サンパラソルの花言葉｜花の種類や開花時期は？

春～秋にかけて、南国を思わせる色鮮やかな花を咲かせるサンパラソル。つるをどんどん伸ばして生長し、夏の庭を彩ってくれる存在です。花びらの先端がくるんと巻き、パラソルのような見た目をしているところもかわいらしいですよね。今回は、そんなサンパラソルとはどんな植物なのか、花言葉や種類などについてご説明します。

サンパラソルの花言葉

『固い友情』

サンパラソルの花言葉は、元となった「マンデビラ」と同じです。反時計回りに伸びるつるが、互いに強く絡み合いながら生長する姿から付けられました。

サンパラソルの学名・原産国・英語

学名

Mandevilla sp

科・属名

キョウチクトウ科・マンデビラ属

英名

–

原産地

日本

開花期

5～9月

花の色

赤、ピンク、白

別名

ｰ

サンパラソルとは？どんな花を咲かせる？

サンパラソルは、マンデビラの園芸品種です。日本のサントリーフラワーズが品種改良によって作り出しました。元のマンデビラに比べて、花付きがよく丈夫で、真夏の直射日光にもよく耐えます。ただ、マンデビラ同様、耐寒性は低く、寒い地域で冬を越すのはむずかしいとされています。

花は品種にもよりますが星形や丸みを帯びた形で、赤、ピンク、白の花色はいずれもトロピカルな印象で夏の花壇を華やかに彩ります。

サンパラソルの種類や品種は？

サンパラソルは、その特性によって3つのタイプに分けられます。以下に、それぞれの特徴をご紹介します。

サンパラソル

つるが伸びる前から花を咲かせるタイプで、コンパクトなサイズにまとまることが特徴です。鉢植えにして玄関先に飾ったり、ベランダで育てたりするのに向いています。つるの長さは1.5m程度までしか育たず、直径7～8cmの星形の花を咲かせます。花期は他の品種より長く、春から秋までの長期間楽しむことができますよ。真っ赤な花を咲かせるクリムゾンや、白い花を咲かせるクリアホワイトなどの品種があります。

サンパラソル　ビューティー

つるがよく伸び、よく分枝する品種で、支柱を使って立体的に仕立てるのに適しています。つるの長さは2m前後で、花の大きさはサンパラソルと同じくらいです。花期は春から秋ですが、真夏の高温期には花が咲かなくなることもあるので、管理には注意が必要となっています。品種の中でもレッドの真っ赤な花色はインパクトがありますよ。

サンパラソル　ジャイアント

つるの伸びがとてもよく、他の品種よりも大きく育つため、緑のカーテンや垣根、アーチへ仕立てるのに適しています。つるは3m前後までくらいまで伸び、花の直径も10～11cmと大型。花姿には丸みがあります。

サンパラソルは夏の花

真夏の強い日差しに負けず、たくさんの花を咲かせるサンパラソル。つる性植物なので、あんどん仕立てや緑のカーテン、アーチにと様々な仕立て方を楽しめるのが魅力となっています。花色も赤やピンクなど鮮やかな色合いで、夏の青空によく映えますよ。元気いっぱいの花壇を作りたい方におすすめの花です。

更新日: 2022年01月26日

初回公開日: 2016年02月23日