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ハナミズキ(花水木)の花言葉、種類や色は?見頃の季節や開花時期は?

歌手一青窈さんの歌でも有名なハナミズキ。アメリカを代表する木でバージニア州とノースカロライナ州の州花にもなっていますが、日本がワシントンDCに桜を送ったお返しにハナミズキが送られてきました。日本人が桜を愛するように、アメリカではハナミズキは最も愛される花の一つです。今回はハナミズキの花言葉や種類、色、開花時期などについてご紹介します。

ハナミズキの花言葉!意味や由来は?

ハナミズキ

『私の想いを受けとめてください』『返礼』『永続性』『公平にする』『華やかな恋』

●英語の花言葉

『durability(永続性、耐久性)』

アメリカでは「legend of dogwood trees(ハナミズキの伝説)」というお話しが有名です。

ハナミズキがキリストのはりつけに使用された木材だといわれ、悲しい理由に使われたハナミズキを想って、「これからドッグウッドは、十字架に使われるほどの大きさには生長しないだろう」とキリストがいいました。その後、木は細くなって曲がり、花びらは十字架の形となり、血のような赤色が残り、花の中心にいばらの冠を身にまとったとされています。

ただし、実際の旧約聖書内には、具体的にどの木材が磔に使用されたのかは記載されておらず、この伝説の出所は不明ということです。この伝説から、『永続性』や『返礼』という花言葉が生まれたのでしょうか。伝説が生まれるほど、愛されている花だといえますね。

ハナミズキの学名・原産国

ハナミズキ
学名
Cornus florida/Benthamidia florida
科・属名
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
英名
flowering dogwood
原産地
北アメリカ東部~メキシコ北東部
開花期
4~5月
花の色
白、ピンク、赤
別名
アメリカヤマボウシ

ハナミズキとは?どんなの特徴の花を咲かせる?

ハナミズキ

ハナミズキは4~10メートルと大きく育つ落葉高木で、横に広がっていくので、植える場所は広い場所が適しています。どの品種も寒さや暑さに強く、乾燥にも強い樹木です。

春になると、総苞片(そうほうべん)とよばれる色づいた葉っぱが大きくなります。花のように見えますが、この総苞片をたくさん付けた姿がハナミズキの花の正体なんですよ。

本当の花は、この総苞片に守られるよう中心に密集して咲いています。

また、一年を通して楽しめるハナミズキは、街路樹や、誕生木、公園樹、家のシンボルツリ―などとして植えられている人気の高い樹木です。

南は沖縄、北は北海道まで日本中で咲く花ですが、北海道北部での冬越しは難しいといわれています。

名前の由来

ハナミズキの樹皮を使って犬のノミ取りをしたことから、「ドッグウッド(犬の木)」という名前がつけられたといわれています。

ハナミズキ開花時期と見頃の季節は?

ハナミズキ 花水木 

4月~5月頃まで白やピンク、赤色の花を楽しむことができますが、一番の見頃は4月中旬~下旬です。

ただ、開花後の秋、10月頃にむけて赤い実をつけ、晩秋には紅葉を楽しむことができます。紅葉の見頃は10月中旬~11月上旬ですが、紅葉が枯れるまでずっと楽しめる花ですよ。

ハナミズキの種類や品種、色は?

ハナミズキ

チェロキーチーフ

ハナミズキの中でも最も多く、街路樹や記念樹として日本でも各地で見られます。紅色の大きな花で、花付きの良さが特徴です。

レッドジャイアント

北米が原産地で、春には濃い赤色の花を咲かせてくれます。秋は葉の色が鮮やかで一年を通して楽しめる品種です。

ジュニアミス

桜の季節が終わった頃に咲き始める品種で、花弁の周辺が濃い鮮やかな赤色になります。ピンクの大輪花が明るい花色で、ハナミズキの中でも人気のある改良品種です。

クラウドナイン

純白の大輪花で花付きの良い、少し小ぶりな品種です。白花種の中では代表的なものです。寄り添うようにして何輪にも咲く小ぶりなクラウドナインは可憐な印象を与えてくれます。

ディブレイク

花は斑入りの白色の品種ですが、葉の色の変化が特徴的で、芽だし時は黄緑色ですが、5月頃にはまだら入りの黄金色に変わります。秋の紅葉の季節もきれいに色づいた葉を楽しめます。

チェロキーサンセット

春に赤い芽が出始めると、5月ごろに黄金色の斑入りの花が咲き、夏まで観賞できます。秋には三色の紅葉が美しく、春から秋にかけて葉の色の変化を楽しめます。斑もようの葉っぱが美しい品種です。

ステラピンク

ヤマボウシとハナミズキを交配したもので、ハイブリッドハナミズキと呼ばれる高品位種です。南北海道などの寒冷地でも乾燥や寒さに強く冬を越すことができます。病気にもなりにくく、大きい花びらと葉っぱが特徴的です。

ハナミズキは花、実、葉(紅葉)の3つを楽しめる

ハナミズキ

8~9cmほどの花で、木一杯に咲いたところはとてもきれいで、一日中見ていても飽きないほどです。花弁に見えるのは、実は総苞片(そうほうへん)と呼ばれ、本当の花は中心部に小さな花が集まっている黄緑色をした塊部分です。

本来の花は0.5cmほどです。本来は白い花なのですが、ピンクや紅色の品種もあります。新緑の季節、花が咲き乱れる季節、赤い実がなって紅葉する季節など、四季折々楽しむことができる樹木です。

初回公開日: 2015年05月08日