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命日の墓参りでお供えする花束とは?選び方とおすすめの花6選

命日のお墓参りに供える花は、どのような花がよいのでしょうか?厳かな場ということもあり、タブーとされる花を選びたくないですよね。また、予算もどのくらいのものにすればいいのか悩んでしまいます。そこで今回は、命日の墓参りでお供えする花の選び方とおすすめの花を6種ご紹介します。

命日の墓参りにお供えする花の選び方と相場

命日のお墓参りにお供えする花として、特にこれでなければならないという決まりはありません。きれいに見える淡くやさしい色合いの花で、白・黄・紫・ピンクの色を持っていくのが一般的です。相場は1,000~2,000円くらいでまとめるとちょうどいいですよ。また、花の本数は慶事のときは奇数がいいとする日本の風習から3・5・7本にしましょう。

ただ、毒やトゲのある花は不吉なことから避けるようにしてください。また、故人がなくなってからあまり時間がたっていない場合は、白を基調とした花束にするようにしましょう。

1. 菊

コギク 小菊

菊は定番中の定番で、仏花としてのイメージが強い花です。なぜ仏花としてよく利用されているのかというと、邪気を払うという意味があるためです。花言葉も「高貴」「高潔」「高尚」、気高い印象を与えてくれます。菊にはたくさん種類がありますが、大輪菊と小菊を合わせた花束が命日のお墓参りにはおすすめです。

2. カーネーション

カーネーション

カーネーションの「無垢で深い愛」という花言葉から、故人への深い愛情が伝わる花束になります。特にお墓参りに持っていく花束としては、淡い色のものを選ぶようにしたいですね。また、スプレー咲きのものはアクセントとしても使えますよ。

3. ストック

ストック

ひらひらとした花びらが美しいストックも、仏花によく用いられる花の1つです。茎がまっすぐなので、 お墓にも供えやすいですよ。また、花言葉も「愛情の絆」となっており、これからも変わりない家族の絆を感じることができます。

4. リンドウ

リンドウ 種類

リンドウは美しい青色が特徴的な花で、淡い色合いの花束のアクセントになってくれます。
秋の花なので、お盆の際のお墓参りに用いられることも多いですよ。「正義」「誠実」という花言葉からは、故人の人柄を感じることができますね。

5. グラジオラス

グラジオラス 色々 黄色 白

まっすぐ伸びた茎に美しい色の花をたくさんつけるグラジオラス。白や黄色など花色が豊富なので、故人のイメージに合った花束を作りやすいですよ。「思い出」という花言葉も、お墓に供える花としておすすめの理由です。

6. ケイトウ

ケイトウ 鶏頭

ケイトウは、夏に使われることが多い花です。フワフワした花は他のものとの相性がよく、花束をやさしい印象に仕上げてくれますよ。「おしゃれ」という花言葉を持っているので、女性の故人のお墓に飾るのがおすすめです。

命日の墓参りに供える花は、故人をイメージしたものを

命日にお供えする花には、特に決まり事がないので、故人の好きな花などをお供えするのがよいといわれています。タブーとなる花にだけは気をつければ大丈夫です。

ただ、地域によって風習が異なるので、事前に両親や親戚に相談しておくと間違いないですよ。故人が大好きだった花を選んで、故人との思い出を振り返られるようなお墓参りをしてくださいね。

更新日: 2022年04月06日

初回公開日: 2015年07月05日

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