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リンドウ(竜胆)の育て方|種まきや苗植えの栽培、植え替えの方法は?

真っ青な花を咲かせるリンドウは、秋の到来を感じさせる山野草です。日が当たっているときしか咲かない特性をもつ花は、可憐な印象を与えます。今回は、リンドウの育て方について、種まきや苗植え、植え替えといった栽培の方法や時期などをご紹介します。

リンドウ(竜胆)の育て方のポイントは?

リンドウ 増やし方

日当たりがよく、極端に乾燥させないことがポイントです。芽が出る春から秋にかけては、日照不足で花が咲かないことがよくあります。また乾燥に敏感なので、水やりを適切に行うと元気に育ってくれますよ。

リンドウ(竜胆)の種まきや苗植えの時期と方法は?

苗木

種まき

採取し、すぐにまくか、保存して翌年の3月にまいていきます。育苗ポットに赤玉土(小粒)やピートモスを入れ、種を数粒植えます。土が乾燥しないように水を与えながら管理すると、1~2ヶ月ほど発芽します。本葉が4~6枚になるまで苗が生長したら、鉢か地面に植え替えます。

苗植え

3~4月に鉢か庭に植え付けます。鉢植えは、苗よりも一回り大きな鉢に土を入れ、根についた土を落とさず植えます。

地植えは、日当たり、水はけ、風通しのよい場所を選びます。そして、苗よりも一回り大きな植え穴を掘り、根を傷つけないように植えていきます。

リンドウ(竜胆)の土作り、水やり、肥料の与え方は?

リンドウ 土

土作り

水はけのよい酸性の土を好みます。鉢植えは、鹿沼土(小粒)7:ピートモス3か、赤玉土(小粒)7:鹿沼土(小粒)4の割合で混ぜた土を用意します。市販の山野草用培養土を使ってもかまいません。地植えは、掘りあげた土に腐葉土やピートモスを2~3割混ぜておきます。

水やり

根が乾燥すると葉が傷んで枯れてしまいます。鉢植え、地植えともに、土の表面が乾いたら、朝か夕方の涼しい時間たっぷりと水を与えます。ただ、湿度が高くなっても葉が傷んでしまいます。また、葉や花に水がかかると傷んでしまうので、株元に水を注ぐようにします。

肥料

栄養が足りないと葉が黄色く変色してしまいます。植え付け時にゆっくり効く緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。そして、4~6月と9~10月に1回ずつ置き肥をするか、10~15日に1回液体肥料を施します。

リンドウ(竜胆)の手入れ!花がら摘みや摘心の時期と方法は?

軍手 剪定はさみ

花がら摘み

種をつけると株が弱ってしまうので、採取しない場合は咲き終わった花を摘みとっていきます。花の付け根から手で摘みとるのがポイントです。

摘心

草丈を低く抑えたいときは、5月中旬~6月上旬に下の方の葉を4枚ほど残して、芽の先端を切り落とします。この作業をすることで、芽が横に広がり、草丈がコンパクトにまとまります。ただし、時期が遅いと花が咲きづらくなるので注意してください。

リンドウ(竜胆)の植え替えの時期と方法は?

リンドウ 花がら摘み

鉢植えの場合は、鉢が根でいっぱいになったら植え替えをします。1~2年に1回の頻度で、3~4月が適期です。株よりも一回り大きな鉢を準備し、植え付けと同じ手順で植え替えてください。

リンドウ(竜胆)の増やし方!株分け、挿し木、種まきの時期と方法は?

リンドウ 花言葉 竜胆

株分け、挿し木、種まきで数を増やせます。種まきは上記で紹介したとおりです。花後、サヤが自然に割れてきたころに種を採取し、種まきをします。

株分け

  1. 新芽が出る3~4月、根を傷つけないよう、株を土から丁寧に抜きとる
  2. 根についた土を軽くほぐし、傷んだ根を取り除く
  3. 根を両手で裂くようにして分ける
  4. 株をそれぞれ植え付ける

挿し木(挿し芽)

摘心した茎を使うと、効率的に株を増やせますよ。

  1. 5~6月頃、茎を8~10cmほどの長さにカットする
  2. 切り口から2~3cmのあたりにある葉を取り除く
  3. 鉢に鹿沼土(小粒)を入れ、茎を挿す
  4. 日陰で、土が乾燥しないように水やりをしながら管理する
  5. 30~40日で発根し、ある程度根がはったら鉢か地面に植え替える

リンドウ(竜胆)の育て方で注意する病害虫は?

防虫 薬剤 スプレー缶 殺虫

サビ病

葉に斑点ができ、サビたように見える病気です。病原菌に寄生されると、回復しません。病気になった部分は、すぐに切り落とし、株全体に広がっているときは株ごと焼却処分します。

窒素分の多い肥料を与えると発生しやすくなるので、肥料は成分が均等に配合されたものを与えてください。また、風通しをよくすることで予防できます。

ネコブセンチュウ

土中に潜んでいる害虫で、寄生されると根の細胞がコブ状に大きくなります。生育が衰え、次第に枯れてしまいます。葉が茂っているのに花が咲かないときは、ネコブセンチュウを疑いましょう。土に殺虫剤を散布して駆除し、新しい土に植え替えてください。

アブラムシ

植物の葉や茎に寄生して栄養を吸い取り、弱らせる害虫です。まだ発生している数が少ないときは、ガムテープなどで株から引き剥がします。大量に発生しているときは、薬剤を散布して駆除していきましょう。

ヨトウムシ

夜になると葉や茎を食べ、植物を弱らせます。日中に虫が見当たらないときは、ヨトウムシが寄生している可能性があります。日中は土の浅いところに隠れているので、株元を掘り起こし、取り除いてください。また、薬剤を散布して防除します。

リンドウ(竜胆)の育て方を楽しもう

リンドウ 栽培

秋になるときれいな花を咲かせるリンドウ。花屋に行くと色々な種類のリンドウを見かけることができますよ。日当たりのよい場所で水やりに気をつけていれば、栽培もそれほど難しくありません。植えられる花が減ってしまう秋に、リンドウの花を楽しんでみてください。

更新日: 2020年03月22日

初回公開日: 2015年09月27日

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