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エアプランツ(チランジア)の花を咲かせよう!花が咲かない原因は?

「土」が不要でテーブルの上に置いておいても育てられるエアプランツ。そんなエアプランツですが、花を咲かせることを知っていましたか?葉っぱが密集した中心から1本の茎を伸ばしてその先に花をつけるのです。

エアプランツ好きな人なら一度は咲かせてみたいものですよね。今回はそんなエアプランツの花の咲かせ方や花がなかなか咲かない原因と対処法をご紹介します。

エアプランツ(チランジア)って?花は咲くの?

エアプランツ チランジア カピタータ

エアプランツとはパイナップル科・チランジア属の植物の総称です。アメリカの北部から南部にかけた亜熱帯地域では約400種が確認されています。

そんなエアプランツは苗が生長して成熟すると花を咲かせるようになります。種類ごとに花の色は赤やピンク、白、黄、紫、青紫色などがあり、形もさまざまです。

エアプランツ(チランジア)の花を咲かせよう!開花させるポイントは?

せっかくエアプランツを育てるなら、楽しみは多い方がよいですよね。ぜひ、花を咲かせることを1つの目標にしてみましょう。

開花させるポイントは2つあって、1つは「健康に大きく育てる」こと、もう1つは「日焼けしない程度によく日光浴させる」ことです。

健康で大きく育てないとエアプランツ本体が成熟しないため、花を咲かせて子孫を残そうとしないのです。体を大きくするには適切な栽培環境で育てるしかありません。

また、エアプランツは日光をたくさん浴びるとよく生長します。ただ、直射日光に当たると葉っぱが焼けて枯れ落ちるので注意が必要です。窓辺やレースのカーテン越しに日が当たるように工夫をしましょう。

エアプランツ(チランジア)の花が咲いた後は?どうやって管理する?

エアプランツが健康に成熟してきて、花が咲いたら存分にその変化を楽しんでください。エアプランツの花は2〜数ヶ月にわたって咲くので、長い間花が楽しめますよ。

種類によっては花以外の葉っぱが色づき始めたりと開花をにおわせる変化が見られるので、普段からよく観察しておきましょう。

花が咲いた後の管理方法ですが、基本は変わりません。ただ、花が咲きそうなとき、花が咲いたあとは体力を消耗しているので液体タイプの肥料をかけて体力を回復させてあげましょう。

水やりで、2回のうち1回は原液を1,000倍程度に薄めた肥料を吹きかけてください。

エアプランツ(チランジア)の花が咲かない理由は?

チランジア エアプランツ

育て方は間違えていないのに花が咲かない…そんなときは、「花が咲きにくい種類を選んだ」、「成熟していない」「環境をコロコロ変えている」ことが原因として考えられます。

「ヴィリディフリーラ」など花が咲きにくい種類は数年に一度しか咲かないこともあるので、早く花が見たい人は「ストリクタ」のような花が咲きやすい種類を育ててみましょう。

エアプランツ自体が成熟しているかどうかを測る方法はないので、じっくりエアプランツの体が大きくなるのを待つしかありません。

また、置き場所を変えたり部屋を変えたりして、気温・湿度などの環境が変化すると開花しなくなることがあるので場所の移動にも注意してくださいね。

カラフルなエアプランツ(チランジア)の花を楽しもう

1種類の開花に成功したなら、次は新しいエアプランツの開花を目指してみてください。思っているよりもエアプランツの花は多様なので、形も色も違ったカラフルなエアプランツの世界が楽しめますよ。

更新日: 2021年08月04日

初回公開日: 2017年02月16日

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