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カリブラコアの花言葉と育て方!切り戻しや挿し木の時期と方法は?

ペチュニアによく似た形で、カラフルな花を咲かせるカリブラコア。春~秋にかけての長期間、たくさんの花を咲かせ、寒さに強いことから、冬越しも簡単。毎年きれいな花を咲かせてくれますよ。今回は、そんなカリブラコアの花言葉や育て方、切り戻しや挿し木の時期と方法などをご紹介します。

カリブラコアの花言葉は?

『あなたといると心が和む』『心が安らぐ』『自然な心』

ペチュニアの近縁種であることから、同じ花言葉となっています。安らぎを感じさせる花言葉が多いのは、花がタバコの花に似ていることに由来しています。

カリブラコアの学名・原産国・英語

学名
Calibrachoa
科・属名
ナス科・カリブラコア属
英名
Calibrachoa
原産地
南アメリカの温帯など
開花期
4~11月
花の色
ピンク、青、黄、白、オレンジ、茶、赤、紫、複色など
別名

カリブラコアとは?どんな花を咲かせる植物?

カリブラコア

カリブラコアは、南アメリカが原産の一年草もしくは多年草の総称です。もともとはペチュニアと同じペチュニア属に分類されていましたが、1825年にメキシコの植物学者によって新たな属として新設されました。

花姿はペチュニアによく似ていますが、葉っぱや花の大きさがペチュニアに比べて小さいことが特徴です。また、近年はカリブラコア同士だけでなく、ペチュニアとの品種改良が盛んに行われ、たくさんの園芸品種が開発されています。草丈は10~40cmほどと低く、直立するものとはって生長するものがあります。

カリブラコアの育て方のポイントは?

日当たりと風通しのよい場所で育て、泥はねを防ぐ工夫を施すことがポイントです。株元を敷きワラなどで覆っておくことで雨による泥はねを防ぎ、病気や害虫を予防することができます。また、冬越しさせたいときは、鉢植えにして室内に取り込むと安心です。

カリブラコアの種まきや苗植え!鉢植えや地植えの時期と方法は?

種まき

カンナ ハナカンナ 種まき 苗

種は通常市販されていないので、自分で育てた株から6~11月に採取したものを育てていきます。適した時期は、3~5月と9月です。種の殻は硬く発芽しにくいので、コンクリートなどでこすって傷をつけると発芽率が高まります。

1. ピートモスや赤玉土など種まき用の土をセルトレイや育苗箱に入れる
2. 種が重ならないよう、5cmほど間隔をとってまく
3. ラップやビニールをかぶせて土の乾燥を防ぐ
4. 日陰の涼しい場所で、土が乾かないよう管理する
5. 発芽したら、ビニールを外して引き続き管理する
6. 本葉が2~4枚になったら、生育のよいものを選んで鉢や地面に植え替える

苗植え

カリブラコア 苗

3~9月に鉢や地面に植え付けます。鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。地植えは、日当たりと風通しのよい場所を選び、土をよく耕してから植え付けましょう。株同士の間隔は、20~30cm空けておくと、蒸れを防ぐことができます。

カリブラコアの土作り、水やり、肥料の与え方

土作り

土作り 土壌改良 再生

水はけがよく、有機物に富んだ弱酸性の土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)4:酸度無調整のピートモス4:腐葉土2か、赤玉土(小粒)5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2の割合で混ぜた土がおすすめです。市販の草花用培養土は、酸度が弱アルカリ性から中性に調節されていることが多いので、赤玉土(小粒)か酸度無調整ピートモスを2~3割混ぜて土を酸性に傾けます。ペチュニア専用培養土を使ってもかまいません。

地植えは、耕した土に腐葉土や堆肥を2~3割混ぜ込んでおきます。ナス科の植物で連作障害が起こるので、以前ナス科の植物を育てた土は使わないようにしてください。

水やり

じょうろ 水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。地植えは、特に水やりの必要はありません。梅雨の長雨に当たると、株が腐ってしまうので、6~7月は雨除けを施すとよいですよ。

肥料の与え方

植え付け時に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜ込みます。たくさんの花を咲かせるために、たくさんの肥料を必要とするので、3~11月の生育期は、植え付け時と同じ肥料を2~3ヶ月に1回与えます。それでも肥料が足りず花つきが悪いようなら、液肥を10~14日に1回ほど施します。

カリブラコアの剪定の時期と方法は?

摘心

ハサミ 剪定 切り戻し 摘心 ハーブ 草

植え付け後2週間ほどたってある程度つるが伸びてきたら、先端を摘みとっていきます。すると、摘みとったところから左右に脇芽が生え、株のボリュームが増します。

切り戻し

梅雨を迎える前の5~6月に、茎の長さを1/2~1/3ほどまで切り戻します。これによって草姿を整え、株の蒸れを防ぐことができます。

花がら摘み

カリブラコア 花 地植え

枯れた花をそのままにしておくと、種がついて株の栄養が奪われてしまいます。また、株が蒸れて病気を発生させることも。種を採取したいとき以外は、しぼんだ花や枯れた葉っぱをこまめに摘みとっていきましょう。

カリブラコアの植え替えの時期と方法は?

無事に冬越しできた鉢植えは、4~6月か9月に1回り大きな鉢に毎年植え替えをします。植え替えの手順は、植え付け時と同じです。

カリブラコアの増やし方!挿し木の時期と方法は?

カリブラコア 寄せ植え 地植え

カリブラコアは、種まきと挿し木で数を増やすことができます。種まきの適期や方法は、上述した通りです。挿し木は、真夏と真冬を除いて、いつでも行うことができます。

挿し木

1. 茎を2~3節ほど切り取る
2. 先端の葉っぱを2~3枚残し、他を切り落とす
3. 切り口を斜めに切り、水に30分ほどつける
4. 赤玉土(小粒)など挿し木用の土に茎を挿す
5. 2週間ほどで発根し、十分に根が生えたら鉢や地面に植え替える

カリブラコアの栽培で注意する病気や害虫は?

アブラムシ

アブラムシ 葉

春に発生しやすい害虫で、新芽や茎葉に寄生して栄養を吸い取る害虫です。また、排泄物はすす病を誘発する恐れも。見つけたら早めに殺虫剤をまいて駆除していきましょう。

灰色カビ病

湿度の高い環境で発生しやすいカビが原因の病気です。茎葉に水がしみたような模様がどんどん広がり、次第に枯れてしまいます。病気にかかった部分は回復しないので、切り落とし、薬剤を散布して被害を食い止めます。

カリブラコアはペチュニアとよく似た草花

カリブラコア 寄せ植え 鉢植え

カリブラコアはペチュニアによく似ていますが、丈夫で雨にも強いことから、夏の寄せ植えに活躍してくれます。花の色が多いので、寄せ植えにすればシックなイメージや明るいイメージなど、思い通りの花壇を作ることができますよ。また、花が小さめで、主張しすぎないところもポイント。単体で育てるなら、ハンギングにするのもおすすめです。

初回公開日: 2016年01月13日