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【テッセンの育て方】剪定や挿し木の時期と方法は?

テッセンは、ガーデニングを楽しむ人たちにとって、とてもポピュラーな花の1つです。つる性なので、鉢植えのあんどん仕立てや、地植えにしてトレリスやフェンスに絡ませて楽しまれます。また、さわやかな色合いの品種が多いので、他の花と組み合わせて寄せ植えにすることも多いんですよ。

今回は、テッセンの育て方について、剪定や挿し木の時期と方法などをご紹介します。

テッセン(鉄線/鉄仙)の苗植えの時期と方法は?

種は市販されていないことから、苗から育てていきます。植え付けは、12~3月が適期です。

市販されている苗はまだ幼く弱いので、丈夫になるまでの約1年は育苗ポットで育て、その後本格的に鉢や庭に植え付けるのがおすすめです。すぐに鉢や庭に植え付けたいときは、3.5~4号の育苗ポットに入っている苗を使ってください。

3.5号以上の株は、鉢か苗に植えて育てていきます。鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢に植えます。地植えは、苗よりも2~3回り大きな植え穴を掘って植えてください。いずれの場合も、下からの2番目の葉っぱまで土に埋めるようにするのがポイントです。

テッセン(鉄線/鉄仙)の土作り、水やり、肥料の与え方は?

土作り

水はけと水もちのバランスがよく、肥料もちがよい土を好みます。鉢植えは、硬質赤玉土(小~中)4:硬質鹿沼土(小~中)3:腐葉土3の割合で混ぜあわせた土がおすすめです。市販のクレマチス専用培養土を使っても構いません。地植えは、植え穴を掘った土に腐葉土や堆肥を2~3割混ぜておきます。

水やり

乾燥した環境が苦手です。鉢植えは、土の表面が乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷりと水を与えます。地植えは、特に乾燥しているとき以外の水やりは不要です。

肥料の与え方

年に何回も剪定をするので、肥料切れを起こさないようにすることが大切です。植え付けるとき、土にゆっくりと効く緩効性化成肥料を混ぜておきます。そして、年間を通して2~3ヶ月に1回緩効性肥料を追加で施すとともに、10~15日に1回は薄めた液体肥料を施します。

テッセン(鉄線/鉄仙)の剪定の時期と方法は?

剪定してから40~50日で次の開花を迎えるので、早めに剪定をすると何度も花を楽しむことができます。植え付けてから1年目と、それ以降で若干剪定方法が違うので、以下を参考にしてください。

1年目

5~6月の間に、2回ほど株作りのための剪定をします。6~7節ほどつるが伸びたら、株元から2~3節目で切り落とします。

2年目以降

3~5月、6~8月、9~10月の年に2~3回剪定をします。3~5月の剪定では、7~8割ほど花が咲き終わったタイミングで、土を株元から2~3節目で切り取りましょう。1~1.5ヶ月で新しい花が咲きはじめますよ。

夏の剪定では、つるの先から1/3の高さで全体を切りそろえます。さらに、秋の剪定では花を付け根から切り落とし、冬の休眠期に備えましょう。つる性の植物なので、それぞれの剪定後は、フェンスやトレリス、支柱につるを誘引してくださいね。

テッセン(鉄線/鉄仙)の植え替えの時期と方法は?

12~2月が適期です。2~3年に1回、1回り大きな鉢に植え替えましょう。根が弱く、切れると弱ってしまうので、株はていねいに取り出してください。手順は、植え付け時と同じです。

テッセン(鉄線/鉄仙)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

4~7月が適期です。その年に伸びたつるを10~15cmの長さに切り取り、切り口を30分ほど水に浸けたら、赤玉土(小粒)など清潔な土に2節ほど埋まるように挿します。その後、土が乾かないよう水やりをして管理すると、2ヶ月ほどで根が生えてきますよ。

テッセン(鉄線/鉄仙)の栽培で注意する病気や害虫は?

アブラムシ 葉

アブラムシ、ナメクジ

3~5月に多く発生する害虫で、栄養を吸い取って株を弱らせます。また、ナメクジは新芽を食べてしまいます。見つけたらすぐに殺虫剤を散布するか、捕殺してください。

立ち枯れ病

土から病原菌に感染し、茎が腐って株が支えられなくなる病気です。病原菌は土に潜んでいるので、病気にかかった株は抜き取って処分し、他の株も感染しないように別の土に植え替えます。消毒しない古い土は、処分するようにしましょう。

テッセン(鉄線/鉄仙)の育て方のポイントは?

日当たりのよい場所に植え、年に何度も剪定をすると長い間花を楽しめます。テッセンは、新旧枝咲きと呼ばれるタイプで、古いつるから伸びた新しいつるに花を咲かせます。ある程度花が咲き終わったら剪定し、次の花が咲きやすいようにしましょう。

テッセン(鉄線/鉄仙)は地植えにして楽しむのがおすすめの花

テッセンは、1~2mと長くつるを伸ばして生長する多年草です。開花時期には、たくさんの花を咲かせてくれます。花も1つ1つ大きいので、地植えにした方がそのダイナミックな姿を堪能することができますよ。スペースに余裕のある方は、お庭の仲間に加えてみてください。

初回公開日: 2016年01月12日