夏のガーデニングに人気のポーチュラカは、炎天下でも、ピンクや黄色などカラフルな花を咲かせます。また、食用にしている国もあるほど栄養価が高いという特徴も。今回は、そんなポーチュラカの花言葉や種類・品種、開花時期などについてご紹介します。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の花言葉は?
『いつも元気』『無邪気』『自然を愛する』
夏の暑さにも負けず、鮮やかな花を咲かせることから、「いつも元気」「無邪気」という花言葉がつけられました。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の花の色や別名は?
- 学名
- Portulaca oleracea
- 科・属名
- スベリヒユ科・スベリヒユ属(ポーチュラカ属)
- 英名
- Portulaca
- 原産地
- 南アフリカ
※ はっきりとは解明されていない
- 開花期
- 5~10月
- 花の色
- 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色
- 別名
- ハナスベリヒユ(花滑り莧)
パースレイン
ポーチュラカは、毎年5~10月に花を咲かせる多年草です。全世界の熱帯から亜熱にかけて広く分布しています。草丈は10~20cmと低めで、地面をはうように広がって茎を伸ばします。葉と花は肉質で、暑さや乾燥に強いことが特徴です。
ポーチュラカはどんな花を咲かせる?葉っぱは食べられるの?
ポーチュラカは初夏になると赤やオレンジ色の花を咲かせます。乾燥に強く、日光が大好きな植物です。
また、ポーチュラカは食べられることでも知られています。ポーチュラカの葉には、血流の改善やコレステロール値を低下させる「オメガ3脂肪酸」がたくさん含まれているのです。
他にも解熱や解毒に効くとされ、中国では民間療法の生薬として使われてきました。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の開花時期と見頃の季節は?
ポーチュラカは5~11月に開花期を迎えます。朝開いた花は夕方にしぼんでしまいますが、次々に新しい花を咲かせてくれます。
花色は白、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色などがあり、たくさんの株と寄せ植えにして楽しむのがおすすめです。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の種類は?
一重咲きの品種が一般的ですが、八重咲きの品種もあります。以下に代表的な品種をまとめました。
ポーチュラカ・マジカルキューティー
園芸用に開発された品種で、緑の葉の周りに、太いピンクの斑が入ります。乾燥した場所で育てた方が、斑の色が濃くなります。葉ごとに斑の入り方が異なり、独特の美しさを楽しむことができます。
ポーチュラカ・フェリーチェ
イタリアで作られた品種で、2014年の春頃から日本でも栽培されるようになりました。花びらにくっきりとしたストライプ模様が入るのが特徴です。フェリーチェとはイタリア語で「幸せ」という意味なんですよ。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の花を花壇に寄せ植えして楽しもう!
ポーチュラカは、一重や八重咲きの品種に合わせて、多様な花色が楽しめる夏の草花です。多年草なので、一度植えれば、花壇を毎年彩ってくれますよ。
草丈が低いので、寄せ植えにも使えてとても便利。夏のガーデニングを楽しむなら、ポーチュラカは欠かせませんね。
更新日: 2021年03月03日
初回公開日: 2015年09月16日