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サザンカの花言葉!色別の意味や見事の季節、種類、品種は?

サザンカは、ピンクなどの美しい色の花を咲かせる花木です。童謡の「たきび」の歌詞にも登場することから、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は、サザンカの花言葉や見頃の季節、椿との見分け方をまとめました。

サザンカってどんな花?種類や品種は?

山茶花 一輪 サザンカ

サザンカは日本原産の常緑性の低木で、温暖な本州の以南の地域に生えています。江戸時代から庭木として広く利用され、生垣などで見かけることがあります。

中国でツバキ科の植物を指す「山茶(さんさ)」が名前の語源で、この漢字の読み方が「サンサカ」と訛って、次第にサザンカという読み方が定着していったとされています。

サザンカは園芸品種が豊富で300種類以上あるとされ、花色や花の咲き方はバリエーションに富んでいます。それらは、作出元の種類によって、3つに大別することができます。

 

以下に3つの品種群と、代表的な品種をご紹介します。

サザンカ群

野生の山茶花(ヤブサザンカ)から作出された園芸品種で、10月頃の早い時期に花を咲かせるのが特徴です。花びらは一重や二重ほどで、樹形は自生種に似ています。

● 千代鶴(ちよづる)
全体は白で、弁端がわずかにピンク味を帯びた大きな花を咲かせます。一重咲きで、茶花として古くから親しまれていますよ。

● 雪山(せつざん)
白い花を平たく広げる品種です。花の白色と、葉の濃い緑色の美しいコントラストを楽しむことができます。

● 朝日鶴(アサヒヅル)
白の地色に濃い紅ぼかしの入った花を咲かせます。大輪で弁数も多いことが特徴です。

 

カンツバキ群

サザンカの園芸品種である「カンツバキ(獅子頭)」から作出された品種群で、花びらの数が多いことが特徴で、八重咲きや獅子咲きなど咲き方も華やかなです。

11月中旬〜2月に花を咲かせ、サザンカ群のものと交雑しやすいことから、区別が難しい品種も存在します。

● 昭和の栄(しょうわのさかえ)
中輪のピンク色をした花を咲かせる、カンツバキ群の代表品種の1つです。中には花に斑の入ったものもあります。樹は横張り性で、枝が斜上します。

● 獅子頭(ししがしら)
一般的にカンツバキ(寒椿)の名称で親しまれている品種です。濃い紅色の花を咲かせ、サザンカと違い香りがしません公害に強く、道路の植え込みとしてよく用いられています。

 

ハルサザンカ群

2月中旬〜5月中旬の温かい時期の花を咲かせる、サザンカと椿の交雑品種群です。一重咲きや八重咲きなど咲き方が多様で、花の大きさも様々です。

● 鎌倉絞(かまくらしぼり)
紅色に白い斑が入った、ラッパのような形状の花を咲かせます。生垣によく用いられます。

● 飛竜(ひりゅう)
濃い紅色が特徴で、白い斑が入る「星飛竜」という品種もあります。小~中輪の八重の花を咲かせます。

サザンカの開花時期と見頃の季節は?

山茶花は、香りのよい大きな花を10~2月に咲かせ、11~1月に見頃を迎えます。花が少なくなる時期に開花期を迎えるため、寂しくなった庭に彩りを添えてくれますよ。

花が基部に合着していないので、バラバラと散ってしまう様子は、儚さを感じます。

サザンカの花言葉は?

「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」「理想の恋」という山茶花全般の花言葉の由来は、寒さが強まる過酷な季節にも負けずに花を咲かせる姿に由来しています。

山茶花は色によって花言葉が異なります。次に色別の花言葉を紹介します。

赤いサザンカの花言葉は?

「謙譲」「あなたがもっとも美しい」

赤くて目立つ色でありながらも、控えめでどこか寂しげな花姿にちなんでつけられたと言われています。

白いサザンカの花言葉は?

山茶花 白

「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」

冬の風に吹かれても愛らしく咲く花の姿から「愛嬌」。また、冷たい雪のような真っ白な花色から「愛を退ける」という花言葉がつけられたのでしょう。

ピンクのサザンカの花言葉は?

「永遠の愛」

冬が来て他の花が枯れても、寒さに負けずひたむきに咲き続ける姿から「永遠の愛」という花言葉になったようです。

サザンカの花は冬の庭を彩る

山茶花の花は、古くから庭木として親しまれ、寂しい冬の庭を彩ってきました。品種がたくさんあり、花色・花姿が豊富なことから、ひと目では山茶花とわからないものもたくさんあります。

和・洋など庭のテイストに合わせて、植える品種を選ぶと楽しいですね。

初回公開日: 2015年08月12日