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柳(シダレヤナギ)の育て方。挿し木や剪定の方法は?

柳は、陰陽道では陽の気を持つとされ、古くから鬼門を封じる霊力のある樹木とされてきました。一般的にシダレヤナギのことを指し、水辺に生える街路樹として今でも親しまれています。新緑の頃の柳は、笹のような細長い葉っぱがさわやかで、見ていると穏やかな気持ちになれますよ。今回は、そんな柳の育て方についてご紹介します。

柳(シダレヤナギ)の育て方のポイントは?

日当たりがよく、湿り気のある土に植え付けることが育てるポイントです。柳は乾燥が苦手なので、水もちのよい粘土質の土に植え付けるようにしましょう。それ以外は、生命力旺盛で、寒さにも暑さにも強いので育てやすいですよ。

柳(シダレヤナギ)の苗植えの時期と方法は?

ヤナギ シダレヤナギ

柳は種まきから育てると大きくなるまでに長い時間がかかることから、苗から育てていくのが一般的です。11~4月に鉢か地面に植え付けていきます。最終的には10mを超えるほど大きくなるので、大きくなってきたら鉢植えは地植えに切り替えるとよいですよ。

鉢植え

苗よりも1回り大きな、深さのある鉢に植え付けていきます。土質は選ばないので、赤玉土(中粒)単体か、そこへ2割ほど腐葉土や堆肥を混ぜて水もちをよくしたものを使うとよいですよ。日当たりのよい屋外で管理していきましょう。

地植え

日当たりのよい粘土質の土地に植え付けていきます。生長が早く、根が広がりやすいので、他の樹木とは距離をとり、広いスペースに植えると安心です。苗よりも1回り以上大きな植え穴を掘り、植え終わった後はたっぷりと水を与えてください。

柳(シダレヤナギ)の水やり、肥料の与え方とは?

苗木 水やり 地植え

水やり

乾燥を嫌うので、水切れを起こさないよう注意します。鉢植えは、土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えます。受け皿に溜まった水は捨てるようにしてください。地植えは、根がはってしまえば降雨だけで十分育ちます。

肥料の与え方

生育旺盛なので、たくさんの肥料は必要ありません。鉢植えは、花が咲き終わった4月と6月上旬に窒素分の多い緩効性化成肥料を株元に施します。地植えは、弱っているようであれば鉢植えと同じ肥料を与えるくらいで大丈夫です。

柳(シダレヤナギ)の剪定の時期と方法は?

挿し木 増やし方 剪定 切り戻し (1)

11~4月の間、樹形を整える剪定を行います。花芽ができる前に剪定しないと、花が咲かなくなってしまうので注意してください。また、芽吹く力が強いので、多少切りすぎたかなと思うくらい枝を切り落としたほうが、翌年にたくさんの枝を生やしてくれますよ。

混み合っているところや、伸びすぎた枝、からなり合っている枝などを付け根から切り落としてください。鉢植えは、6月頃にもう1回軽く剪定をすると、樹形がきれいにまとまります。

柳(シダレヤナギ)の植え替えの時期と方法は?

根をよくはって生長するので、毎年植え替えをして根詰まりを防ぎます。11~4月に、剪定と合わせて1回り大きな鉢に植え直すと、根をはりやすいですよ。

柳(シダレヤナギ)の増やし方。挿し木の時期と方法は?

挿し木 増やし方 剪定 切り戻し (7)

2~10月頃、葉っぱが生えて生長がよい時期であれば、いつでも挿し木で増やすことができます。枝を20~30cmほどの長さに切り落とし、赤玉土(小粒)など清潔な土に挿して、半日陰で管理していきます。根が生えるまでは、土が乾かないよう水やりをしてください。2週間ほどで根が生えてくるので、長さが十分になったら鉢や地面に植え替えてください。

柳(シダレヤナギ)は育てやすい落葉樹

ヤナギ シダレヤナギ

柳は湿地に自生していることから、乾燥した環境を苦手としています。ただ、それ以外は、古くから日本で栽培されていたこともあって、環境に合った育てやすい樹木です。しかも、病気や害虫の心配が少ないこともうれしいポイントです。大きく生長することから、流通量は多くありませんが、気に入ったならぜひ育ててみてください。

初回公開日: 2016年03月18日