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スミレの育て方!種まきや苗の鉢植えの時期と方法は?増やし方は?

スミレは、たくさん種類があり、育て方も様々です。ただ、管理は難しくないので、初心者でも簡単に育てられます。今回は、スミレの育て方について、種まきや苗の鉢植えする時期や方法、増やし方などを紹介します。

スミレの種まきや苗の鉢植えの時期と方法は?地植えはどうする?

種まき

発芽の適温が20度前後なので、1~2月か5~8月頃に種をまきます。30度を超えると発芽率が低くなります。ただ、寒い地域では、少し暖かくなった3~4月や7~8月にまきましょう。早ければ2ヶ月で開花する品種もあるので、開花時期を調節することもできます。

種には、完熟種子と未熟種子があります。完熟種子は、一度低温にあてることで発芽する種です。湿らせた川砂に混ぜて、冷蔵庫で1~2ヶ月以上冷やしておいてからまいてください。未熟種子は、まいてから1週間ほどで発芽する種子です。早い段階で採種しているので、採種後すぐにまくことで発芽率が高くなります。

苗植え

2~3月か9月頃に鉢や庭へ植え替えます。鉢やプランターに鉢底石、土を入れて、60cmのプランターに5〜10本植え付けていきます。花壇などに地植えする場合は、20cmほど間隔を空けて植えてください。

スミレの土作り、水やり、肥料の与え方は?

スミレ アップ

土作り

水はけのよい中性の土を好みます。自作する場合は、培養土7:腐葉土3の割合で混ぜた土か、鹿沼土6:腐葉土3:軽石(小粒)1を用意し、酸性を弱めるために苦土石灰を少量混ぜこんでおきます。購入する場合は、パンジーやビオラ専用の土か山野草の土を選びましょう。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾燥したら、鉢底から水が染み出るくらい水をあげてください。地植えの場合は、ひどく乾燥した日が続かない限り必要ありません。

肥料の与え方

鉢植えの場合、リン酸とカリウムが多めの液体肥料を2,000〜3,000倍に薄め、夏から秋まで月に2〜3回ほど与えてください。地植えの場合は、9~10月の間にゆっくり効く緩効性の化成肥料で、リン酸とカリウムが多めのものを周囲にまいておきましょう。

スミレの植え替えの時期と方法は?

スミレの植え替えは、最高気温が20度くらいの8月末~9月下旬にかけて、毎年おこないます。もしくは、育ち始める前の2~3月頃でもかまいません。鉢植えの場合は、苗の生長に合わせて、一回り大きな鉢に植え替えます。根がよく伸びるので、深めの鉢に植え替えるといいですよ。

スミレの増やし方!種まき・株分け・根伏せの時期と方法は?

スミレ いっぱい

スミレは、種まき、株分け、根伏せなどで数を増やすことができます。種まきは、上記で説明したとおりです。種がたくさんできるので、春に採取してまかなかった分は、保管しておきましょう。

株分け

植え替えのとき、株が自然に分裂しているか、分裂しそうな部分を境目に手で分け、別々に植え付けます。このとき、傷んだ根や枝は切り取ります。

根伏せ

根伏せとは、根を使って増やす方法です。若い根を5〜6cmの長さで切り、切り口を整えます。そして、親株と同じ用土に、切り口が少し見える程度に土をかけて植えます。その後は、水を切らさないようにして発根を待ちます。

スミレが気をつける病気・害虫は?

スミレは、そうか病やうどんこ病にかかりやすく、アブラムシやダニ、ヨトウムシ、マツグロヒョウモン、ネコブセンチョウなどの害虫に注意しなければなりません。

そうか病

晩春から初夏、秋に発生しやすい病気で、茎や葉に白いカサブタ状のものができます。雨の多い日は、軒の下やベランダで管理してあげましょう。病気になった部分は、見つけ次第切り取って捨ててください。

うどんこ病

5~8月に発生しやすい病気です。葉の表面に白い粉のようなカビが生えてきます。見た目が悪くなってしまうので気をつけて見てあげましょう。

害虫

アブラムシは春、ダニは夏、ヨトウムシとマツグロヒョウモンの幼虫は春から秋にかけて発生します。ネコブセンチュウは土の中に潜む害虫で、寄生されると根が傷んだり、生長が悪くなったりするので気をつけましょう。症状や虫を見つけ次第取り除き、薬剤を散布するようにしてください。

スミレは育てやすい花!

庭 スミレ

スミレは、花壇で放っておいても育つ植物なので、植物に慣れていない方や忙しい方が育てるのに向いています。紫だけではなく、白やピンクといった色もあるので、色々なスミレを植えて、花壇を彩ってみてくださいね。

初回公開日: 2015年08月27日