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カランコエ

和モダンな雰囲気。多肉植物を使って苔玉を作ってみよう

青々とした苔が涼しい空気を運んできてくれそうな苔玉。100均で材料が揃う手軽さもあって、最近は自作して楽しむ方も多いですよね。よく植えられているのはカポックなどの観葉植物ですが、実は多肉植物でも作れてしまうんですよ。今回は、そんな多肉植物を使った風変わりな苔玉を実際に作ってみました。

多肉植物を使った苔玉作りのポイント

苔は湿り気を好むのに対して、多くの多肉植物は乾燥した環境を好みます。どちらも共存できるよう湿気にもある程度強い多肉植物を選ぶのがポイントです。

また苔玉の丸いフォルムとマッチするよう、茎が長く伸びるものや、横に幅のある多肉植物を選んでみてください。

今回準備するもの

使う多肉植物はカランコエ

オリジナル 多肉植物 苔玉

今回は葉っぱが大胆に広がる「胡蝶の舞」(カランコエ)を苔玉にします。

カランコエというと、秋~春にかけてピンクやオレンジの花を咲かせる草花のイメージが強いのではないでしょうか。実際はベンケイソウ科・カランコエ属に分類される多肉植物の総称です。葉色がきれいなものが多く、特に「胡蝶の舞」は淡いグリーンにピンクのニュアンスが入ったやさしい雰囲気がかわいらしいですよ。

使うグッズは全部で7つ

オリジナル 苔玉 多肉植物
  1. ケト土
  2. 赤玉土(小粒)
  3. 多肉植物用の土
  4. テグス
  5. 土入れ
  6. ピンセット

ケト土や赤玉土などをはじめ、苔玉作りに必要な材料のほとんどは100均や園芸店でいつでも手に取ることができます。

ただ、苔は管理がむずかしいことから、生きているものを販売しているところはなかなかありません。庭などに自生しているものを採取すると簡単です。

多肉植物を使った苔玉作りにチャレンジ

ケト土に赤玉土を加える

まずは苔玉の土台部分を作っていきます。ケト土7割に対して、赤玉土を3割加えます。ケト土は色が移りやすいので、混ぜ合わせる容器は汚れてもいいタッパーや洗面器を使ってください。

ケト土と赤玉土を練る

少しずつ水を加えながら土をこねて、耳たぶくらいのやわらかさになるよう調節します。

こねた土を丸める

オリジナル 苔玉 多肉植物

硬さが調節できたら、こねた土をお団子のように丸く整形していきます。玉の周りに苔を貼り付けることを考えて、完成イメージよりも一回り小さいくらいのサイズがベストです。

お椀の形にする

丸めた土の中心をくぼませて多肉植物用の土が入るスペースを作ります。親指で中心を押しながら、球体を崩さないよう穴を作っていきます。底部分に割れ目があると多肉植物用の土が外に漏れ出てしまうので、中心は土を厚めにしておくとよいです。

くぼみの中に多肉植物用の土を入れる

お椀形になった土のくぼみに多肉植物用の土を入れます。土入れやスプーンを使って土を入れると、周りにこぼれずキレイに作業できますよ。

カランコエの根や姿を整える

オリジナル 苔玉 多肉植物

いよいよカランコエを苔玉に植えていきます。多肉植物の土と根が馴染むよう、ポットから取り出したら、根の周りに付いた土はきちんとほぐしてください。根に絡んでいる土は、フォークや楊枝を使うとキレイにほぐせます。

カランコエを植える

苔玉の中心部分にカランコエを植えていきます。根が土に包まれるよう、深めに植えるのがコツです。そして、根を苔玉の土で包み込んでいきます。

付け根にある枯れた葉っぱは取り除く

オリジナル 苔玉 多肉植物

ある程度形が整ったら、カランコエの付け根を下からのぞいてみてください。枯れた葉っぱをそのままにしておくと、見た目も悪くなるうえ、病気の原因にもなってしまいます。苔玉の形を崩さないよう、指やピンセットでやさしく取り除いていきましょう。

苔を貼る

オリジナル 苔玉 多肉植物

苔玉の原型が整ったら、最後は苔を周りに貼ります。むずかしそうに見えますが、ケト土には湿り気があるので、指でペタペタとシールのように貼り付けていけますよ。細かいところは、ピンセットで付けていくとキレイです。

苔をテグスで固定する

オリジナル 苔玉 多肉植物

テグスを巻いて、苔を土に密着させていきます。きちんと根付くよう、色々な方向からテグスをクロスさせながら巻きつけます。最後にヒモを結べば完成です。

和モダンな多肉植物の苔玉がステキ

オリジナル 苔玉 多肉植物

多肉植物というと、個性的な姿や珍しい葉色から「洋」のイメージがありますよね。一方苔玉は「和」のイメージなので、ほんとうに合うの?と不思議な気持ちになる方もいるかもしれません。

実際に作ってみると、多肉植物と苔がうまい具合に調和してステキなインテリアになるんです。下に敷く食器のテイストによっても違った表情を見せてくれるので、色々な器に飾って楽しんでみてくださいね。