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ゴーヤ(ツルレイシ)とは?どんな花が咲く?実の効果効能は?種類は?

夏バテ解消や風邪の予防に効果を発揮するといわれるゴーヤ。沖縄県民の長寿を支える健康食として注目を浴び、今では夏野菜の定番となっています。今回は、そんなゴーヤの花言葉や花、実の効果効能や種類・品種について紹介します。

ゴーヤ(ツルレイシ)の花言葉

『強壮』

ゴーヤは、栄養がたっぷり含まれた野菜で、夏バテを予防し、健康な体作りをサポートしてくれます。また、夏の暑さに負けない強さと生命力をもった植物でもあります。この性質から「強壮」という花言葉がついたとされています。

ゴーヤ(ツルレイシ)の学名・原産国・英語

ゴーヤ 学名 英語
学名
Momordica charantia
科・属名
ウリ科ツレレイシ属
英名
bitter melon
原産地
日本、中東インド、熱帯アジア
開花期
7~9月
花の色
黄色
別名
苦瓜(ニガウリ)
蔓茘枝(ツルレイシ)
ごおや
ゴーヤー
ゴーラ
ニガウイ
ニガゴイ
ニガゴリ
ニガゴーリ
トーグリ

ゴーヤ(ツルレイシ)とは?どんな花が咲く?咲かないときの理由は?

ゴーヤ 花

ゴーヤは東インド、熱帯アジアを原産地とするウリ科の植物です。ゴーヤといえば沖縄というイメージがありますが、九州など関東より西の暖かい地方でよく育てられています。日本には江戸時代初期、中国から琉球(現在の沖縄県)に渡来しました。

沖縄県では古くから「ゴーヤー」と呼ばれており、現在一般に広く使われているゴーヤという名前の語源となりました。ただこれは沖縄での呼び名で、本来はツルレイシという植物名です。ニガウリ(苦瓜)という別名は、果肉が苦いことから名付けられました。英名のbittermelonも、苦い瓜(苦瓜)の直訳が名前の由来となっています。また、原産国の1つである中国では、苦瓜、涼瓜、菩薘と呼ばれ、お茶や広東料理や台湾料理などに古くから使われています。

どんな花をいつ咲かせる?

ゴーヤは、7~9月頃に黄色い花を実の先端に咲かせます。雄花は日中に開花し、夕方にはほとんど落ちてしまいます。雌花の付け根には小さな膨らみがあり、受粉するとこの部分が肥大して実になります。雄花は、楽しまずに摘み取るとことで実に送られる栄養を増やすことができます。

ゴーヤを育てていると、花が咲かないこともあります。これは、株が小さく、花を咲かせるだけの力がないためです。また、生長よりも繁殖することを優先し、花を咲かせないこともあります。

ゴーヤ(ツルレイシ)の種類や品種は?

ゴーヤは「ツルレイシ(蔓茘枝)」の和名を持つことから、「れいし」と名のつく品種が数多く見られます。また、沖縄県は中長型と短太型、九州地方では細長型というように、地域によって主流のサイズや形が異なるのも特徴です。

あばしゴーヤ

長さ20~30cm、直径7~15cmくらいの胴の太い品種です。「あばし」とはハリセンボンの沖縄名(アバサー)に由来するもので、姿形が似ていることから名付けられました。

太れいし

乳緑色の上品な色合いの実は、あばしゴーヤとよく似た短太型です。長さは大きいものでも15cm程度ですが、太さは直径5~6cmにまで達します。

中長ゴーヤ

数こそ多くないものの、長さ25~30cm、直径5~6cmのゴーヤらしい濃緑色の実ができます。葉がよく茂るので、緑のカーテンにおすすめの品種です。

長れいし

4~6cmの直径に対して、長さ20~80cm以上にもなる細長型の実をつけます。現在の主流は緑色のものですが、白いものを「白長れいし」といい、「幻のにがうり」と呼ばれています。

白れいし(白ゴーヤ)

白い実をつけるゴーヤです。長さ10~20cm、直径5~7cmほどで、丸みを帯びたイボにはパールのような光沢があります。苦味が少ないので、生でもおいしく食べられます。

ウッチャボルダエ(プチレイシ)

長さ3~5cm、直径2~3cmほどの小さな実がつきます。原種に近いとされ、イボが鋭く、とても苦いので食用には向きません。主に生垣など観賞用として利用されています。

ミニゴーヤ

通常のゴーヤより小さめの葉がたくさんつき、子づるを旺盛に伸ばすので緑のカーテンに向いています。手のひらサイズの実は食用にもなり、ゴーヤの魅力を手軽に楽しめると人気です。

アップルゴーヤ

2013年頃に流通し始めた新品種で、実は大きいもので重さ1kgにまで達します。苦味は通常のゴーヤの1/10程度とごく控えめで、メロンのような丸くて白い実がインパクト抜群です。

ゴーヤの栄養成分は?どんな効果効能がある?

ゴーヤ 実

ゴーヤは、夏バテを防いで体を元気にしてくれる成分がたくさん含まれています。ビタミンCは、可食部100gあたり76mgと、トマトの5倍以上含まれています。

独特の苦味は果皮に含まれる成分「モモルデシン」によるものです。モモルデシンは、胃の粘膜を保護し、大脳の中枢神経を刺激して食欲を増進させる効果があります。

さらに、血糖値を下げて体を冷やす効果があるので、夏ばてや熱中症を予防してくれます。ゴーヤのもたらす数々の効能を見ると、沖縄の方が長生きをする理由も納得ですね。

ゴーヤ(ツルレイシ)には栄養がたっぷり!

ゴーヤ 木

つい数年前まで、沖縄県や九州地方を中心とした一部の地域でのみ食べられていたゴーヤも、最近では知名度が上がってどこのスーパーでも購入できるようになりました。近年はアップルゴーヤのように苦味の少ない新品種が続々と開発され、毎日の食卓に取り入れやすくなっていますよ。ゴーヤが苦手な方は、食べやすいタイプからはじめてみてはいかがでしょうか。

初回公開日: 2015年08月24日