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クラッスラの育て方|挿し木での増やし方や植え替えのコツは?

クラッスラ属は多肉植物の1種類で、レモータや金のなる木などが該当します。株分けや挿し木で手軽に増やせて、お世話も難しくありません。今回はクラッスラ属の育て方について解説します。寄せ植えにも最適の種類なので、ぜひ育ててみてください。

クラッスラはどんな多肉植物?

クラッスラは多肉植物の属名のひとつで、単体の植物を指す言葉ではありません。金のなる木や星の王子など、お店でよく見かける品種が多く該当します。栽培の仕方はそれぞれの生育グループによって多少変わるものの、どれも比較的育てやすいのが特徴です。

クラッスラの特徴は?

科名
ベンケイソウ科
属名
クラッスラ属
原産地
アフリカ(南部や東部)

栽培方法は生育グループによって違います。春と秋に生長するものが多いといわれていますが、冬型に近いところもあります。また、夏に生長期を迎える夏型も存在します。

生育のグループによって水をあげるタイミングが変わってしまうので、育てる際は生育グループをまず把握しましょう。

クラッスラの育て方!土づくりのコツは?

土は赤玉土をメインに鹿沼土やゼオライト、軽石などを加えて水はけをよくします。植物の大きさに合わせて、小粒のみならず中粒をプラスするとよいでしょう。

理由は、土の粒の大きさが変わると通気性が増すからです。たとえば、赤玉土を中粒にしてほかは小粒を使用するといった具合です。

市販の培養土を使用すれば、比較的失敗せずに育てられます。市販の培養土もいろいろあるので、専用の商品のなかから使いやすいものを選んでください。

自分で土作りするときは、配合したあとにしっかりと微塵抜きをしましょう。

クラッスラの育て方!日当たりや置き場所は?

置くところは屋外で管理するのが向いています。日がよく当たり、雨よけできるところが適しています。暑さにそこまで強くない種類は、真夏は遮光して日よけします。

寒冷地など寒い地域の冬は、気温を見ながら室内へ避難させるとよいでしょう。屋外でも霜や寒風には当てないようにしてください。

また年間を通して、風通しがよいところも重要です。多肉は多湿は苦手なので、梅雨や夏のときは特に気をつけたほうが無難です。

クラッスラの育て方!水やりのコツは?

水は、生育期と休眠期(半休眠期)をチェックして頻度や量を調節します。

生育期

生育期にはたっぷりと水をあげます。与える際は水差し、もしくは底面吸収のどちらかです。回数は週に1度を目安にしてください。

育てている環境によって乾き方の早い・遅いがあるので、もし早いときは4~5日に1度でも問題ありません。育てている状況に合わせて判断しましょう。

しかし水が土の中にずっと残っている状態にはならないよう気をつけてください。

休眠期(半休眠期)

休眠期、もしくは半休眠期のときは、控えめにします。目安は月に1~2回です。多肉植物は葉に多くの水分を含んでいるので、多少水を控えても問題ありません。

休眠期(半休眠期)が冬なら、根の凍結を防ぐため、なるべく暖かい時間帯に水をあげてください。反対に夏が休眠期なら、蒸れを防ぐため涼しい時間帯に行いましょう。

クラッスラの育て方!肥料の与え方は?

水で薄めた液体肥料を生育期の月に1回与えます。与えるタイミングは、春や秋に活発に生長するものなら3~5月と9~10月です。夏型は7~8月に与えてください。

液体肥料ではなく、固形肥料を与えたいときは、上記の時期に数粒土の上へ置きましょう。

また植え付けや植え替えをしたときにも肥料を与えてください。このときに与える肥料は緩効性肥料です。

肥料の与え過ぎはあまりよくないので、パッケージに書かれている1度に与える肥料の量を守ることが重要です。

クラッスラの育て方!注意すべき病害虫と対策法は?

害虫はカイガラムシやアブラムシ、ハダニなどに注意してください。風通しをよくして害虫がつきにくくしたり、定期的に薬剤をかけて予防したりしましょう。害虫予防の薬剤は、オルトランDXが効果的です。

何も対策せずに放置していると、害虫の排泄物から植物に病気が発生することがあります。病気はすす病やウイルス病などで、発生した際は早めに取り除く必要があります。

クラッスラの育て方!植え付けの時期は?

春や秋に生長するグループの植え付け時期は、3~5月と、9~10月です。夏型なら、4~6月と9月です。

極端に湿度が高い・気温が寒い・暑いような時期を除けば、そこまで神経質にならなくて大丈夫です。

根鉢を崩してある程度根を整理してから植え付けましょう。

クラッスラの増やし方は?挿し木で増やす?

増やし方は、挿し木や株分けのやり方でできます。行う時期は、植え付けするときや生長期です。

群生する株は、ある程度のかたまりや大きさで株分けすると根付きやすくなります。挿し木も同様で、根がでて育ち始めるまでは蓄えている水分を使うので、大きいほうが根付くまで持ちこたえます。

挿し木をするときは、切ったところを乾かしてから土へ植えましょう。根が生えてくるまでは半日陰に置き、植えたら数日経過してから水をあげます。

クラッスラの育て方で注意すべきポイントは?

スクスクと健康的に栽培するには、生育のグループに合わせて育てるのがポイントです。しかしグループが違っても共通する内容は日当たりがよく風通しのよいところで、週1ペースで水をあげて管理します。

土は赤玉土や鹿沼土を使って、水はけのよいブレンドにしましょう。風通しが悪かったり湿度が高かったりすると病気になるなど、うまく育ちません。

クラッスラの種類

代表的な種類は次のとおりです。ほかにも、たくさんの品種があるので、ぜひネットショップや花屋などのお店で探してみてはいかがでしょうか。

花月

花月は金のなる木とも呼ばれているもので、夏が生長期です。斑入りのものや丸葉のものなど、花月だけでも数種類存在します。

日光が足りないとひょろひょろした見た目になるので、しっかり日光に当てるのがコツです。

火祭り

秋になると葉が真っ赤に紅葉するのが特徴です。紅葉祭という品種もあります。寒さにしっかり当てることで、紅葉の色づきがよくなります。

星の王子

縦に重なるように伸びて育ち、南十字星や小米星なども人気です。このグループ(星シリーズ)だけで寄せ植えを作るのもかわいいです。

レモータ

細かい毛が生えていて紅葉すると赤くなります。葉は小さく密集するように育ちます。丈夫で蒸れに気をつけて管理してください。

多肉植物のクラッスラを育ててみよう

クラッスラ属は生育グループに気をつければ育てるのは難しくありません。植物を育てるのに慣れていない人にも最適の多肉植物です。個性的な見た目が多く、このグループだけでコレクションするのもいいでしょう。育て方を参考に、ぜひいろいろなクラッスラを育ててみてくださいね。

更新日: 2020年06月27日

初回公開日: 2020年03月16日

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