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【バジルシードとチアシードの違いを解説】栄養や効果、効能まとめ

ダイエットの効果が高く、栄養価にも優れているスーパーフードとして話題のバジルシードやチアシード。植物由来の食品や家庭菜園でバジルを育て方であれば、一度は名前を聞いたり、見かけたことがあるのではないでしょうか。そんな、バジルシードとチアシードですが、似ている部分が多く混乱しがちですよね。

今回は、そんなバジルシードとチアシードの違いについて、栄養や効果、効能の面からご紹介します。

バジルシードとチアシードの違いは?

バジルシード

バジルシードは、シソ科・メボウキ属に分類される南東アジア原産の植物の種です。イタリア料理で利用されるハーブ「バジル」の種のことを指します。

種の色は黒色をしており、水分を吸収することによって30倍に膨れます。膨張すると透明の膜が張り、タピオカとキウイを合わせたような食感をしています。また、少し土のような風味をもつことが特徴です。

チアシード

チアシードは、メキシコ、アルゼンチンなど南アメリカを原産とする、シソ科・アキギリ属の一年草です。種の色は、黒、白、茶、グレーをしており、水分を吸収することによって10~14倍に膨れます。膨張時は透明になり、プチプチとした食感が楽しめます。

バジルシードとチアシードの栄養の違いは?

バジルシード

バジルシードは1g当たり1kcalです。食物繊維56%、タンパク質14%、脂質14%が含まれています。そのほかに、ビタミン・ミネラル・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどの成分をもちます。また、脂質はα-リノレン酸を含むオメガ3脂肪酸があります。

チアシード

チアシードは、1g当たり5kcalです。食物繊維40%、タンパク質20%、脂質30%が含まれています。また、必須脂肪酸のオメガ3、オメガ6、必須アミノ酸8種、葉酸、ビタミン、ビタミンB群や鉄分、亜鉛、カルシウム、カリウムなどのミネラルなどの成分が豊富に含まれてます。

特に注目したい成分は、体内で作れないので不足しがちなα-リノレン酸を含むオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている点です。

バジルシードとチアシードの効果、効能は同じ?違いはある?

バジルシードとチアシードの効果効能に大きな違いはありません。ただ、チアシードのみ必須アミノ酸を多く含むため、疲労回復効果が見込まれます。

1. 便秘の解消、ダイエット効果

バジルシードは、半分以上が不溶性食物繊維で構成されています。4g程度でレタス1個分の食物繊維がとれるほか、グルコマンナンという水溶性食物繊維も同時に摂取できるので、腸内環境を整えられます。また、満腹感を得ることで食欲が抑えられ、ダイエットにもつながります。

チアシードは、不溶性食物繊維が70~80%、水溶性食物繊維が20~30%ほど含まれています。不溶性食物繊維は、腸の働きを促すほか、水を吸って膨らむ性質から満腹感を得られるのでダイエットの効果が期待できます。また、水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を活性化させ、腸内環境を改善します。

2. 老化予防や生活習慣病

バジルシードには、オメガ3脂肪酸の1つ「α-リノレン酸」を多く含みます。α-リノレン酸は体内でEPAやDHAに変換されるので、コレステロールや中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果が期待できます。これによって、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、生活習慣病の予防によいとされます。

また、肌の代謝を促進するので、乾燥肌、シワ、たるみといったアンチエイジングや認知症、うつ病などにも有効です。

チアシードも現代人に不足しがちなα-リノレン酸を含むオメガ3脂肪酸を多く含んでいます。コレステロールや中性脂肪の低下や動脈硬化、心筋梗塞、生活習慣病に効果が期待できます。

また、チアシードには、セレニウムやポリフェノールといったビタミンEと結びついて老化を遅らせる抗酸化物質がたっぷり含まれているので、アンチエイジングやガン予防にもよいですよ。

3. 疲労回復効果

チアシードは、体内でつくることできない必須アミノ酸9種類のうち8種を含むほか、18種類のアミノ酸をもっています。代表的な必須アミノ酸としてBCAA(ロイシン、バリン)などが含まれており、筋肉の増強や疲労回復に役立ちます。

目的や効果によってバジルシードとチアシードを使い分けよう

バジルシードとチアシードでは、水分を含んだときの膨張やカロリーに違いが生じます。バジルシードの方が2倍ほどよく膨らむほか、カロリーにおいてもバジルシードの方が低カロリー。ただ、チアシードは、アミノ酸やオメガ3系の脂質を多く含み、体内の余分な脂肪を燃やす効果があります。

便秘などを解消してデトックスをしたい人はバジルシード花粉症やアトピーの症状緩和、美肌効果、代謝を高め、カロリーの消費されやすい体づくりをしたい人は燃焼に役立つチアシードがおすすめです。

どんな効果を得たいかによって、スーパーフードを使い分けていけたらよいですね。

初回公開日: 2016年06月13日