ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

【アスター(エゾギク)の育て方】種まきで栽培する時期や方法は?

アスターは、和名でエゾギクとも呼ばれるキク科の植物です。赤・青・紫・黄色など色とりどりの花を咲かせます。また、花びらの形にも一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなどバリエーションがあります。今回は、そんな色々な姿を見せてくれるアスターの種まきでの栽培方法など、育て方をまとめました。

アスター(エゾギク)の育て方!種まきや苗植えの時期と方法

種まき

アスターは、15~20度ほどが発芽温度なので、春から夏にかけてか、夏から秋にかけての暖かい時期が種まきの適期です。3月中旬~5月中旬頃の春に種まきをするのが一般的ですが、暖地であれば9~10月にまいてもかまいません。

種をまく前に、箱や小鉢に用土を入れて、湿らせておきます。次に、土に軽く穴をあけ、2~3粒ほどまき、5mmほど薄く土をかぶせます。翌日に再び水やりを行って、土が乾燥しないように管理します。種から芽が出たら、混み合っているところは間引きして、本葉が3~4枚まで育ってきたら鉢上げか定植を行います。

苗植え

種から育てたものか、購入した苗は2月下旬から6月上旬までに鉢や庭に植え付けます。植え付けるときに、根を切らないように注意してください。プランターや地植えにする場合は、株間を15~20cmほどとってください。鉢植えは、6号鉢あたり3株を目安に植え付けるのがおすすめです。

アスター(エゾギク)の土作り・水やり・肥料の時期と方法

土作り

アスターは、中性の用土を好みます。日本の土は基本の状態が酸性のため、地植えであれば、植え付けの2週間ほど前に庭の土を深めに掘り起こし、腐葉土3~4割と石灰を混ぜこんでねかせておきます。

酸性やアルカリ性寄りの用土や、連作した土地だとうまく育たないので注意してください。植え付ける場所を決めたら、土の酸性度合(pH)を測っておくと安心ですよ。

また、連作する場合は5~8年ほど期間をあけるようにしてください。鉢植えの場合は赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使います。

  • アルカリ性を追加する:苦土石灰、消石灰
  • 酸性を追加する:鹿沼土、腐葉土、ピートモス

水やり

地植えにしたアスターは、基本的に水やりをする必要はありません。ただ、雨が降らず乾燥した日が続いたときは、水やりをしてください。鉢植えの場合は、表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えてください。

肥料

地植えは、掘り起こした庭土に、牛糞や苦土石灰を混ぜこんでおきます。そして、開花するまで1ヶ月に1回液肥を追加で施してあげてください。鉢植えは、元肥に緩効性化成肥料を混ぜこんでおけば、追肥はしなくても大丈夫です。

アスター(エゾギク)の剪定や植え替えの時期と方法

剪定・花がら摘み

枯れた花や下葉があれば、こまめに取り除くようにしてください。しぼんだ花をそのままにすると、種の方に栄養がまわり、次の花が咲きづらくなります。また、傷んだ葉や病気の葉があれば、被害が拡大する前に取り除きます。葉が多いときは、間引きして風通しをよくしてあげましょう。

植え替え

アスターは一年草なので、植え替える必要はありません。

アスター(エゾギク)の栽培で注意する病気や害虫は?

アスターは、夏の草花ということもあり、病害虫が発生しやすいです。中でも、苗のときから発生する立枯病(たちかれびょう)は、薬剤での対処ができません。高温多湿な環境を避け、過去にアスターを育てた土で連作をしないことで予防し、見つけ次第すぐに抜き取って処分してください。

また、アブラムシやウリバエの害虫にも気をつけてください。アブラムシは、新芽やつぼみの汁を吸って植物を弱らせます。ウリバエは、花や葉を食べるなどの被害が多く見られます。見つけたら手で駆除するか、殺虫剤をこまめに散布していきましょう。

アスター(エゾギク)の育て方のポイント

アスターは、暑さに少し弱く、寒さに強い草花です。日光を好むので、日照不足になると株が弱り、害虫の被害にあいやすくなります。そのため、日当たりのいい場所に植えてあげるのが一番大切です。

色とりどりなアスター(エゾギク)の花を栽培しよう

アスターは小ぶりな花なので、花束の主役になることはほとんどありません。しかし、種類によって花の色や姿が違うので、自分のイメージにあった花壇を作る手伝いをしてくれます。寄せ植えで他の花を引き立てるなど、アスターの色とりどりな花色を生かして、夏の花壇を楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年08月20日