GreenSnap人気ユーザー hanaさん連載の「hanaの植物あそび」では、お花や植物を使ったかわいい雑貨などの作り方・DIY方法などを教えてもらいます!わかりやすく写真付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
※hanaさんの過去の更新記事はこちら。
蔓かごってどんなもの?
今回ご紹介する蔓かごとは、蔓(ツル)だけを編んでつくったかごのことです。自然に生えている蔓で作ったかごは、素朴で優しい雰囲気があってとてもかわいいですよね。上手にできなくても手づくりならではのイビツさがほっこりして素敵な作品になります。
さっそくかわいい蔓かごの簡単な作り方をご紹介します!
かわいい蔓かごをつくってみよう!
準備するもの*手芸屋さんやネットショップでも手に入る!
・蔓(山や畑などで採取し用意した蔓は、まとめて乾かしておきます)
・はさみ
蔓は木に巻き付いているものよりも、土をはっているものの方が編みやすいです。とはいえ、ちょうどいい蔓を探してまとめておくのは結構大変!そこで材料を調達しやすいのは「手芸屋さん」です。「ネットショップ」などでも購入することができますよ。
蔓を茹でて下処理をしよう!
蔓かご作りの下準備として、編みやすくやわらかくするため、蔓を茹でましょう!一晩から3日くらい水につけておく!というのが定番ですが、今回は手軽にすぐできる方法をご紹介します。
大きな鍋に水をはり、茹でていきます。手で軽くしなやかに曲がる柔らかさになったら取り出します。この方法、蔓の表面が傷んでいるものにはおすすめできませんが、あっという間に編みやすく、やわらかくなるのでやってみてくださいね。
蔓かごの作り方
まず、蔓かごの芯になる太めの蔓を5本きります。
左: 同じ長さ 3本
中央:左の蔓の半分より少し長い長さ 1本
右: 左の蔓+持ち手にしたい長さ 1本
今回は5本を芯にして作りました。編み目の細かいキレイなかごをつくる場合は、芯を7本にするのがおすすめです。
芯になる枝を短いものを残して十字に組みます。中央から細めの蔓を2本ずつ前後に通して2周します。ちょっとわかりにくいのですが、横の上の部分に長い蔓を配置しています。これが、後から持ち手になります。
短い芯になる蔓を足します。これは、開いた時に芯の部分を奇数にするためです。はじめから、5本を配置して編んでもOKです。蔓の長さをかえるのが面倒な場合は5本同じ長さで編み、後から切って奇数にし、蔓の長さを調整します。
1本ずつ前後に蔓を通すように編んでいきます。編む蔓が足りなくなった場合は、内側で新しい蔓を重ねて編んでいきます。
底が編み終わったら、芯になる蔓を立ち上げて蔓を前後するように編んでいきます。
ある程度編んだら、長い持ち手になる蔓を反対側に通します。
芯になる蔓を左にたおし、隣の芯に前後するように編んだら、完成です!
素朴な蔓かごが編めました。今回は昨年つくったたんぽぽのわたげを入れてみました。
「たんぽぽの綿毛のドライフラワー」雑貨の作り方にも書いているのでよかったらみてくださいね。
いろんな蔓かごを編んで植物を飾ってみよう!
こんなかごを編んで多肉植物を植えてみました。芯の部分を長めにとり、上でまとめただけです。上の部分は蔓で編みとめても紐で結んでもかわいかったです。この蔓かごはイベントでも大人気で、「作り方を教えてほしい」というリクエストが一番多かったアレンジです。
最近は作り方をご紹介すると「作りました!」と教えてくださる方が多くてとっても嬉しく思っています。みなさんいつもありがとうございます♪とっても励みになっています。今度はなにをつくろうかな?
以上、簡単DIY!蔓で「植物に似合う」かごを作ってみよう。~hanaの植物あそびvol.19~」でした。
次回も楽しみにしていてくださいね♪
※hanaの植物あそびは水曜日に更新予定
hana (a piece of dream* )
暮らしによりそう「だれかの心をほっこりさせるような」Green雑貨をつくることをコンセプトに2004年から活動。 植物を使った雑貨・ハンドメイド・DIYと多肉植物をあわせた作品の展示・販売、提案•ワークショップなど。 【ブログ】https://greenhana.exblog.jp/ 【instagram】https://www.instagram.com/a_piece_of_dream/ 【GreenSnap】https://greensnap.jp/my/hana
更新日: 2020年04月01日
初回公開日: 2020年04月01日