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【葬儀供花のマナーとは?】花の選び方や手配方法、料金相場は?お礼はどうする?

葬儀の香典や参列のマナーを気にする方は多いですが、供花について気にする方は少ないのではないでしょうか?悲しみに包まれた式場で遺族をそっと慰め、故人を見送ってくれる供花は式場の装飾効果としても大切な花です。

今回はそんな供花について、贈るマナーや相場と、贈られた側のお礼やお返しについてまとめました。

葬儀の供花とは?読み方は?

葬儀に用いられる花には、「供花(きょうか/くげ)」「枕花(まくらばな)」「献花(けんか)」の3種類があります。

中でも供花は、式場や祭壇にお供えする花のことで、故人の供養とともに祭壇や式場を飾る目的で、故人の遺族や親族、親しかった友人から贈られます。また、遠方で式に参加できない方からもお香典代わりに贈られることがあります。

葬儀の供花マナー!注文や手配方法は?

供花は、会場のスペースや統一感を重視することにより、個人的に手配しても断られることがあります。訃報を受けたら、まずは遺族の方に供花をお供えしてもよいか確認しましょう。そして、供花は宗教や地域の風習による違いがあるので、葬儀社に連絡をし、供花の注文方法を確認します。

お通夜に贈る場合は当日の午前中、葬儀に贈る場合は前日までに手配するようにしてください。葬儀社や葬儀場に供花を注文した場合の支払いは、参列当日に直接支払うか、後日振込む方法が一般的です。1基贈るか、一対(2基)贈るかについては、特に決まりはないので、故人との関係性によって判断するようにしてください。

葬儀の供花マナー!名前の書き方は?

供花につける芳名名札は、基本的には1基につき1枚ずつをつけますが、会場の都合などで芳名板を1ヶ所に飾る場合もあります。

個人の世帯で贈る場合は世帯を代表する1名、会社や職場から贈る場合は会社名・代表者名(または肩書き)でつけるか、会社名・部署名(○○課一同)といったように明記します。親族の場合は「○○家」「子供一同」「孫一同」といった記載をします。

葬儀の供花マナー!料金相場は?

供花の平均的な相場は7,000~20,000円で、1対(2基)で贈る場合は、金額も2倍となります。

供花を贈る場合、基本的に香典は必要ないとされていますが、会社や親族一同などグループで準備する場合は、香典は個人で贈るといったケースも多いです。供花と香典の両方を贈る場合、供花の金額に対して香典が安いと失礼にあたるので注意してください。

また、供花や香典に対して遺族の方はお返しをしなければいけないので、あまり負担になるような金額は避けるようにしましょう。

供花におすすめの花の種類は?

一般的に「供花はこの花でなければならない」という決まりはありません。ただ、葬儀は厳かな場であることから、白を基調として淡いピンクや紫、黄色、青など、シックな色合いでまとめられることがほとんどです。

また、関西地方の仏式の葬儀では、樒(しきみ)とよばれる白い花を供花として贈る習慣があり、キリスト教では白いユリを贈り、生花でなければいけないといった地域や宗教などによって違いがあるので注意してください。

1. 菊

菊は、小さな花をたくさんつけるキク科の植物の総称です。葬儀の花の代表例で、お祭りで使う真っ白なボンボンのように咲くタイプがよく用いられます。

2. カーネーション

母の日に送られる花として有名なカーネーション。春の花で、白や淡いピンクのものがよく用いられます。

3. ユリ(百合)

大きなユリは、キリスト教の葬儀でよく用いられます。香りが強く、花粉があるので、使いたい場合は葬儀社に事前に確認しておくようにすると安心です。

4. ラナンキュラス

ラナンキュラスは、トゲのあるバラの代わりによく用いられる華やかな花です。花色が豊富なので、故人のイメージにあった供花を作るのに向いています。

葬儀の供花マナー!お返しやお礼はどうする?

供花を贈られた場合、お返しは基本的に必要ありませんが、できるだけ早くお礼状を送りましょう。合わせてお返しの品を贈る場合は、供花や香典と供花を合わせた金額の1/2~1/3の金額のお菓子やお茶を香典返しとして準備しましょう。ハンカチやタオルなどの実用品を贈ることも多いですよ。

四十九日を過ぎるまでは喪が明けておらず、自宅へ直接訪問されるのを嫌がられる場合もあるので、お礼状やお返しは郵送にすると安心です。

葬儀の時の供花はマナーを守って準備しよう

葬儀関連のことは知らないことが多いですよね。また、故人の遺族を不快にさせてしまうことが絶対に避けたいです。そのため、自分自身で一から準備するのではなく、葬儀社などプロの方にできるだけ任せるようにすると、相手の宗教や宗派・地域の慣例に配慮して供花などの準備をすすめることができますよ。

相手に失礼のないように手配し、少しでも故人や遺族の慰めとなるような供花を贈ることができるといいですね。

初回公開日: 2015年07月31日