ペチュニアは、暑い季節になると花壇や鉢に植えてある姿をよく見かけますよね。色数が豊富で種類も多く、寄せ植えにもよく利用されています。今回はそんなペチュニアについて、花言葉や学名の由来、色・種類、開花時期などをまとめました。
ペチュニアの花言葉は?
『あなたと一緒なら心が和らぐ』『心のやすらぎ』『心がなごむ』
● 英語の花言葉
『your presence soothes me』(あなたと一緒なら心が和らぐ)
● 色別の花言葉
桃色:自然な心
白色:淡い恋
青色:ためらう気持ち
濃い紫色:追憶
明るい紫色:人気者
ピンク色:繁栄を極める
桃色の八重咲き:変化に富む
絞り咲き:邪魔者/恋の手紙を遮断された
ペチュニアの花言葉は、安らぎを感じさせるものが多いですよね。これは、ペチュニアの花がタバコの花に似ていることに由来し、タバコを吸っているときの気持ちを表してつけられました。
ペチュニアの花の色や学名は?
- 学名
- Petunia
- 科・属名
- ナス科ペチュニア属
- 英名
- Petunia
Common garden petunia
- 原産地
- 南アメリカ、ウルグアイ
- 開花期
- 4~10月
- 花の色
- 赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄、白青、桃、オレンジ、ピンク
- 別名
- 衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)
ペツニア
ペチュニアは、フランスのコンメルソンがウルグアイで発見し、ヨーロッパへ持ち帰った後に広まったといわれています。日本には「ツクバネアサガオ」という名前で伝わってきましたが、日本の寒い気候に合わず、あまり人気が出ませんでした。
その後、1989年にサントリー社が日本の気候に合うよう品種改良した「サフィニア」によって人気になり、今では品種改良の競争が激しい植物の1つとなりました。
見た目がタバコの花に似ていることから、属名はグラニー語でタバコを意味する「Petum(ペチュン)」に由来しています。
ペチュニアの花が咲く時期や見頃の季節は?
ペチュニアの開花時期は、4~10月までの暖かい季節です。寒さに弱いため冬には枯れてしまう一年草ですが、最盛期には夏の暑い日でもきれいな花を咲かせてくれますよ。
ペチュニアの種類や品種は?
ペチュニアには、赤、ピンク、青、紫といった多様な花色をした500以上の品種があります。また、咲き方も、八重咲きや一重咲きなど様々なものがありますよ。
ペチュニア ギュギュ ダブルラベンダー
コンパクトにまとまる株形で、詰まったようにたくさん小花がつく「ギュギュシリーズ」の中で、淡い青紫色の八重花を咲かせる品種です。うまく切り戻しをすることで3回ほど満開期を楽しむことができます。
ペチュニア さくらさくら
桜のような花びらが特徴的の、ファンが多い人気の品種です。薄ピンク色の花びらを5枚もち、剪定や育て方によって、小さな桜の木のような姿を楽しめます。
ペチュニア ジュリエット パープルフラッシュ
濃い紫色の花びらをした半八重咲き品種です。同種のペチュニア ジュリエットブラックと一緒に寄せ植えにすると、シックで大人っぽい雰囲気になりますよ。
サフィニアブーケ キューティライム
サントリー社が開発したサフィニア種の改良品種です。花びらの縁がライトグリーンになっており、株がブーケのようにコンパクトにまとまるのが特徴です。
ドレスアップ ローズ
たくさん咲いた濃いピンク色の花びらは、まるでバラのよう!高級感あふれる花姿が特徴の中輪八重花品種です。
ペチュニアの花言葉を胸に育ててみよう
ペチュニアは育て方に癖のない花なので、ガーデニングにもよく用いられる人気の花です。また、種類や品種によって花の形や色が様々なことから、イメージに合わせてプランターや鉢を彩ることができますよ。
癒やされる花言葉で寄せ植えにも人気のペチュニア。お気に入りの種類を見つけて、ぜひ育ててみてくださいね。
更新日: 2021年10月13日
初回公開日: 2015年06月14日