付けられたとされています。「緑の宝石」という別名で親しまれ、眺めていると心をなごませてくれます。

シュロチク(棕櫚竹)の学名・原産国・英語

学名
Rhapis humilis
科・属名
ヤシ科・カンノンチク属
英名
Reed rhapis
Slender lady palm
原産地
中国南部
開花期
花の色
別名

シュロチク(棕櫚竹)とはどんな観葉植物?風水での意味は?

シュロチク

シュロチクは、中国南部を原産とする観葉植物で、草丈は1~5mほどに生長します。すっと伸びた葉っぱが同じヤシ科のシュロ(棕櫚)に似ており、木の姿が竹を思わせることからその名前が付きました。夏になると、淡い黄色の細い花を咲かせます。

江戸時代初期に日本へ渡来し、同属の観音竹(カンノンチク)とともに観賞用の樹木として長く親しまれています。一年中緑の葉っぱを茂らせ、寒さと日陰に強いことが特徴です。

風水での意味

細く尖った葉っぱを下向きに伸ばすことから、陰の鋭い気を放つといわれています。悪い気を沈め、流れをよい方へもっていってくれることから、東~南の方角の玄関や部屋の隅に置くのがおすすめです。

シュロチク(棕櫚竹)の育て方のポイントは?

シュロチク 葉っぱ 緑 鉢植え 植え替え 棕櫚竹

室内の半日陰~日陰に置いて育てるのが、元気に育てるコツです。葉っぱが直射日光に当たると、焼けて枯れてしまいます。また、屋外の日陰でも育てられますが、強い風に当たると葉っぱが裂けてしまうので注意してください。

シュロチク(棕櫚竹)の苗植えの時期と方法は?

5~10月が植え付けの適期です。種は市販されておらず、大きく育つまでに時間がかかることから、苗から育てるのが一般的です。地植えよりも鉢植えで育てる方が多いですが、日陰で強い風の当たらない場所であれば、地植えで育てることもできます。

根が傷みやすいので、根に付いた土は崩さず、苗よりも1回り大きな鉢か、大きめに掘った植え穴に植え付けていきます。

シュロチク(棕櫚竹)の土作り・水やり・肥料の与え方

培養土 作り方

土作り

水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)4:赤玉土(中粒)3:腐葉土3か、日向土3:鹿沼土3:桐生砂4の割合で混ぜた土がおすすめです。

市販の観葉植物用培養土を使ってもかまいません。地植えは、耕した土に腐葉土や桐生砂を2~3割混ぜ込んでおきます。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。乾燥を嫌うので、冷暖房がかかっている場所では霧吹きで葉っぱに水を吹きかけてあげると、色ツヤがよくなりますよ。

ただし、水の与えすぎは根腐れを起こすので注意してください。地植えは、特に水やりの必要はありませんが、根が霜に当たると枯れてしまうので、冬場は株元をワラや腐葉土で覆って保護します。

肥料の与え方

5~9月の生育期に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を2ヶ月に1回施すか、10~15日に1回液体肥料を水やり代わりに与えます。

シュロチク(棕櫚竹)の剪定や植え替えの時期と方法は?

葉先が枯れ、茶色く変色しているものは順次カットしていきます。また、株分けをした後に地上部が大きすぎるときは、幹を根元から切り戻してもかまいません。それ以外の剪定は特に必要ありません。

生育が早く、根が鉢いっぱいに回ると、根詰まりを起こして葉っぱが枯れていきます。1~2年の頻度で植え替えをしましょう。5~7月か、9~10月が適期で、手順は植え付け時と同じです。

シュロチク(棕櫚竹)の増やし方!株分けの時期と方法は?

シュロチク 株分け 根っこ 鉢 棕櫚竹

シュロチクは株分けで数を増やすことができます。鉢から株を取り出し、古い土を1/3ほど落としたら、1株に3~4本以上枝が付くように株を切り分けていきます。

そしてそれぞれを土に植え付け、しばらくは日陰で管理します。植え替えと同時に行うと効率的ですよ。

シュロチク(棕櫚竹)の栽培で気をつける病気や害虫は?

ハダニ

葉っぱの裏に寄生し、栄養を吸い取る害虫です。高温で乾燥した環境だと発声しやすく、水に弱いので、定期的に霧吹きで葉っぱに水を吹きかけて予防します。発生したら、早めに薬剤を散布して駆除していきましょう。

カイガラムシ

成虫になると殺虫剤が効きづらいやっかいな害虫です。幼虫を見つけたら、すぐに薬剤を散布して駆除してください。成虫は、歯ブラシで株からこすり落とします。

シュロチク(棕櫚竹)は日陰に強い観葉植物

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植物は必ずしも日光を好むわけではなく、シュロチクのように日陰に強いものもたくさんあります。日当たりが悪いところでは育たないと諦める必要はありません。シュロチクなら、どんなインテリアにも合うので、観葉植物として取り入れやすく、おすすめですよ。

初回公開日: 2015年10月25日