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ブタクサの花言葉とは?セイタカアワダチソウとは違う?開花時期は?

ブタクサといえば花粉症を連想される方も多いのではないでしょうか?ただ、ブタクサがどんな花を、いつ咲かせるのかまで知っている方は少ないと思います。そこで今回は、花粉症で有名なブタクサについて、花言葉や開花時期、セイタカアワダチソウとの違いについて紹介します。

ブタクサの花言葉や名前の由来

『幸せな恋』『よりを戻す』

ブタクサの学名「Ambrosia(アンブロシア)」は、ギリシア神話に登場する、不老不死になれる神々の食べ物のことです。そして、「artemisiifolia」はヨモギの葉を意味し、葉の形が似ていることからつけられました。

ブタクサの学名・原産国・英語

学名
Ambrosia artemisiifolia
科・属名
キク科ブタクサ属
英名
Ragweed
Hogweed
原産地
北アメリカ
開花期
7~10月
花の色
別名
ブタクサ(豚草)
ビンボウグサ
アンブロシア

英名のHog weedは、直訳すると「豚の草」となります。これは、ブタクサが、豚しか食べない草である、豚しかいないような土地に生息しているなど、その由来には諸説あります。

ブタクサとは?どんな花を咲かせる?

ブタクサ 花

ブタクサは、北アメリカが原産の草花で、南アメリカ・ヨーロッパ・アジア・オーストラリアと世界中に生息しています。日本には明治初期(1877年頃)に渡来しました。そして、第二次大戦後に全国へと広がったため「マッカーサーの置き土産」とも呼ばれます。今では、道端や空き地、河川敷などで見かけることができます。

ブタクサの草丈は30~100cmで、葉は2~3枚に裂けています。そして、開花期になると、2~3mmの黄色い花が集まった房をつけます。この花から飛ばされる花粉は、杉、ヒノキと並んで花粉症の原因となるアレルゲンです。

セイタカアワダチソウとブタクサは違う植物

ブタクサとよく似た植物に「セイタカアワダチソウ」があります。ブタクサとセイタカアワダチソウは、黄色い花が咲く、日本に来た時期が同じ、河原や道端に生えているなど共通点が多いことからよく間違えられます。しかし、セイタカアワダチソウはブタクサに比べて花粉が重く、風で飛ばされないので花粉症の原因にはなりません。また、葉には浄血作用があり、アトピー性皮膚炎に効果があることから、入浴剤やオイルなどに利用されるなど、むしろ体によいことをもたらします。

ブタクサとセイタカアワダチソウは開花期も違います。ブタクサが7~10月、セイタカアワダチソウが9~11月です。また、ブタクサは、花粉を風に運んでもらって子孫を残していす「風媒花(ふうばいか)」なのに対して、セイタカアワダチソウは、虫に花粉を運んでもらう虫媒花(ちゅうばいか)なことも違いです。

ブタクサの開花期は?夏の季節に花を咲かせる?

ブタクサ 草原

ブタクサは7~10月に花を咲かせます。夏の暑い季節に花粉症がひどいときは、ブタクサが原因かもしれません。

ブタクサの種類は?

ブタクサモドキ

草丈は0.5~1m程度で、ブタクサのような切れ込みの入った葉をつけます。ただ、葉には厚みがあり、葉面には硬い毛を生やしています。

オオブタクサ(クワモドキ)

草丈が2~3mと、ブタクサよりも背が高い種類です。桑の葉のような、3~5裂の切り込みが入って掌状の葉をつけます。

ブタクサの花粉症には注意

ブタクサ 空

ブタクサは、生態系に悪影響を及ぼしうることから、外来生物法によって、「要注意外来生物」に指定されています。花粉は風にのって広範囲に広がることから、アメリカでは全人口の5~15%がブタクサによる花粉症を患っているといわれています。ブタクサの花粉症は、ウリ科の果物や野菜を食べると引き起こされるので、注意してくださいね。

初回公開日: 2015年08月19日