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献花とは?意味や種類、価格相場、作法は?

お葬式では、遺族や出席者の方へ失礼のないよう香典や礼儀作法をわきまえることが大切になります。それに加えて、準備するお花にも色々な種類があり、マナーや作法が混乱してしまいがちですよね。ただ、花は宗教に関係なく大切な意味を持つことが多いので、マナーはきちんと把握しておいた方が安心です。今回は、そんな葬儀の花の中でも、献花とはなにか、意味や種類、価格相場、作法などについて詳しくご紹介します。

献花とは?意味は?

献花とは、読んで字のごとく、「花をささげる」ことを意味します。花をささげる対象は、神前や霊前です。広い意味では、式場や祭壇の周りを飾る「供花」や、故人の枕元に供える「枕花」も献花にあたります。ただ、一般には、遺影や祭壇の前に、葬儀の参列者が1本1本供えていくものを献花と呼びます。キリスト教の葬儀では、仏教でいうお焼香の代わりです。また、花は棺の中に直接入れることもあります。

献花の仕方や作法は?

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献花は、キリスト教や無宗教の葬儀で行われることが多いです。以下に、キリスト教での献花の仕方や作法をご紹介します。

  1. 順番が来たら、遺族に一礼して花を受け取りにいく
  2. 花の頭が右側になるよう、両手で花を受け取る
  3. 右の手のひらは上向き、左の手のひらは下向きにして花を持つ
  4. 祭壇の前で一礼する
  5. 花びらが自分へ、根元が祭壇に向くよう右回転させながら献花台の上に置く
  6. 手を合わせて黙祷するか、深く一礼してから手を合わせる
  7. そのまま2~3歩下がって、遺族に再び一礼をしてから席に戻る

黙祷するとき、カトリックなら十字を切り、プロテスタントなら胸の前で手を組む方法があります。ただ、これは普段の信仰とも関わりがあるので、手を合わせて黙祷するのが角を立てずにすみますよ。また、参列者が多くて1人ずつ献花ができないときは、献花を省略して全員で同時に黙祷をささげることもあります。

献花の相場は?

キリスト教には、仏教や神式と違い、お香典や玉串奉奠といったしきたりはありません。葬儀のとき献花費としてお金を用意し、「御花料」と書いて渡すのが礼儀です。

献花費は、両親のときで100,000円、祖父母は10,000〜30,000円、職場の同僚や友人、知人など身近な人であれば5,000〜10,000円が相場です。お香典の一般的な相場を目安にするとよいですよ。

献花のマナーは?

献花に使われる花は、白やパステル調の淡い色や茎が長めの生花を使うことがよくあります。ただ、場合によっては故人の好きだった花や、好きな色の花を使うこともあるようです。キリスト教のときは、白百合やカーネーションを使うのが主流です。

また、お金を包むとき、不祝儀袋に蓮の絵が描かれているものは仏式専用なので使わないようにしてください。

献花の仕方を知っておこう

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葬儀の形式やルールは、宗教や宗派によって異なるほか、住んでいる地域によっても様々です。色々なしきたりがあり、必ずしも作法を理解してから葬儀に参列するといったものでもありません。ただ、全く知識がない状態で臨むと、なにかと慌ててしまいがち。ちょっとでも頭の片隅に入れておくと、失敗も減らせそうですね。

初回公開日: 2016年06月08日