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ジニア(ヒャクニチソウ)の育て方!苗の鉢植えや種まきの方法は?

ジニアは、夏に花を咲かせ、秋に近づくにつれてより鮮やかな花色へと変化する植物です。日がよく当たると花を開き、日が足りないと閉じるという面白い習性を見るもの栽培を楽しむ方法の1つ。

今回はそんなジニアの育て方について、種まきや苗植え、寄せ植え、切り戻しの時期や方法などをご紹介します。

ジニア(ヒャクニチソウ)ってどんな花?

ジニアはキク科・ヒャクニチソウ属に分類される一年草です。

初夏から秋まで花を咲かせる開花期間の長さが特徴なうえ、園芸初心者でも育ててやすいことから夏のガーデニングフラワーとして人気があります。

ジニア(ヒャクニチソウ)育て方のポイントは?

ジニアを丈夫に育てるには日当たりのよい場所と、水はけのよい土を用意しましょう。多湿を嫌うので土が乾燥したのを見届けてから水やりをするなど、やや乾燥気味に育てるのが育て方のポイントです。

ジニア(ヒャクニチソウ)の苗の鉢植えの時期と方法は?

ジニアを初めて育てるなら、苗を鉢植えにするのがおすすめです。種から育てるよりも手間暇が少なくて済みます。

5~7月の間に苗と市販の草花用培養土、苗よりも一回り大きな鉢、鉢の底にしく軽石(鉢底石)を用意しましょう。

■ 鉢植えの手順

  1. 新しい鉢の底穴に軽石を敷き土を鉢の1/3ほどまで入れる
  2. ポットからジニアを引き抜いて根についた土を手でやさしく揉んで落とす
  3. 鉢の中心にジニアを置いて、鉢の上縁から下4cmのところまで土を入れる
  4. プランターの場合は20~30cm間隔で苗を植える
  5. 苗の周りに土を入れて割りばしでつつき、隙間をなくす
  6. 鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをする

ジニア(ヒャクニチソウ)のお手入れ!水やりの仕方や肥料の与え方は?

ジニアの苗を植えたあとは、窓辺など日の良く当たる場所に移し、お手入れによって生長を促進させましょう。

水やりの仕方

土がしっかり乾燥したのを手や目で確認してからたっぷり水やりをします。根元へゆっくり与えて鉢のそこから流れ出てくるのを目安に水やりを行ってください。

肥料の与え方

培養土を使用しているなら、10日に1回の頻度で薄めた液体肥料を与えましょう。土に栄養分がないときはゆっくりと効く緩効性化成肥料を1回混ぜてください。

ジニア(ヒャクニチソウ)の栽培で注意する病気や害虫は?

ジニアを育てていると、病気や害虫の被害にあって枯れてしまうことがあります。

予防策を講じたり、早期に対処したりすることで花全体が枯れることを防げるので、ぜひ病気や害虫の定期的な確認を行いましょう。

うどんこ病

茎や葉、つぼみなどが粉をはたいたような白い菌糸に覆われる病気です。窒素過多やカリ不足が原因で発生するので、窒素肥料を避けてカリ肥料を多めにして、風通しをよくしましょう。

発生したらすぐに殺菌剤をまいて、それ以上広がらないように被害を抑えてください。

斑点細菌病

泥はねして葉につくとかかりやすくなります。土の上にバーク堆肥などを敷いてマルチングをすると予防できます。

病気にかかった株はすぐに抜いて処分し、被害が拡大しないように気をつけてくださいね。

アブラムシ、ハダニ

高温乾燥の環境で発生しやすい害虫です。発生したら薬剤を散布しましょう。窒素分が多い肥料を避けるのも大切です。

光るものが嫌いなので、アルミホイルなどを置いておくと寄り付かなくなりますよ。

ジニア(ヒャクニチソウ)の剪定の方法は?

ジニアは花が咲き終わると種をつけるために栄養を使いはじめるので、開花期間中の枯れた花は早めに摘み取ってしまいましょう。花の真ん中の部分が盛り上がってきたら、花が終わるサインです。

全ての花が咲き終わったあとは花をつけていた茎を1~2節残して短く切り詰めて(剪定して)ください。

ジニア(ヒャクニチソウ)の増やし方の時期と方法は?

ジニアは種まきか挿し芽という繁殖方法で数を増やします。こぼれ種といって自然に土へ落下した種からも芽を出すほど繁殖は用意なので、ジニアの栽培に慣れてきた方はぜひ挑戦してみてください。

種を採取したいときは剪定で1~2株だけ残しておき、種が熟すまで刈り取らずに放っておきましょう。

■ 種まきの手順

  1. 4~6月に3号鉢へ土を入れ、2~3粒ずつ種をまく
  2. 土が乾燥しないように水やりをする
  3. 発芽した芽の周りにいる生長の遅い芽を摘む
  4. 本葉が数枚育ってきたら一回り大きな鉢を用意して、同じ手順で植え直す

■ 挿し芽の手順

  1. 春か秋頃に先端から6cmほどの長さで茎を切る
  2. 土を入れた育苗ポットに挿す
  3. 十分に発根するまで、半日陰で土が乾燥しないように管理する
  4. 発根して本葉が数枚育ってきたら一回り大きな鉢に植え直す

ジニア(ヒャクニチソウ)の寄せ植えの方法は?

ジニアの栽培に慣れてきた方におすすめしたい楽しみ方の1つが寄せ植えです。

4~9月頃に苗を購入して、ジニア同士や異なる植物をプランターや大きな植木鉢へ一緒に植えます。

これを「寄せ植え」と呼び、生長時期が同じ植物同士を植えてよりダイナミックで鮮やかなガーデニングが楽しめます。

苗の植え方は鉢植えと同じで、ジニアと一緒に植えるならポーチュラカやインパチェンス、観賞用トウガラシ、ヘデラ、シロタエギクなどがおすすめ。

他の組み合わせも楽しめるのでオリジナルの寄せ植えを作ってみてください。

ジニア(ヒャクニチソウ)を育てて夏の園芸を楽しもう

白やピンク系のジニアを利用するならキュートな寄せ植えに、落ち着いたオレンジ系のジニアなら素焼き鉢を使った栽培がおしゃれなのでおすすめです。

花壇や庭での寄せ植えでも鮮やかな花を咲かせてくれます。ぜひ、ジニアでオリジナルの花壇作りを楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年09月21日