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猫柳(ネコヤナギ)とは?花言葉や育て方は?

猫柳は、ふわふわとした花が特徴的な樹木です。川辺に自生し、春の訪れを知らせてくれる樹木として古くから日本で親しまれてきました。また、枝ぶりが美しく、風流なことから、華道の花材としてもよく利用されますよ。今回は、そんな猫柳とはどんな植物なのか、花言葉や育て方を交えてご紹介します。

猫柳(ネコヤナギ)の花言葉とは?

『自由』『努力が報われる』『親切』『思いのまま』

猫柳という名前は、花が猫のしっぽのようにふわふわの毛に覆われていることに由来します。この猫のイメージと結びついて、「自由」「思いのまま」という花言葉が付けられたとされています。

猫柳(ネコヤナギ)の学名・原産国・英語

学名
Salix gracilistyla
科・属名
ヤナギ科・ヤナギ属
英名
Pussy willow
原産地
日本
開花期
2~4月
花の色
白など
別名
カワヤナギ
エノコロヤナギ

猫柳(ネコヤナギ)とは?どんな花を咲かせる?

ネコヤナギ

猫柳は、ヤナギ科・ヤナギ属に分類される落葉性の樹木で、日本全国の川辺に自生しています。樹高は1~3mほどに生長し、早春を告げるように猫のしっぽのようなかわいらしい花穂を付けます。花は、太い筒状の毛で覆われていることから、手触りはなめらか。その内側から長い糸のような花を咲かせます。

猫柳(ネコヤナギ)の育て方のポイントは?

日当たりがよく、湿り気のある環境で育てることがポイントです。水辺に生息していることから、乾燥してしまうと生育が鈍ってしまいます。

猫柳(ネコヤナギ)の苗植えの時期と方法は?

ライム 苗

葉っぱが枯れ落ちている11~3月が苗植えの適期です。サイズが適当なので、鉢植えで育ててもかまいませんし、フェンス越しなど庭の植木としてなど様々な育て方を楽しめますよ。

鉢植えは苗よりも1回りほど大きな鉢に、粘土質の土を入れて植え付けていきます。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:ピートモス1の割合で混ぜた土を使うのがおすすめです。

地植えは、日当たりがよい場所を選んで、水もちのよい土に植え付けます。土の水はけがよすぎるときは、植え穴を掘った土に、腐葉土や赤玉土を足すとよいですよ。

猫柳(ネコヤナギ)の水やり、肥料の与え方

水やり  (1)

水やり

水をやりすぎる心配がないほど、猫柳は水を好みます。むしろ乾燥すると弱って枯れてしまうので、土が乾燥する前に鉢植えは水やりをしてください。地植えも、日頃の水やりはしなくてよいですが、夏場など乾燥しやすいときは水を与えてもかまいません。

肥料の与え方

2月頃、株元にゆっくりと効く緩効性化成肥料か油かすなどの有機質肥料を施すと生育がよくなります。基本的には強い樹木で、肥料を多く与えると枝が伸びて樹形が乱れてしまうので注意してください。

猫柳(ネコヤナギ)の剪定の時期と方法は?

ネコヤナギ

花が咲き終わった4月下旬~6月の間に、枝を整える目的で剪定をします。混み合っているところや、絡み合っている枝、古い枝を選んで切り落としていきましょう。毎年行う必要はなく、3~5年に1回ぐらいの頻度でよいですよ。

猫柳(ネコヤナギ)の植え替えの時期と方法は?

植え替えは落葉期の11月〜3月に行います。根がよく伸びるので、鉢植えは1年に1回は1回り大きな鉢に移します。株を取り出したら古い土と傷んだ根を落としてください。

猫柳(ネコヤナギ)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

ネコヤナギ

3月上旬に、前の年に伸びた枝を20~30cm切り取り、挿し木にしていきます。丈夫な植物で発根しやすいので、基本に忠実なら高い確率で株を増やすことができますよ。赤玉土(小粒)単用など、挿し木用の土を鉢に準備し、中心に切り口を差し込んでいきます。その後は土が乾かないよう水やりをして、根が十分に生えたら鉢や地面に植え替えます。

猫柳(ネコヤナギ)の栽培で注意する病気や害虫は?

アブラムシ 葉

アブラムシなどの害虫や、うどんこ病、サビ病など病気の被害にあうことがあります。特に梅雨時にはうどんこ病にはよくかかります。発症すると、葉っぱが白いカビで覆われ、株が弱ってしまうので、予防策を講じたり、病気にかかった箇所は切り落としたりして対処しましょう。

猫柳(ネコヤナギ)は華道の花材に人気

ネコヤナギ

華道の花材として利用されることの多い猫柳。生けた枝をそのまま土に挿しても発根するほど生命力が強く、育てやすい樹木です。手入れも簡単で、剪定も大きな手間にならないこともポイント。まだガーデニングははじめたばかりだけれど、ちょっと木を育ててみたいという方にはぴったりですよ。花穂の色がピンクに染まる園芸品種などもあるので、ぜひ見つけてみてくださいね。

初回公開日: 2016年04月02日