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ブドウ(葡萄)の種類や品種、花言葉まとめ!旬の時期や季節は?

秋の味覚狩りとして、子供から大人まで大好きなブドウ。スーパーに並び、スイーツに使われているのを見かけると、秋の訪れを感じますよね。近年では、ブドウのもつ栄養素やパワーが、美容や健康によいとされ、健康食品としても注目されていますよ。今回は、そんなブドウについて、花言葉や種類・品種、旬の季節などをご紹介します。

ブドウ(葡萄)の花言葉とは?

『陶酔』『忘却』『慈善』『人間愛』『親切』『好意』『信頼』『思いやり』『酔いと狂気』

「陶酔」という花言葉は、ブドウがワインの原料となることに由来します。「忘却」もまた、ワインで酔うことによって、悲しみや悩みを忘れさせてくれることにちなんで付けられました。「慈善」「人間愛」「親切」は、ワインがキリスト教では血の象徴として扱われていることに由来しています。

ブドウ(葡萄)の学名・原産国・英語

学名
Vitis
科・属名
ブドウ科・ブドウ属
英名
Grape
原産地
中近東
開花期
5~6月
収穫期
8~10月
別名
グレープ

ブドウ(葡萄)とは?木の生え方や花、実の付き方は?

ブドウ 葡萄

ブドウとは、ブドウ科・ブドウ属に分類されるつる性落葉低木とその実のことを指します。原産地は品種によってさまざまで、ヨーロッパ原産のものや北アメリカ原産のものに分かれます。

草丈は、つるの仕立て方によって調節できますが、3~5m程度に生長します。葉っぱは、15~20cmほどの大きさで、両側に切れ込みがあります。初夏になると香ばしい香りを放ちながら、黄色の小さな花が穂のように集まって咲きます。1本の木に雄しべと雌しべが付き、自家受粉できることが特徴です。その後、結実して果実は房のように付いていきます。果皮は緑色や濃紫色で、内部は淡緑色をしています。

名前の由来

元々、ギリシャ語で「botrus(ボトルス)」と呼ばれていましたが、中国に伝わるときに「葡萄」と呼ばれるようになりました。日本でもそのまま漢字が使われ、botrusの発音から「ブドウ」という和名になったそうです。

ブドウ(葡萄)の旬の時期や季節は?

ブドウは、花が咲いて結実し、8~10月に旬の時期を迎えます。品種によっても違いますが、8月中旬から巨峰が店頭に並びはじめ、その後マスカットやデラウェアなど色々な種類が出揃ってきます。巨峰をはじめ、多くは9月が最も収穫が多く、8月や10月が次いで旬の時期になっています。全体がまんべんなく色づき、実にツヤとハリがあるものがおいしいんですよ。

ブドウ(葡萄)の効果・効能は?

目の疲労回復

ブドウにはたくさんのポリフェノールが含まれており、「ポリフェノールの宝庫」とも呼ばれています。ポリフェノールの1種であるアントシアニンには、目の疲れを癒やすほか、糖尿病からの目の病気や視力を回復させる効果があるとされています。さらに、悪玉コレステロールの発生を防ぎ、血液をきれいにしてくれるので、動脈硬化やガンの予防にもつながります。

抗酸化作用

また、ポリフェノールの1種であるレスベラトロールは、美容界で注目されている成分です。高い抗酸化作用をもつことから「若返り成分」ともいわれており、シミやシワの原因である活性酸素を除去し、美肌や老化防止といったアンチエイジング効果が期待できます。

筋肉の疲労回復

主成分のブドウ糖は、体内に吸収されやすく、すぐエネルギーになるので疲労回復に効果的。脳にとって唯一のエネルギー源でもあり、脳の働きを活発にし、集中力を高めてくれますよ。

ブドウ(葡萄)の種類や品種は?

ブドウ 種類 葡萄

ブドウは、世界中に10,000種以上が存在するほど品種が多く、大きく分けると「黒」「赤」「緑」に分けられます。

巨峰

石原早世とセンテニアルを交配して生まれた黒いブドウの定番品種です。正式な品種名は「石原センテニアル」といい、「巨峰」は商品名となっています。果皮は濃い紫色、果肉は淡い緑色をしています。元々は種ありのものが主流でしたが、近年は種なし巨峰の需要が高まっています。

安芸クイーン

巨峰同士を掛け合わせて1993年に品種登録された、新しい種類の巨峰です。果皮が鮮やかな紅色をしており、果肉はほどよくしまっています。また、巨峰をまろやかにしたような味わいとみずみずしい果汁をもち、糖度18~20度という高さが特徴です。

マスカット・オブ・アレキサンドリア

「ブドウの女王様」とも呼ばれ、「マスカット」といえば日本ではこの品種を指します。北アフリカ原産の青いブドウの品種で、よく贈答用として利用されます。実は大粒でよい香りがあり、上品な甘さながらに糖度は高いものでは20度もあります。果皮が薄いので皮ごと食べることができますよ。

デラウェア

アメリカを原産とする、自然交雑種です。直径10~13mmと実が小さく、種はありません。そのため、「種なしブドウ」という名前で流通していることもあります。糖度は20~23度と高いですが、巨峰やマスカットよりも手頃な値段で販売されています。

ブドウ(葡萄)は食べ過ぎに注意して

ブドウ ぶどう 葡萄

ブドウの実には体にうれしい効果・効能がたくさん含まれています。特に美容効果のあるポリフェノールには、近年注目が集まっていますよね。また、品種改良がすすみ、皮ごと食べられる品種も多く出回るようになりました。旬の時期が食欲の秋と重なることもあって、おいしいからとついつい食べ過ぎてしまうことも…。ただ、過剰に食べてしまうと、消化不良を起こして腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性もあるんです。糖度が高い分カロリーも高めなので、食べ過ぎないよう注意して、ブドウを味わってくださいね。

初回公開日: 2016年06月06日