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ギョリュウバイとは?花言葉や種類は?

殺菌効果が高く、健康にもよいことから最近流行しているマヌカハニー。その原料となるのが、ギョリュウバイの花の蜜です。梅のように小さな、濃いピンク色の花を咲かせます。常緑樹で、樹高の高いものや低いものがあるので、鉢植えや地植えなど色々な場所で楽しむことができますよ。今回は、そんなギョリュウバイとはどんな樹木なので、花言葉や種類などをご紹介します。

ギョリュウバイの花言葉や意味・由来は?

『蜜月』『華やいだ生活』『素朴な強さ』『濃厚な愛』

親密な関係にあることを意味する「蜜月」という花言葉は、仲良く寄り添うように咲く花姿のたとえとなっています。また、マヌカハニーがミツバチとギョリュウバイによって作られるという関係性を表しているともされます。「華やいだ生活」は、荒野を開拓するニュージーランドへの移民の厳しい生活に潤いを与えてきたことに由来します。また、マヌカハニーがニュージーランドの原住民 マオリ族の人々にとって大切なエネルギー源であったことから、「素朴な強さ」という花言葉が付けられました。

ギョリュウバイの学名・原産国・英語

学名
Leptospermum scoparium
科・属名
フトモモ科・レプトスペルマム属
※ネズモドキ属、ギョリュウバイ属
英名
Manuka
Tea tree
原産地
ニュージーランド、オーストラリア南東部
開花期
11~翌6月
花の色
白、ピンク、赤
別名
杜松擬(ネズモドキ)
マヌカ
ティーツリー
ニュージーランドティーツリー
レプトスペルマム
松紅梅(ショウコウバイ)
御柳梅(ギョリュウバイ)

ギョリュウバイとは?どんな花を咲かせる?

ギョリュウバイ

ギョリュウバイは、フトモモ科・レプトスペルマム属に分類される常緑性のニュージーランドを原産とする常緑性の低木です。オーストラリア南東部とニュージーランドが原産で、ニュージーランドの国花に指定されています。原産地では、葉っぱに薬効があることから、薬用茶として古くから利用されてきました。また、マヌカハニーの蜜源となる花を咲かせます。

樹高は、0.3~5mほどで、トゲのある枝をたくさん生やしていきます。そこには、先端の尖った細く小さな葉っぱが互い違いに生え、秋の終わり頃から梅に似た直径1~2cmほどの花を咲かせます。白やピンクに染まる花は、一重と八重の2種があります。この花の姿が梅に、葉っぱの形が御柳(ギョリュウ)に似ていることから、「御柳梅」と名付けられました。

ギョリュウバイからとれるマヌカハニーの効果や効能は?

ギョリュウバイ マヌカハニー

ギョリュウバイの蜜から作られるハチミツは「マヌカハニー」と呼ばれ、健康や美容によい食材として近年人気を集めています。通常のハチミツよりも強い殺菌、抗菌作用があるとされ、腸内に潜むピロリ菌や黄色ブドウ球菌、大腸菌などを撃退するほか、風邪のウイルスや虫歯の治療にも高い効果が期待されています。また、肌に塗ることでも効果を発揮し、傷ややけどの治りが早くなるほか、ニキビや口内炎、美肌にもよいとされていますよ。

ギョリュウバイの種類や品種は?

ギョリュウバイの仲間は、オーストラリアとニュージーランドを中心に、30種ほどが分布しています。日本で流通しているもののほとんどは低木で、寒さに弱いことから鉢植えで栽培されていますよ。ただ、中には10m以上に生長する高木もあるんです。以下に、よく知られるギョリュウバイの種類や品種をご紹介します。

レプトスペルマム・スコパリウム

最も日本で流通している品種で、園芸でギョリュウバイといえば本種を指します。戦後、日本へと渡ってきました。

レプトスペルマム・メリンダ

ギョリュウバイの仲間で、春にローズピンク色をした花をたくさん咲かせます。スコパリウムとスペクタビレの2種を交配させて作られた園芸種で、樹高が低く、枝は垂れ下がります。

ギョリュウバイ・ビーナス

樹高1~4mに生長する大型の品種で、大きな花を咲かせるのがビーナスの特徴です。花色や赤や濃いピンク色で、一重咲きになります。

レプトスペルマム・ナニュームルブラン

秋から冬にかけて、葉っぱが緑色から美しい赤褐色へと変化するのが特徴的なギョリュウバイの仲間です。春になると、ピンクの小花を咲かせます。

レプトスペルマム・ウィルソンホワイトティー

シルバーリーフが美しい品種です。樹高は1~4mほどになり、庭植えや寄せ植えなどさまざまなシーンで活躍します。冬~春にかけて白くかわいらしい花を咲かせます。

レモンティーツリー

ギョリュウバイと同じ属の仲間であるレモンティーツリー。樹高4m、幅3mほどの丸い樹形に育ちます。レモンのような強い香りが特徴で、春~初夏に花径1.5cmほどの白い花を咲かせます。

ギョリュウバイは鉢植えもできる

ギョリュウバイ

ギョリュウバイは枝を密に生やし、そこへたくさんの花を咲かせる姿が見事な低木です。特に鮮やかな色の花は、見る人を惹きつける魅力的がありますよ。スリムな姿で、背丈も低いことから、鉢植えやコンテナでコンパクトに仕立てて育てることもできますよ。寒さには弱い性質があるので、冬の手入れに注意しながら、ギョリュウバイを使って部屋や庭を華やかに彩ってみてくださいね。

初回公開日: 2016年03月20日