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春に咲く黄色い花11選!花言葉や名前、特徴は?

春は様々な草花が芽吹き、色とりどりの花が咲いて気分も明るくなる季節です。今回は、そんな春の風景を彩る黄色い花を11種、花言葉と特徴を交えてご紹介していきます。

なぜ春になると黄色い花を見かけることが多いの?

ゴールデンクラッカー

春になると黄色の花を見かけることが増えますよね。それはなぜかというと、ハチなどの昆虫たちが黄色い花に集まりやすいという習性があるからなんです!ご存知でしたか?

そんな春に咲く黄色の花たちをご紹介します。

春に咲く黄色い花11選!どんな花言葉があるの?

1. フリージア

春になると小さな花を咲かせるフリージア。南アフリカを原産とし、花壇やプランターに植え付けて楽しまれる、春に人気の花の1つです。

黄色の花に付けられた「無邪気」という花言葉からは、明るくほのぼのとした雰囲気を想像することができますね。

フリージアは香りがよいことでも知られ、黄色の花からはフルーツのような甘いにおいがしますよ。

花言葉 『無邪気』
開花時期 3~4月

2. 水仙 (スイセン)

水仙 スイセン
水仙は、冬から春にかけて花壇やベランダを彩ってくれ球根植物です。

花言葉『もう一度愛してほしい』『私のもとへ帰って』の由来は、ギリシャ神話に登場する豊穣の女神デメテルの娘ペルセポネが、冥界に連れ去られていたときに持っていた花が黄色い花だったから。

特に手入れをしなくても花を咲かせるほど寒さに強く丈夫なので、ガーデニングをはじめて間もない人はぜひ取り入れてみてください。

花言葉 『もう一度愛してほしい』『私のもとに帰って』
開花時期 12~4月

3. ジシバリ

細長い茎が土をはって生長し、たくさんの花を咲かせるジシバリ。いたるところに繁殖する姿が、地面を縛っているように見えることから名前や花言葉が生まれました。

名前だけ聞くと怖い印象ですが、黄色い花びらを何枚も付けた丸い花はかわいらしいですよ。日本全国の道端などに自生しており、散歩しているとよく見かけます。

花言葉 『束縛』『いつもと変わらぬ心』『忍耐』
開花時期 4~7月

4. タンポポ(蒲公英)

たんぽぽ タンポポ

タンポポは、細い花びらを何枚も付け、太陽のように咲く春の代表的な野草です。4~9月と開花期は長いで、3~4月には公園や野原で自然と咲いている姿を見ることができますね。

また、花の後につく綿毛が風にのる姿も風情が感じられます。ニホンタンポポ、セイヨウタンポポなど、それぞれの違いを見つけられるのも春の楽しみ方の1つですね。

花言葉 『愛の神託』『真心の愛』『別離』
開花時期 4~9月

5. チューリップ

チューリップ

春の花の定番といえば、チューリップではないでしょうか。細い茎の先に、一重や八重の花を咲かせる様子は印象的ですよね。

そんなかわいらしい姿をしていますが、黄色のチューリップの花言葉は「希望のない恋」などちょっとネガティブ。

これは、3人の男性に同時に求婚された1人の美しい少女が、苦悩の末に自らの姿を黄色のチューリップに変えたというヨーロッパの伝説に由来しています。

黄色のチューリップをプレゼントするときは、メッセージカードを添えて気持ちを伝えると、誤解を与えずに済むので安心です。

花言葉 『希望のない恋』『望みのない恋』
開花時期 3~5月

6. 菜の花

ナノハナ 菜の花

菜の花は、冬から春にかけて黄色い花を咲かせるアブラナ科の植物です。おひたしや和え物などの材料として、食卓に並ぶ機会も多く、知らないという人の方が少ないかもしれません。

その黄色い花が春のおとずれを告げるように咲くことから、「快活」「明るさ」といった楽しげな花言葉が付けられています。

桜と開花時期が同じくらいなことから、日本各地の名所では同じ場所に植えられていることも。黄色とピンクの花が、見ているだけであたたかい気持ちにさせてくれますね。

花言葉 『快活』『豊かさ』『明るさ』
開花時期 2~5月

7. キンシバイ(金糸梅)

キンシバイ

キンシバイは、春と夏の境目に鮮やかな黄色い花を咲かせる低木です。フラワーアレンジメントで人気のヒペリカムと呼ばれる植物の1種で、風水では財産や家庭運を呼びこむ効果があるとされています。

花の中心に金糸のように細くやわらかい雄しべをたくさん付けるのが特徴。太陽が輝く姿を連想させることから、「きらめき」というすてきな花言葉が付けられているんですよ。

花言葉 『きらめき』『悲しみをとめる』『秘密』『太陽の輝き』
開花時期 5~7月

8. 黄菖蒲(キショウブ)

黄色いキショウブの花

菖蒲の仲間には珍しい黄色の花を咲かせる黄菖蒲。黄色が幸せを意味する色であることから、「幸せを掴む」という花言葉が付けられました。

珍しい花色から明治時代に渡来した当時は人気でしたが、近年はその繁殖力の高さから、環境省の「要注意外来生物」に指定されています。栽培するときは、広がりすぎないように注意してください。

花言葉 『幸せを掴む』『信じる者の幸福』
開花時期 4~6月

9. ゴールデンクラッカー

ゴールデンクラッカー

ゴールデンクラッカーは、キク科・ユリオプス属に分類される常緑性の低木です。たくさんの細かい枝を生やしながら、冬から春にかけて小さな黄色い花を咲かせます。

「心躍る」という花言葉は、花の重みで枝がしだれ、春風が吹くとゆれて踊っているように見える姿から付けられました。

「祝福」は、パーティーで使うクラッカーのような姿から連想されたものです。かなり大きく1m以上に育つことも多いので、ガーデニングでは庭木として利用するのがおすすめです。

花言葉 『心躍る』『祝福』
開花時期 1~5月

10. ジニア(百日草)

ジニア ヒャクニチソウ 百日草

ジニアは、重なりあうように花びらを付ける花が、かわいらしい雰囲気を持っています。昭和の初期から仏花として栽培され、今ではガーデニングの寄せ植えに人気の花となっています。

開花期が長いことから、「百日草」という別名でも広く知られていますよ。

花言葉 『不在の友を思う』『遠い友を思う』『別れた友への想い』『絆』など
開花時期 5~11月

11. カーネーション

カーネーション

カーネーションは、バラのような八重咲きやフリル咲きの花びらをもった多年草です。

ただし、日本では冬の寒さや夏の暑さ、病害虫による被害で枯らしてしまうが多いため、1年草と勘違いされることがよくあります。

カーネーションは、9〜10月頃が苗植えの適期です。水はけと風通しのよい場所で管理すると病害虫の予防につながります。

黄色の花はよく「花言葉が不吉」といわれたりしますが、贈り物にするときはメッセージカードで気持ちを伝えておけば、花言葉を気にする心配はいりません。

また、自分で育てる分には気にしない方も多いので、ぜひガーデニングの仲間に取り入れてみてくださいね。

花言葉 『無垢で深い愛』『真実の愛』『永遠の幸福』
開花時期 3~5月

黄色い花を見つけて、春を楽しもう!

春は、たくさんの花が出回ることから、ガーデニングにおすすめの季節です。ただ、花の種類や色が豊富に出回る分、花壇やプランターに何をどう配置したらいいか悩むことも。

黄色い花を中心に植えると、明るく元気な雰囲気の庭や花壇が作れますよ。黄色には、心を弾ませ、コミュニケーションを円滑にすすめる効果があるので、ぜひ取り入れてみてください。

更新日: 2022年03月16日

初回公開日: 2016年03月11日

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