お部屋に1つあるだけで、ときにはかわいらしさを、ときには癒しを与えてくれる観葉植物。ちょっと元気がなくなったり、葉っぱが枯れ落ちたりすると、心配になりますよね。
今回は、そんな観葉植物が少し弱ったときに役立つ、サプリのような存在「栄養剤」について、成分や効果、おすすめの商品などをご紹介します。
観葉植物の栄養剤(活力剤)とは?成分や効果は?
観葉植物の栄養剤とは、肥料成分を少し含んだ生長補助剤のことをさします。肥料と合わせて利用されることが多く、別名「活力剤」とも呼ばれます。
カルシウムや鉄、アミノ酸などが含まれており、「発芽」や「葉のツヤ」など、植物の健康促進や部分的の生長をサポートするために使われてきました。
観葉植物の栄養剤(活力剤)の選び方は?
観葉植物の栄養剤は3つのタイプがあります。1つは小さいボトルの「アンプルタイプ」で、使い方はボトルを逆さまにして土に差し込んでおくだけ。ゆっくり土に染み込んでいく、初心者におすすめのタイプです。
もう1つは、水で薄めて溶かして観葉植物にかける「液体タイプ」。水やりと一緒にできるので、効率的に栄養剤が与えられます。
もう1つは、土に直接置く「錠剤タイプ」。水やりのたびに溶け出して1ヶ月以上と最も長持ちするタイプです。栄養剤をあまり意識したくない方におすすめで、最初に土の上に置いておくだけで完成です。
そのまま使える!観葉植物の栄養剤(活力剤)4選
栄養剤を買ってすぐに使いたい方におすすめなアンプルタイプと、直接観葉植物に吹きかけられるスプレータイプの栄養剤4選をご紹介します。
1. サンアンドホープ 活力液肥
「サンアンドホープ 活力液肥」は、窒素とリン酸、カリウムを多く含むアンプルタイプの栄養剤です。厳選された良質な原料を使って作られています。
他の商品よりも安価なので、まずは試しに活力剤を与えてみたいという方におすすめです。
- 税込価格
- 208円〜
- 容量
- 30ml×10本
2. 活力剤 全植物用活力剤
「活力剤 全植物用活力剤」は、家電や家具から園芸用品まで家庭のものを幅広く作り出しているアイリスオーヤマ社から販売されている活力剤です。
肥料の三要素をはじめ、マグネシウムやマンガン、鉄など様々な栄養素がバランスよく含まれています。
- 容量
- 35ml×10本
3. ガーデンエッセンス
「ガーデンエッセンス」は、珍しい錠剤タイプの栄養剤です。観葉植物のことを考えて作られており、土だけでなく、水栽培のハイドロボールなどにも使うことができます。
また、1粒1粒が小さいので、アンプルタイプや液体タイプが使いにくいミニ観葉植物にもぴったり。
植物の細胞を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれているのに加え、酸化チタンによって空気をきれいにする効果も期待できます。
- 税込価格
- 465円〜
- 容量
- 50錠
4. ビタプランツアロマ
とにかく葉っぱの色やツヤをよくしたい!という方には「ビタプランツアロマ」がおすすめです。液体スプレータイプで、溶液を水で溶かさずそのまま手軽に使えます。
葉っぱからでも吸収できるリン酸やカリウムを含んでおり、葉水のようにシュッと葉っぱに吹きかけると、みずみずしさが戻ってきます。
また、ユーカリエキス配合で、お部屋がさわやかな香りで満たされます。
- 税込価格
- 591円〜
- 容量
- 400ml
水で薄めて使う観葉植物の栄養剤(活力剤)3選!
水で薄め、水やりと合わせて与える栄養剤のメリットは、自分のタイミングで、濃度を調節した栄養剤を与えられることです。
栄養剤の使い方に慣れてきた方は、植物の様子に合わせて成分の違う栄養剤を選んで使い分けてみてください。
1. リキダス
「リキダス」は、園芸肥料メーカーとして広く知られるハイポネックス社が提供している栄養剤です。
生長をサポートするフルボ酸、根を元気にするコリン、根の周りの環境を改善するアミノ酸の3つの要素が植物のパワーを引き出します。
加えてカルシウムや各種ミネラルがバランスよく含まれており、観葉植物だけでなく野菜や草花などいろいろな植物に使えます。
- 税込価格
- 582円〜
- 容量
- 450ml
2. メネデール
サビ鉄色のボトルが目印となっている「メネデール」。挿し木のときによく利用されるので、おなじみの方も多いですよね。
実は、植え替えや種まきなど様々なシーンで使える栄養剤なんです。豊富にふくまれる鉄分は、植物の光合成に欠かせない葉緑素を作る手助けをしてくれます。
- 税込価格
- 898円〜
- 容量
- 500ml
3. 植物活力剤 HB101
アマゾンの活力剤ランキングでベストセラー上位に入る「植物活力剤 HB101」。杉やヒノキ、オオバコなどから抽出された天然由来成分で作られているのが人気の理由です。
化学成分を含んでいないことから、家の中に飾る観葉植物にも安心して使えます。
植物を元気にするだけでなく、薄めた液を土に散布すれば微生物の繁殖が促され、土の状態もよくなります。顆粒タイプの商品もあり、合わせて使う方も多いですよ。
- 税込価格
- 1,813円〜
- 容量
- 100cc
観葉植物の栄養剤(活力剤)の使い方!どんなときに使うと効果的?
観葉植物の栄養剤は、夏の暑さや冬の寒さで元気がないとき、葉っぱのツヤが落ちてきたタイミングで使うのがおすすめです。
また、根付きのサポートが目的なら挿し木や株分け、植え替えの後に与えてください。
栄養剤(活力剤)を使って観葉植物を元気に育てよう
きちんと育てているはずなのに、観葉植物に元気がない。そんなときには栄養剤を使ってみてください。1つもっておくと、いざというときに役立つので観葉植物の育成がより楽しいものになりますよ。
※ 表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。
更新日: 2016年12月10日
初回公開日: 2016年12月10日