枯れてしまって悲しい気持ちになるからと、花束のプレゼントを好まない人もいますよね。でも、きれいな花を見て、心があたたかくなることもたしかです。そんな人には、土に植えられている鉢花がおすすめ。ラッピングを少し工夫するだけで、おしゃれな贈り物になりますよ。今回は、鉢花のおしゃれなラッピング方法をいくつかまとめました。
1. 包装紙で鉢をまるごとラッピング
一番簡単なラッピング方法は、包装紙で鉢をまるごとくるむことです。選ぶ植物と包装紙によって、雰囲気ががらりと変わりますよ。例えば、ラメや光沢の入ったものなら豪華に、クラフト紙ならアンティーク調、レース柄ならふんわり女性らしい印象に仕上がります。
作り方
- 材料の包装紙とリボンを用意する
- 鉢がすっぽりと入るくらいの大きさに包装紙を切る
- 包装紙の中央に鉢を置く
- 鉢の左右の包装紙を織り上げる
- 残った部分の包装紙を内側に入れるように折る
- 包装紙の角を外側に向けて折る
- 包装紙の上からリボンをぐるりと1周させ、蝶結びにする
2. 麻布や不織布でくるむ
麻でできた薄手のプレースマット(ランチョンマット)や不織布で鉢花を包めば、ナチュラルな雰囲気のラッピングになります。100円ショップで気軽に購入でき、やわらかいので包むのも簡単。網目が荒ければ、違う色のリボンを何本か通してみてもかわいらしいですね。
3. 鉢をデコレーションする
ペンキや粘土、布を使って鉢そのものをデコレーションしてしまうのも1つの方法です。花に合ったおしゃれな鉢なら、長く飾って楽しんでもらえますよ。デコレーションした鉢は、見えるようにラッピング用のセロファンで包むのがおすすめです。
4. 風呂敷で和のラッピング
ラッピングというと、洋風のイメージになりがちですよね。ただ、サクラソウなど和の雰囲気をもつ植物には、和風のラッピングがよく似合います。そんなときは、風呂敷を鉢の周りにくるりとまくだけで、すてきな姿に早変わり。風呂敷の柄によっても、印象が変わってきますよ。リボンのかわりに水引風のリボンをアレンジするとかわいらしく仕上がります。
5. 紙袋にすっぽり入れてラッピング
鉢が収まるくらいの高さに紙袋を水平に切り、中に鉢植えを入れるだけでも立派なラッピングになります。包装紙に比べて手間がかからず、不器用な人でも楽ちんです。ラッピングセロファンでさらに包んで包装したり、縁の当たりできつくリボンを結んでフリルをつけたりと、自分なりのアレンジを加えてみてください。
花に合う包装グッズを選ぶのが鉢花を上手にラッピングするコツ
鉢は丸みがあるものが多くて包みづらく、花を傷つける心配もあることから、自分でラッピングするのはむずかしそうですよね。ただ、やわらかい素材でできた包装グッズを選ぶことで、手軽に鉢花をデコレーションできますよ。花とよく合う包装グッズを選ぶことで、花自体を引き立てる効果もあります。ただ、鉢植えをラッピングしたままだと、蒸れて弱ってしまうので、プレゼントした後はすぐに包みから早めに取り出してもらうようにすると安心です。
更新日: 2016年03月18日
初回公開日: 2016年03月18日