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彼岸花(曼珠沙華/ヒガンバナ)の育て方!球根の植え方や時期は?

お彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせる彼岸花は、夏から秋へと移り変わる季節を感じさせてくれる植物です。「葉見ず花見ず」の独特な花姿は、一度見ると忘れられないインパクトがあります。また、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という別名があり、その花に毒があることも広く知られています。今回は、そんな彼岸花の育て方をご紹介します。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の球根の植え方や時期は?

彼岸花は毒性のある植物ですが、口に含まなければ中毒症状を引き起こさないことから、球根は市販されています。庭に数年は植えっぱなしにしても平気なほど丈夫で、4〜10月に鉢植えか庭植えにして育てることができますよ。

鉢植えの場合は球根用の培養土を用意します。花が咲いているときに葉っぱを茂らせないので、鉢にいくつかの球根をまとめて植えても育ちます。球根は、地表に少し隠れる程度の深さに植えるとよいですよ。最後に水をたっぷりと与え、風通しのよい半日陰で管理します。

地植えの場合は、日当たりと水はけのよい環境をまずは選んであげましょう。そして、掘り起こした土に腐葉土を混ぜ込み、株同士の間隔を適度に空けながら球根が完全に埋まるよう植えていきます。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の育て方!水やり、肥料の与え方は?

水やり

鉢植えは、植え付けてから花が終わって休眠期に入るまでは、土が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。過湿を嫌いますが、極端に乾燥すると球根が弱るので注意してください。

また、真夏は地上部が枯れてしまいますが、球根は生きているので水やりを続けます。

肥料

花が咲き終わったら、市販の固形肥料を土に混ぜます。この作業によって球根が太り、翌年も再び花を咲かせるようになります。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の手入れ!花がら摘みの方法は?

彼岸花は花を咲かせた後に種をつけます。この種は球根の養分を使って育つので、株を弱らせる原因になってしまいます。何年も彼岸花の花を咲かせたいときは、枯れてきた花を茎の付け根から切り取る「花がら摘み」を行いましょう。このとき、光合成をして球根に栄養を与えるため、茎や葉っぱは残しておきます。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の植え替え時期や方法は?

彼岸花は球根同士の間隔が狭くなってきたら掘り上げて植え替えを行います。地上部が完全に枯れた真夏が植え替えの適期です。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の球根を植えっぱなしにすると分球する?

一度植えた彼岸花の球根を植えっぱなしにしていると、自然に分球していきます。植え替えのタイミングで掘り上げた球根にいくつもの子球根が付いていたら、手でとって植えていきます。子球根の植え方は、通常の球根の植え方と同じです。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の栽培で気をつける病気や害虫は?

彼岸花は病気や害虫に負けない丈夫な植物ですが、過湿を嫌い、水はけが悪いと軟腐病にかかってしまいます。軟腐病は一度かかると治療することができないので、風通しのよい環境で育てるように意識しておきましょう。

ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)の育て方は簡単!

お彼岸の頃に墓地の近くで見かける彼岸花は、毒をもっているイメージと合わさって、なんだか近づきがたい雰囲気を醸し出しているかもしれません。

ただ、今は品種改良がすすみ、赤だけではなく様々な色の彼岸花を楽しむことができます。丈夫で初心者でも管理しやすいので、興味のある方は育ててみてくださいね。

初回公開日: 2015年07月15日