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バーベナの花言葉|花の種類や見頃の季節は?宿根バーベナもある?

バーベナは、花色や草丈のバリエーションが豊富な草花で、花壇や鉢植え、グランドカバーなどに広く用いられています。長い期間花を楽しめるのも魅力で、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。今回はそんなバーベナの花言葉や香り、効能や種類について紹介します。

バーベナの花言葉

宿根バーベナ

『私のために祈ってください』『家族との和合』『一致団結』『迷信』『魔力』『魅了する』『勤勉』『忍耐』

● 色別の花言葉
赤色:団結
白色:私のために祈ってください
ピンク:家族の和合
紫:私はあなたに同情します/後悔

バーベナは小さな花が集まって傘のような形をしています。この花姿から、「家族との和合」「一致団結」といった花言葉がついたとされています。

また、「魅了する」「魔力」という花言葉は、バーベナが予言や呪術の力を高める効果があり、媚薬として古代から用いられていたことからつけられました。「勤勉」「忍耐」は、花が真夏の炎天下でも休まずに咲き続ける様子に由来しています。

バーベナの花の色や別名は?

バーベナ
学名
Verbena
科・属名
クマツヅラ科・クマツヅラ属(バーベナ属)
英名
Verbena
Vervain
原産地
北・南アメリカ
開花期
4~11月
花の色
赤、ピンク、紫、白、青、複色など
別名
美女桜(ビジョザクラ)

バーベナとはどんな花?

バーベナは、春から秋にかけての長い間花を咲かせる一年草です。羽状や楕円形の葉をつけた茎先に、桜に似た小さな5弁の花を咲かせます。その姿から、「美女桜」という和名がつきました。

昔から宗教や魔法と関連のある花とされており、学名はヘブライ語でよい植物を意味する「herbabona」が語源とされています。古代ケルトでは「魔女の薬草」とされ、魔術や薬草として使用されていました。ハーブとして使われるときは、「ヴェルヴェーヌ」とも呼ばれます。

バーベナの開花時期や見頃の季節は?

バーベナの花は4~11月のとても長い間咲くのが特徴です。一つ一つの花はとても小さいですが、地面を覆うほふく性種をグランドカバーとして栽培すると、まるで花のカーペットのように見えます。また、花壇や鉢に単体で植えても十分に楽しむことができますよ。

バーベナの宿根草と一年草

バーベナは、花を咲かせた後に枯れてしまう一年草と、毎年花を咲かせる宿根草の品種があります。宿根草は、一年草に比べて生命力が高く丈夫で、育てやすいことが特徴です。きちんと管理してあげることで、毎年きれいな花を咲かせてくれます。

バーベナの花の種類や品種は?

バーベナ

ヒブリダ

南アメリカ原産の野生種がいくつか掛け合わさってできた園芸品種です。日本で最も流通している品種です。

テネラ(和名:ヒメビジョザクラ)

ブラジル南部原産の強健な宿根草の品種です。這うように伸び、茎の節々が地面につくと、そこからも根を出して広がっていきます。満開時は花がカーペットのように広がって咲きますよ。

花手毬

サントリーフラワーズが開発したバーベナの新しい品種です。ヒブリダとテネラをかけあわせて生まれました。小さな花が集まって大きな花房をつくる様子が毬のようなことから、「花手毬」とネーミングされました。病気などの心配があまりいらず、花色が豊富なことが特徴です。

タピアン

優しく上品に咲く小花が特徴の品種です。サントリーが開発した新しい園芸品種で、スタンド鉢に仕立てると立体感が楽しめ、寄せ植えにも適しています。

バーベナの花言葉は団結

バーベナ 日差し

花姿が集まってかわいらしく、その花姿から「団結」という花言葉をもつバーベナ。種類が多く、花色や性質もバリエーションに富んだ草花です。花壇や鉢に植えて楽しめるだけでなく、グランドカバーとしても活躍してくれますよ。

お手入れも簡単なので、ガーデニング初心者の方でも、安心して育てることができます。自分の好みに合った育て方で、バーベナを楽しんでみてください。

更新日: 2022年03月16日

初回公開日: 2015年08月25日

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