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かぼちゃの種の栄養、効果・効能は?取り方や食べ方は?

料理を作るときにかぼちゃの種を捨てていませんか?生のかぼちゃからとれる種と、お店で販売されているパンプキンシードは、じつは同じもの。ちょっと手を加えるだけで、栄養満点の健康食材に生まれ変わるんですよ。今回は、そんなかぼちゃの種について、栄養や効果・効能、取り方や食べ方などをご紹介します。

かぼちゃの種の栄養や成分は?

かぼちゃの種は、特に欧米諸国では栄養価の高い食材として日常的に食べられています。また、漢方医学でも、南瓜仁(なんかにん)と呼ばれ、低血圧の改善や回虫駆除に利用されてきました。

かぼちゃの種には、リノール酸(オメガ6脂肪酸)、α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)などの不飽和脂肪酸をはじめ、ビタミンE、B1、B2、ナイアシンなどの栄養素が多く含まれます。各種ミネラルも豊富で、亜鉛や鉄分はくるみの2倍以上、マグネシウムは100g当たり530mgにもなります。ほかにも、ヘルシー成分「植物ステロール」や、フィトエストロゲンの一種「リグナン」など、美容と健康をサポートする栄養素がバランスよく摂取できる食材です。

かぼちゃの種の効果・効能は?

かぼちゃの種に含まれるリノール酸やα-リノレン酸は、体内で生成できない必須脂肪酸の一つで、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げる働きがあります。適量の摂取は生活習慣病の予防やアレルギー症状の緩和に役立ち、他の脂肪酸と同時摂取することで健康効果が高まります。

また、オレイン酸(オメガ9脂肪酸)、パルミチン酸、ステアリン酸といった複数の脂肪酸が含まれているので、心臓疾患や高血圧症の予防、ダイエット、美肌などの相乗効果も期待できますよ。

さらに、植物ステロールやリグナンは、ストレスや加齢によるホルモンバランスの乱れを整え、自律神経機能を正常化させる働きをもちます。過敏性膀胱炎、頻尿、前立腺肥大症といった排尿障害や、薄毛、脱毛症など、年齢とともに気になるさまざまなトラブルの改善に効果的です。

かぼちゃの種のカロリーは?

栄養満点といわれるだけあって、かぼちゃの種は果肉よりも高カロリー。100g当たりのカロリーを比べてみると、西洋かぼちゃの果肉が約90kcalなのに対して、かぼちゃの種は約574kcalにもなります。食べすぎは禁物ですが、見方を変えれば、効率のよいエネルギー源ということ。少量食べるだけで良質なタンパク質やビタミン・ミネラルを摂取できるので、疲れたときや夏バテ、風邪で食欲がないときにおすすめです。かぼちゃの種はコレステロールを含まないため、中性脂肪が気になる方も安心して食べられますよ。

かぼちゃの種の取り方は?

かぼちゃの種は、水で洗ってきれいにしたら、小さなものや実が入っていない薄いものをまずは取り除きます。また、陰干しのときは種の表面に付いている薄皮がパリパリとはがれるくらいまで乾燥させましょう。ここでしっかり乾かしておくと、ローストしたときに殻が割れやすくなって、中の実を取り出すのが楽になります。家にオーブントースターがなければ、フライパンで乾煎りしてもOK。急いでいるときやうまく亀裂が入らないときは、爪切りなどで種の端を切り落とし、切り込みから殻をめくって実を取り出してくださいね。

種の取り方

  1. かぼちゃをカットし、スプーンでワタごと種を取り出す
  2. 種をザルに入れ、ワタとぬめりを水できれいに洗い流す
  3. キッチンペーパーで種の水気を拭き取る
  4. 水切りネットなどに入れて、1日以上陰干しする
  5. オーブントースターのトレイに並べ、殻に亀裂が入るまでローストする
  6. 割れたところから殻をはがし、中から緑色の実を取り出す

かぼちゃの種の食べ方は?

取り出した緑色の実(パンプキンシード)は、そのままグラノーラやヨーグルト、サラダ、ピラフなどのトッピングになります。ひと手間かけて、オリーブオイルやココナッツオイルで炒めて軽く塩を振ると、お酒がすすむ香ばしいおつまみに。健康効果の高いオイルを使うことで栄養素がプラスされ、さらに体によい食材になっていきますよ。カロリーが気にならない方や子供のおやつには、バターを絡めたシンプルな味付けもおすすめです。適度な塩気とまろやかなコクが加わって、かぼちゃの種本来の自然な甘みが引き立ちます。

かぼちゃの種は栄養満点の健康食品

カボチャ 種

かぼちゃの種には、サプリメントにも負けない天然の栄養素がたっぷりつまっています。ナッツ類は高カロリーだからと敬遠しがちですが、摂取量にさえ気をつけていれば大丈夫。1日10粒ほどを目安に、毎日の食生活に上手に取り入れてみてくださいね。

初回公開日: 2016年05月27日