こんにちは、hanaikeです。
今回は、フラワーショップで手に入る「葉もの(グリーン)」に着目して、手軽で気取りすぎないフラワーアレンジメントのコツをお届けします。
おうちに飾る花を選ぶとき、ついつい主役級のお花ばかりになってしまいませんか?実はアレンジメントに葉もの(グリーン)を入れるだけで、程よくバランスが取れるので、こなれ感が簡単に出せるようになるんです。
今回のテーマは「季節のグリーン」ということで、初秋の季節に取り入れたい花材と、簡単なアレンジ例をご紹介します。
秋のフラワーアレンジメントにおすすめの葉もの(グリーン)とは?
秋といえば、葉が赤や黄色に色づく、紅葉が見頃の時期ですね。おうちに植えてある庭木を摘んでもいいですし、お花屋さんにも葉物を置いているところがほとんどですので、花材を選ぶときは葉ものも一緒に入手するといいですね。
とくに秋におすすめの葉ものはこちら。
- 紅葉雪柳
- 紅葉ヒペリカム
- ディアボロ
- 紅すもも
- ベビーハンズ などなど。
今回はこの中でも、ベビーハンズをつなぎの葉ものに使ったフラワーアレンジメントをご紹介します。
葉物がポイント!初心者にチャレンジしてほしい秋のフラワーアレンジメント
今回、用意した花材は3種類だけ!
今回のフラワーアレンジメントで使う花材は3種類だけです。花材の量も少なくシンプルで簡単なアレンジなので、初心者の方も挑戦しやすいでしょう。低めで丸みのある花瓶でコンパクトに仕上げたいと思います。用意した花材はこちらです。
- ベビーハンズ(キイチゴ)
- フジバカマ
- マム(菊)
ベビーハンズは秋のアレンジメントの葉ものにおすすめ!
ベビーハンズは、季節によっていろんな顔をみせて楽しませてくれます。とくに秋には、紅葉したものなどが出回り、フラワーアレンジメントに季節感をそえてくれるのでおすすめです。
葉ものをいけるときのコツとは?秋のフラワーアレンジメントの作り方
それでは、秋のフラワーアレンジメントをつくっていきましょう。まずはベビーハンズから切り分けます。少ない本数の花材でいけるときは、切り分けてから使うことでボリューム感を演出できます。
花材を切り分けるときは、いける花瓶の深さも考えながら茎の長さをとっていきましょう。枝ぶりをよく見て、どのあたりで切り分けるかを見極めましょう。このとき、葉の付け根のすぐ真上で切ると、どちらのパーツも無駄なく使えますよ。
フジバカマも同じように切り分けていきましょう。もったいないかもしれませんが、花瓶にいけるときは、水につかる部分の葉は全て取り除いてください。
ベビーハンズとフジバカマの、雰囲気違いの葉ものだけを組み合わせて飾ってもステキですね。これからの季節は、紅葉した枝モノや葉ものが出回るので、グラデーションを楽しむのもおすすめです。
今回は、ここへさらに秋色のマムを添えて仕上げます。マムは葉が固くて折れやすいので、アレンジの場合は取り除いで使うといいですよ。また、マムは花の主張が強いので、葉もののサポートが欠かせません。
マムを低めにいけたら…秋のフラワーアレンジメントの完成!
最後に、マムの花首が花瓶の口に乗るようにいけたら、完成です。秋色のマムがあると華やかですし、ベビーハンズとフジバカマだけでも野趣の味わいを感じてステキですね。
秋のフラワーアレンジメント、ステップアップしたい方はこちらもチェック!
葉ものをつかった秋のフラワーアレンジメントはいかがでしたか?とっても簡単につくれるので、初心者の方でも、気軽に楽しんでいけてみてください。
また、今回ご紹介したフラワーアレンジメントから、さらにステップアップしたい、もっとボリュームのあるものをつくりたい、という方には、こちらの記事がおすすめです。
>>大輪の花に元気をもらおう!華やかなダリアの投げ入れアレンジ<<
こちらのアレンジメントで使っている、ダリアや実物のビバーナムの枝は、これからの季節、花屋さんに並ぶ花材です。パニカムや粟などを添えるとより秋らしい雰囲気に近づくかもしれません。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
hanaike はないけ
有名フラワーアーティストや華道家とたちと共に「花のある暮らし」を提案する 【hanaike】。ここでしか見られない記事やコンテンツ、インテリアグッズの販 売からイベントの企画など、暮らしの中で楽しむ花の魅力を多方面から発信中。 公式HP: https://hanaike.chsp.jp
更新日: 2020年09月21日
初回公開日: 2020年09月21日