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パンパスグラスの育て方|水やりのコツや育てるポイントは?

パンパスグラスの育て方について紹介しています。植え付けてからはほとんど世話する必要がありませんが、植え付け前には土づくりや水やりなど少しだけ管理が必要です。また寒さには若干弱いので、冬越しの方法を覚えておくとよいでしょう。

パンパスグラスとは?

パンパスグラス

パンパスグラスは、南アメリカ原産のイネ科の多年草です。草丈1m前後にしか伸びない矮性のプミラと、草丈3mほどにも伸びる高性種、セロアナなどがあり、ヒガンバナが咲く頃に花穂を伸ばします。

花穂の色は、白色や黄色、ピンク色など。ススキの仲間で、葉の周辺にはギザギザがあります。手を切らない様に、扱うときは必ず手袋をしましょう。

パンパスグラスの育て方!土づくりのコツは?

パンパスグラスを育てる土は水はけと保水力のバランスが大事です。草丈が高く、幅も広がるので地植えが基本です。鉢植えで育てるなら矮性種をおすすめします。

庭植えの場合、水はけが悪い場合は腐葉土を混ぜ込んで水はけをよくします。

鉢植えの場合は市販の草花用培養を使うか、もしくは赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で配合した土を使います。

パンパスグラスの育て方!種まきの方法は?

パンパスグラス

パンパスグラスは種からでも育てられます。4月〜5月頃、もしくは9月~10月頃に蒔きます。種まきから育てる場合は、市販の種まき用用土や、小粒の赤玉土などに蒔き、種を蒔いたあとは、種が隠れる程度に土を被せます。発芽まで土が乾かないように日々水やりをするなど丁寧に管理しましょう。

種は発芽後、しばらくは成長が緩やかですが、ある程度大きくなると勢いよく成長し始めます。小苗でも大きな鉢に植え替えると数か月経つと鉢いっぱいになるほど大きくなります。

また鉢植えであっても根っこが勢いよく伸びるので、鉢の底に何も敷かずそのまま地面に置いていると根が張り、鉢が動かせなくなるほど伸びることもありますので注意しましょう。

パンパスグラスの育て方!日当たりや置き場所は?

パンパスグラス 日当たり

パンパスグラスは、日当たりのよい日なたを好む植物です。根がしっかり張るので、ある程度、風が強い場所でもしっかり育ちます。南アメリカの植物ですが、寒さには強く、気温がー2℃になっても大丈夫です。ただし、地面が凍る地域では枯死する場合がありますので、秋になったら株元を枯れ葉や腐葉土などで覆って防寒し、凍結を防ぎましょう。

大きく育つので、鉢植えには向きません。庭では、水はけのよい日なたに植えつけましょう。冬に-3℃以下になるような場所では、ビニールで覆ったり、株元だけでもマルチングして防寒しましょう。

パンパスグラスの育て方!水やりのコツは?

水やり ホース
パンパスグラスは、株を植え付けた直後から根づくまではしっかりと水やりをして管理します。特に庭植えの場合では根づいたあとは、ほとんど水やりは不要です。一度根を張ると強く根を張るので、多少の高温や乾燥には強い植物です。

鉢植えの場合は、根を張るスペースが限られているので鉢の土を指で少しほじってみて土がサラサラになっていたら、鉢底から水が染み出すぐらいにたっぷりと水やりをします。

夏場、気温が35度を超える猛暑日が続く日などは、土や株元が乾く場合もあります。水を与える場合は、日中の気温の高い時間帯を避け、朝か夕方の涼しい時間帯に水やりするようにします。

冬場はほとんど水やりは不要です。水やりは不要ですが、冬場-3℃以下になるような場所ではビニールやマルチングで覆うなど防寒対策はしっかりしましょう。

パンパスグラスの育て方!肥料の与え方は?

パンパスグラスを育てる上では肥料は特に必要ありませんが、株の植え付け前には花壇用の粒状肥料を土に適量混ぜ込むか、株元に置き肥をするなどして植え付けると十分過ぎるほど生育がよくなります。肥料は他の草花に比べて控え気味で構いません。

パンパスグラスの育て方で注意すべき病害虫は?

パンパスグラス シルバー
パンパスグラスは非常に強い植物なので、注意すべき害虫はほとんどありません。

パンパスグラスの植え替え方法は?

パンパスグラス
パンパスグラスを植え替える場合は、3月下旬から4月頃を目安に植え替えます。小型品種を鉢植えしている場合は、毎年植え替えするとよいでしょう。

パンパスグラスの増やし方は?

パンパスグラス 株分け
パンパスグラスは株分けで増やすことができます。種まきと同じ時期3~4月もしくは9月~10月の間に株分けするとよいでしょう。株が大きくて株分けしにくい場合は、大きめの剣形スコップで株元から根を切り分けるようにして株を分割します。

パンパスグラスの育て方のポイントは?

パンパスグラス

パンパスグラスの育て方のポイントをまとめてみました。

冬越しについて

南アメリカ原産のパンパスグラスは、夏の暑さや乾燥には強いですが、耐寒性はあまり強くなく、-2℃~3℃を下回り地中が凍ると根が傷み、株全体が弱ることがあります。ですので、冬場はビニールマルチなどを施し、防寒対策を忘れないようにしましょう。

株分けについて

種まきから株を増やす場合、穂が茶色で雄株が混じることがあります。雄株ができるということは、自然繁殖する可能性があるということですから、これ以上株を増やしたくないという方は、種まきで株を増やすのはあまりおすすめしません。

普段の手入れについて

パンパスグラスは、非常に強い植物なので、植え付け後は施肥や水やりは特に必要ありません。

普段から特に気にかけることはありませんが、冬時期に古い穂や枯れ葉などが出てきたら、新芽が出てくる前に取り除いてあげましょう。

また背が高いので、穂が増えると視界を遮ることがあります。あまりにもお庭や花壇の見通しが悪くなるようであれば、穂や葉を根元から切ってすくようにすると、見た目もスッキリします。

パンパスグラスの育て方を楽しもう

非常に生命力の強いパンパスグラス、植えっぱなしでもすくすく育つので手入れは非常に楽です。その代わり、背丈が高くこぼれ種から増えることもあるので、あまり自然繁殖してほしくない場合は、穂が出てきたら適度にカットしたり、お庭の隅にかためて植えたりするなど庭植えする場合は、植え付け方を少し工夫する必要があります。

パンパスグラスの穂は秋らしい切り花としても重宝するので、美しい色付きの穂がでる品種など一度植えて育ててみたいですね。

更新日: 2021年10月13日

初回公開日: 2020年06月25日

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