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ハナキリン(花麒麟)とは?種類や品種は?

鋭いトゲがよく目立つハナキリン。多肉植物のため、真夏の直射日光にも強く、1年を通して小さくてかわいらしい花を咲かせます。今回は、そんなハナキリンがどんな植物なのかと、その種類について詳しくご紹介します。

ハナキリン(花麒麟)の花言葉

ピンク色のハナキリンの花の画像

『純愛』『冷たくしないで』『早くキスして』『独立』『自立』『逆境に耐える』

ハナキリンは、茎全体を覆うようにたくさんのトゲが生え、その先端に唇のような形の小さな花を咲かせます。この鋭いトゲにちなんで「逆境に耐える」、唇のような小さな花にちなんで「早くキスして」「純愛」という花言葉がつけられました。

ハナキリン(花麒麟)の学名・原産国・英語

学名
Euphorbia milii
科・属名
トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
英名
Crown of thorns
Christ Plant
Kiss me quick
原産地
マダガスカル島
開花期
4~11月 ※暖地では周年
花の色
ピンク、赤、オレンジ、白、黄色
別名

ハナキリン(花麒麟)とは?どんな花を咲かせる植物?

ピンク色のハナキリンの花の画像

ハナキリンとは、トウダイグサ科・トウダイグサ属に分類される多肉植物です。アフリカ大陸の東に位置するマダガスカル島が原産で、草丈は20~100cmほどに生長します。乾燥には強い反面、寒さにはやや弱い性質があることから、一般には鉢植えで栽培されます。

ハナキリン(花麒麟)のトゲと毒に注意

ハナキリン トゲ

長さ2cmほどのトゲがある茎を持ち、その先に1~1.5cmの花を数輪ずつまとめて咲かせます。トゲは古い茎にだけしかつかず、若い茎には卵型の葉っぱが生えます。花色はピンクや赤、オレンジ、白、黄色など鮮やか。10度以上の気温を保つことで、季節を問わずに1年中花を咲かせてくれます。ただ、この花として見られる部分は苞(ほう)と呼ばれる葉っぱが色づいたもので、本物の花はその中心にある小さな部分なんですよ。

また、茎や葉っぱを傷つけると、切り口から白い乳液を出します。これには有毒成分が含まれており、触れた皮膚に炎症があらわれたり、目に入って失明したりといった事例が報告されています。手入れをするときは、触れないように注意が必要です。

ハナキリン(花麒麟)の種類や品種は?

ハナキリン

ハナキリンには、姿や形がわずかに異なる仲間が16種ほど存在します。今回は、そのうちのいくつかの品種をご紹介します。

スプレンデンス

広く栽培されるハナキリンの代表的な品種です。ハナキリンは、本来は本種を指す園芸名だったのですが、近年ではトウダイグサ属に分類されるスプレンディスとその仲間の総称となっています。草丈は2mほどまで伸び、鮮やかな赤い花を咲かせます。花数は1、2、4と倍に増え、多いものは32輪もの花を茎の先端につけます。

ミリー

基準変種として、他の変種との違いを判断するための基準になる品種です。濃い赤色をしたきれいな花を咲かせますが、栽培されることはほとんどありません。

ブレオニー

「竜血鬼」という園芸名を持つ品種で、赤色の花を咲かせます。茎の頂点にロゼット状に葉っぱをつけ、葉柄がわずかにあります。

ヒスロピー

主茎の太さが3~4cmほどになる、ハナキリンの中でも大型な品種です。緑褐色から灰褐色、茶褐色へと茎の色が変化し、赤やピンクの花が咲きます。別名「千里紅」とも呼ばれます。

トゲナシハナキリン(棘無花麒麟)

ハナキリンによく似た見た目をした同属別種です。茎にトゲがないことが特徴で、ハナキリンに比べて寒さに弱い性質をしています。

ハナキリン(花麒麟)は周年花が咲く多肉植物

ハナキリン 鉢植え

ポインセチアなど様々な種類が分類されるトウダイグサ科に属するハナキリン。多肉植物としての特徴から、乾燥に強く、室内でも育てやすいとされています。2cmもトゲがあるのは、なんとも痛そうですよね。ただ、その先端に咲く花はかわいらしく、トゲとのギャップから好んで栽培する人も多いんですよ。100均でも手軽に購入して楽しめるので、ぜひお部屋に1鉢加えてみてください。

初回公開日: 2016年03月11日