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大豆(ダイズ)の種類!毒性や花の特徴は?

大豆は「畑の豆」といわれるほど栄養価が高いマメ類です。ひじきなどと一緒に煮物料理にされるほか、豆乳や納豆、豆腐など身近な加工食品の原料となっています。また、未熟なものは枝豆として味わわれています。今回は、そんな大豆とはどんな植物なのか、種類や毒性、花の特徴などをご紹介します。

大豆(ダイズ)の花言葉

『必ず来る幸せ』 『親睦』『可能性は無限大』

複数の実をたくさんつけたサヤをどんどん実らせることにちなんで、「可能性は無限大」や「親睦」という花言葉がつけられました。

大豆(ダイズ)の学名・原産国・英語

学名
Glycine max
科・属名
マメ科・ダイズ属
英名
Soy beans
Soya beans
原産地
中国東部からシベリア
開花期
5~8月
収穫期
10~11月
別名
枝豆(エダマメ)
大豆(オオマメ)
味噌豆(ミソマメ)

大豆(ダイズ)とは?花の特徴は?

ダイズ 花 苗

大豆はマメ科ダイズ属に分類される一年草です。原産地は中国東部からシベリアとされていますが、諸説あります。20世紀まではアジアの限られた地域で食料とされており、その後アメリカやヨーロッパで食べられるようになりました。日本人にとっては、米や麦、粟、キビとともに5穀の1つに数えられる大切な食料源とされてきました。また、味噌や醤油、豆腐など様々な加工食品の原料として利用されています。

草丈は60~100cmに生長し、互い違いに咲きの尖った卵型の葉っぱが生えます。そして、5~8月にスイトピーに似た白や紫、ピンク色の花を咲かせていきます。この花が結実すると、中に2~3個ほどの豆が入ったサヤが実り、乾燥させたものが大豆として流通します。

大豆の栄養や効果・効能は?

大豆の約3割はタンパク質で構成されています。このタンパク質には、必須アミノ酸がバランスよく含まれていることから、「畑の肉」と呼ばれます。また、脂質、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB、ビタミンE、葉酸などの体に必要な成分がたっぷり。
さらに、注目したいのが「イソフラボン」です。このイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをして、美肌や髪のハリを保ち、ホルモンバランスの乱れや更年期症状などを改善してくれます。

大豆の毒性とは?

大豆は、加熱しないと消化酵素「トリプシン」の働きを阻害する「トリプシンインビヒター」が残っており、消化不良を引き起こし、胃腸の働きを阻害してしまう恐れがあります。そのため水でふやかしてから煮たり、炒ったりと、加熱して食べることが大切です。

また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをすることから、更年期障害の改善やPMSの症状の軽減、肌質の改善といった効果があるとされています。ただ、過剰に摂取してしまうと、体がエストロゲンをたくさん分泌していると勘違いしてしまい、PMSの症状の悪化や月経不順を引き起こす可能性があります。食品安全委員会では、1日の安全な摂取量を70~75mgと定めており、その範囲を超えずバランスよく栄養素を摂取することが大切だとしています。納豆なら2パックくらいが1日の上限だと考えてください。

大豆(ダイズ)の種類や品種は?

国産大豆の品種は多く、その数は生産量が少ないものを含めると500を超えるといわれています。中でも、色によって種類が分けられることが多いです。以下に、よくい出回っている大豆の種類をご紹介します。

黄大豆

皮がクリーム色をしている種類で、最も多く栽培されています。一般に大豆というと本種を指し、未熟なものは枝豆として出回るほか、味噌や豆腐、納豆などの原材料となります。北海道の「ユキホマレ」、東北の「おおすず」、北陸の「エンレイ」、関東の「フクユタカ」、近畿・中国の「サチユタカ」など、地方によって栽培される品種が異なっていることが特徴です。

黒豆(黒大豆)

おせちの黒豆の材料で、皮が黒くなっています。煮豆に使われるのが一般的で、「丹波黒」「クロダマル」「のんたぐろ」などの品種があります。

赤豆(赤大豆、紅大豆)

皮があずきのような赤色をしており、煮豆の材料になる種類です。西日本や東北などの一部で栽培されており、あまり見かけることはありません。

青豆(青大豆)

皮が緑色の大豆で、きなこや煮豆に使われます。「青丸くん」「あやみどり」「キヨミドリ」などの品種が知られています。

大豆(ダイズ)の効果を知って上手に食事に取り入れてみて

ダイズ 大豆

日本での大豆の歴史は古く、縄文時代や弥生時代にはすでに栽培されていたとされています。そして、今では醤油や味噌、豆腐、納豆など私たちの食生活には欠かせない身近な食品の1つとなっていますよね。良質なタンパク質や、日頃から不足しがちなカルシウムを多く含んでおり、健康食品としても親しまれています。ただ、過剰な摂取は体に悪い影響を与えてします可能性があることも事実です。上手に食事に取り入れながら、健康的な体を手に入れられたらすてきですね。

初回公開日: 2016年06月27日