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アメリカンブルーの花言葉と育て方!冬越し、切り戻し、挿し木は?

くっきりとした青い花が印象的なアメリカンブルー。様々な方向に茎を広げて生長することから、寄せ植えやハンギングバスケット、グランドカバーによく利用されます。毎年花を咲かせてくれる多年草なので、花壇やプランターにも加えやすいですよね。今回は、アメリカンブルーの花言葉と、冬越しや切り戻し、挿し木の方法といった育て方についてご紹介します。

アメリカンブルー(エボルブルス)の花言葉は?

『溢れる思い』『清潔』『清涼感』『ふたりの絆』

「清潔」「清涼感」という花言葉は、夏の暑い日差しの元で涼しげな色の花を咲かせることにちなみます。また、花を次々と咲かせる姿が「溢れる思い」という花言葉の由来です。

アメリカンブルー(エボルブルス)の学名・原産国・英語

学名
Evolvulus pilosus
科・属名
ヒルガオ科・エボルブルス属
英名
Blue daze
原産地
北~南アメリカ
開花期
5~11月
花の色
別名
エボルブルス

アメリカンブルー(エボルブルス)とはどんな花?名前の由来は?

エボルブルス アメリカンブルー 花 青

北~南アメリカに自生する多年草です。草丈は20~40cmで、茎が地面をはうようにして生長します。その茎の先に、1~3cmほどの青い花を次々に咲かせ、ヒルガオ科特有の日が当たらないと花が閉じる性質をもちます。

1980年代に日本へ渡来し、1990年代には鉢花として広まりました。現在は、茎を広げて伸ばす性質から、寄せ植えの飾りやハンギングバスケット、グランドカバーに利用されることがよくあります。

名前の由来

アメリカからはじめて輸入するときに名前がわからず、「アメリカ原産の青い花」ということで「アメリカンブルー」と日本では呼ばれるようになりました。学名は「エボルプルス・ピロスス」といい、アメリカでは「ブルー・デイズ」という名称で知られます。

別名の「エボルプルス」は、本来400種ほどあるエボルプルス属の総称です。しかし、園芸用に用いられているのが、ほぼエボルプルス・ピロススとその園芸品種のため、エボルプルスと呼ばれることもあります。

アメリカンブルー(エボルブルス)の育て方のポイントは?

日当たりのよい場所で育て、茎を剪定して株のバランスをとることがポイントです。日に当たらないと弱い茎が生え、花が咲かなくなってしまいます。また、植えたまま放っておくと、茎ばかりが伸びてしまい、花が咲きづらくなってしまいます。定期的に剪定をして脇芽を出させます。

アメリカンブルー(エボルブルス)の苗植えの時期と方法は?

苗植え 黒土

種は一般に市販されていないことから、苗を鉢植えか地植えで育てていきます。植え付ける適期は、3~6月です。

鉢植えは、苗よりも1回り大きな鉢に水はけのよい土を準備し、株元が埋まるくらい深めに植え付けます。地植えは、株同士の間隔を10~20cm空けて、苗よりも1回り大きな植え穴を掘って植え付けましょう。根が弱いので、いずれの場合も根についた土は崩さずに植えるのがポイントです。

アメリカンブルー(エボルブルス)の土作り・水やり・肥料の与え方

土 肥料

土作り

水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)6~7:腐葉土3~4の割合で混ぜあわせたものがおすすめです。市販の草花用培養土を使ってもかまいません。地植えは、庭の土に腐葉土を2~3割混ぜ込んでおくと安心です。

水やり

湿気の多い環境が苦手で、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。地植えは、水やりをする必要はありません。

肥料の与え方

植え付けるときにゆっくりと効く緩効性の化成肥料を土に混ぜておきます。そして、花が咲いている4~10月は、株が消耗しないように植え付けと同様の肥料を2~3ヶ月に1回か、10~15日に1回液体肥料を与えます。

アメリカンブルー(エボルブルス)の剪定!切り戻しや摘心の時期と方法は?

剪定 ハサミ グローブ 手袋

アメリカンブルーの花をたくさん咲かせるために欠かせない作業が、切り戻しと摘心です。

摘心とは、新しく伸びてくる茎や枝の先を摘みとる作業です。摘心によって、新芽が横に分かれて生え、株のボリュームを増やすことができます。植え付けた苗の枝の数が少ないときは、草丈が5~10cmになったタイミングで茎先を摘みとっていきましょう。

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切り取るという、剪定方法の1つです。切り戻しをすることで、株の不要な茎が減って株のバランスがよくなるだけでなく、生長に必要な栄養を確保し、風通しをよくすることができます。アメリカンブルーは、横に伸びる性質があるので、株のバランスが悪くなりがち。定期的に切り戻しをして、草姿を整えていきましょう。また、花が全て咲き終わったら、株全体を半分くらいにカットすると、翌年の春にバランスのよい株ができあがります。

アメリカンブルー(エボルブルス)の冬越しの方法は?

寒さに弱く、気温が5度を下回ったり、霜に当たったりすると枯れてしまいます。鉢植えを屋外で育てている方は、室内に取り込みましょう。地植えの場合は、株を土から掘り上げ、鉢に移して屋外で管理してください。

アメリカンブルー(エボルブルス)の植え替えの時期と方法は?

生育が旺盛なので、鉢植えはすぐに根詰まりを起こしてしまいます。1年に1回、1回り大きな鉢に植え替えます。3~4月が適期で、手順は植え付け時と同様です。植え替えるときに、古い土は軽く取り除き、傷んだ根は切り落としておきましょう。

アメリカンブルー(エボルブルス)の増やし方!挿し木や株分けの時期と方法は?

挿し木

5~9月が適期です。

1. 7~10cmほどの長さに茎を切り落とす
2. 切り口を斜めにカットし、水に30~1時間ほど浸ける
3. 切り口にルートンなどの植物成長調整剤を塗る
4. 挿し木用培養土か赤玉土(小粒)に茎を挿す
5. 土が乾かないように水やりをし、明るい日陰で管理する
6. 10~14日で発根し、根が十分に伸びたら鉢や地面に植え替える

株分け

3~4月が適期です。土から株を掘り上げ、手で2~3株に株を分けます。そして、傷んだ根を取り除き、それぞれ植え付ければ完了です。植え付けてから1ヶ月は、肥料は必要ありません。株分けは、植え替えと同時に行うと効率的ですよ。

アメリカンブルー(エボルブルス)のかかりやすい病気や害虫は?

アブラムシ

植物の芽や茎、葉につく害虫で、針を挿して栄養を吸い取り、弱らせてしまいます。また、排泄物はすす病を誘発することから、早めに退治することが大切です。数が少ないときはピンセットやガムテープで株から引きはがせますが、大量に発生したときは薬剤を散布して駆除しましょう。

ハダニ

葉の裏に寄生し、白い斑点やかすり状の傷をつける害虫です。見つけたらすぐに殺虫剤を散布して駆除しましょう。水に弱いので、株全体にかけるように水やりをすると予防できますよ。

アメリカンブルー(エボルブルス)の花は夏のガーデニングにおすすめ

アメリカンブルー エボルブルス 花 青 地植え

暑い夏に、鮮やかな青色の花を咲かせるアメリカンブルーは、夏のガーデニングにおすすめです。インパクトはありませんが、横にはう性質や、小さな花が、他の植物を引き立ててくれますよ。花壇の前段に加えてみてください。

初回公開日: 2015年10月11日