ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

【ゴーヤのグリーンカーテンの作り方】手順や管理のコツまとめ

最近、ガーデニングを楽しみながら省エネに役立つ「グリーンカーテン」が人気です。「ゴーヤのグリーンカーテン」も人気が高く、「一度作ってみたかった!」という方も多いと思います。今回は、そんなゴーヤのグリーンカーテンの作り方や育て方のコツについてまとめました。

ゴーヤで始めるグリーンカーテン!準備リスト

プランター

● プランター(高さ30、横60cm以上)
● ブルーシート(プランターに入れる土を混ぜるときに使用)

地植え/プランター共通

● ゴーヤの苗(1株)
● 支柱(ゴーヤを支える)
● 肥料(堆肥、化成肥料など)(30L)
● 培養土(30L)/野菜用の土(30L)
● 鉢底石
● 苦土石灰(20kg)
● 種を発芽させる容器(広く浅いものが理想)
● ネット(網目が10㎝程度のつる性植物用)
● ワイヤー(ネットを固定するための)
● スコップ/じょうろ/摘心用のハサミ
● 防虫剤(市販の植物保護液、活力剤)

ゴーヤのグリーンカーテンを作る前に!栽培環境は?時期はいつ頃?

栽培環境は、日当たりが良く、風通しの良い場所が最適です。植え付け2週間前に、苦土石灰と肥料を土によく混ぜておきます。プランターの場合は、野菜用の土を用意します。支柱にネットを通し、グリーンカーテンをする場所にワイヤーなどでしっかりと固定しておきましょう。

ゴーヤの苗は5月中旬以降に植えます。種から育てる場合は、植え付けの2~3週間前から、プランターで育てる場合はさらに2週間前から、準備を始めましょう。

ゴーヤのグリーンカーテンの作り方とコツ!

1. 種から苗を育てる

ゴーヤの種は、殻が固く水を吸収しにくいため一晩水につけておきます。種の水切りを行い、種まき用の容器に種まき培土を数cmほど敷いて、種をまき、土を被せます。朝晩の涼しい時間帯に水やりを行い、発語温度の25度をキープできる場所で育てます。約2~3週間で発芽します。

2.プランター用の土を作る

地植えの場合は、苗植えのときに土を耕します。プランターの場合は、ブルーシートの上で、用土を混ぜ、雨の当たらない場所で2週間ほど放置して熟成させます。混ぜる土は、培養土(30kg)+堆肥(10kg)+石灰(400gほど)。約2週間熟成させます。

3. 苗を土に植える

5月中旬以降で、本葉が3~4枚育ったときが苗植えの適期です。鉢底石をプランターの底に3cmほどしき、2週間熟成させた土を入れます。30~50cmほどの穴を掘り、苗を植えます。1つのプランター(横1mほど)に苗は2つにしましょう。

地植えの場合は、土を掘って培養土+石灰を適量加え、土を耕します。30~50cmほどの穴を掘り、60cm以上の間隔を開けて植えていきます。約1ヶ月間育てます。

4. ネットを張る

支柱とネットを用意し、作りたいカーテンのサイズまでネットを広げます。まずネットの左右、真ん中、上下の順に支柱をはめていきます。支柱を上下交互にくぐらせてネットと結びつけ、支柱同士は専用の金具もしくは針金などで固定します。

支柱とネットを結んだ後は、ネットを窓際に設置します。ネットの上部を固定し、下部を固定します。2枚以上ネットを使用する場合は、風で飛ばないように結束帯で結びましょう。できれば4~5人で協力するとスムーズですよ。

5. ネットにつるを絡める

ゴーヤのつるが20~30cmほどまで生長したら、ネットにつるを絡めます。優しくつるを持ってネットの網目を交互にくぐらせて、ネットにつるを沿わせます。生長に合わせて適宜ネットにつるを絡めてあげます。

6. 摘心でカーテンを作る

本葉が7~8枚(ゴーヤのつるが高さ1m未満)になったら、一番太いつる(親つる)の先端を数cm切り取ります。摘心を行わないとゴーヤのつるは縦に生長するだけで横に広がらず、カーテンができません。後は、伸びすぎてネットからはみ出したつるを切って整えます。

ゴーヤのグリーンカーテンの育て方!肥料や水やりの方法・時期は?

ゴーヤのグリーンカーテンには、2週間に1回の頻度で化成肥料か薄めた液体肥料をあげましょう。水やりは、早朝に1回たっぷりと水やりを行います。7~8月の暑い時期は、朝晩2回たっぷり水やりをしましょう。プランターも地植えの場合も同じだけの肥料と水やりを行います。また、防虫のために植物保護液や活力剤を与えましょう。

ゴーヤでグリーンカーテンを作るメリット!

ゴーヤのグリーンカーテンのメリットは、3つあります。初心者でも取り組みやすいことや、使い道が多いことから、小学校の授業でもグリーンカーテン作りが取り入れられています。

● 室内温度の上昇を数度ほど抑制する(日射の熱エネルギーの8割をカット)
● エアコンなどの電気代の節電
● 果実が食材になる

ゴーヤでグリーンカーテンを作る3つのポイント

ゴーヤでグリーンカーテンを作るうえで大切なことは、失敗原因の3大要素に注意することです。

1. 地植えでもプランター植えでも大きな場所を用意する

ゴーヤは根っこが広がって生長した分だけ、つるを伸ばしカーテンを幅広に生長させることができます。できるだけ大きな、余裕を持ったプランターを用意しましょう。

地植え(庭)の場合は、根っこに制限がかかりませんが、大きな場所に植えましょう。また、プランターが狭いとそれだけ水や肥料をこまめに与える必要が出てくるので、栽培が難しくなります。

2. 水と肥料を切らさない

ゴーヤは生長するほど水を多く必要とします。土が乾燥したら涼しい時間帯に水をあげましょう。目安は1日朝晩のどちらか1回です。天候や気温によって2回あげても構いません。割り箸をさしておき、土の乾燥具合を確認する方法がおすすめです。

3. 摘心、剪定を適宜行う

ゴーヤは摘心することで横に生長して広いカーテン状になります。摘心をしないと縦に細長い生長しかしません。中心のつるの先端を摘心することで、子づるへ養分が渡り横に生長してくれますよ。

ゴーヤでグリーンカーテンを収穫!時期はいつ頃?

ゴーヤは生長が早い植物なので、開花後約15~20日後の果実が収穫時期です。

ゴーヤは花が咲き、雄花の後に雌花が増えていきます。グリーンカーテンは、虫による自然受粉がなかなか期待できないので、人工的に受粉させてあげると果実が実ります。収穫後は、葉や茎が枯れていくのでそれに合わせてネットや支柱を回収して終了です。

ゴーヤでグリーンカーテンを作ってみよう!

ゴーヤでグリーンカーテンができると、植物を育てる楽しみだけでなく、日除け、節電、美味しい食材になるなど、良いことがたくさんあります。育てやすく、ガーデニング初心者の方にもおすすめなので、窓際に余裕のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

初回公開日: 2015年05月19日