人気フラワーアーティスト エリさん連載の「#エリの花日記」では、毎週金曜日に旬のお花や植物のインテリアとしての取り入れ方や、組み合わせ方などを教えてもらいます!可愛いイラストに注目ですので、お楽しみに♪
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ガラス花瓶は透明とは限らない!
ガラス花瓶に入っている花を想像してみてください。透明な花瓶を思い浮かべませんか?(私は思い浮かべます!)「色とりどりの花に透き通るガラス花瓶」というのも素敵なのですが、今回は少し個性のあるカラーガラスの花瓶をおすすめするお話です。
花の印象を大きく左右する花瓶の力
実は私自身が最近まで少しカラーガラスに抵抗がありました。「ガラスは透明であるべき」なんてルールを自分に知らずに課せていました。もしくは、カラーガラスには白いお花を合わせて色を使いすぎないように…など。
ですが、花はさすが自然物。いくら花瓶の主張が強くても、いきいきとして魅せてくれます。恐れずに色んな花瓶に合わせてみせましょう!
大きなポイントは2つ!簡単なカラーガラスのコーディネート例
カラーガラスを簡単に合わせる方法をご紹介します。「この花の種類と相性が良い」などと種類別ではなく、色合わせのルールのポイントを抑えればOKです。
ポイント1:同色系で揃える
花と花瓶をグラデーションになるような色合いで揃えます。ですが、紫の花瓶には濃い紫の花と薄い紫の花…などと厳密に合わせる必要はありません。紫の花瓶には青の花や、黒に近いような赤の花を合わせたりなど、少しくらい紫ではなくても色の幅を大きく持つのが大切です。
他にも例えば赤い花瓶でしたら赤の花から濃いオレンジやピンクの花までも。花と花瓶の色の幅があるほどまとまりに加え深みが出てさらに魅力的になります。
ポイント2:色をたくさん使う
もう一つおすすめしたいのは、花瓶の色をまったく気にせず沢山の色の花を合わせることです。好きな色が好きなだけ集まるのは、それだけでハッピーオーラが全開になります。透明ガラスできれいにまとまりのできるコーディネートも素敵ですが、カラーガラスを使用することで少し愛らしい個性が生まれます。
花ならではの色の組み合わせにチャレンジ!
花って本当に不思議で、一見合わないだろうなあと思うような組み合わせでも、実際に合わせてみるととても素敵だったりします。想像でアレコレするより、実際に合わせて新しい発見と出会いを増やしてみてください。
今回紹介した植物やグッズ
○カラーガラス花瓶
○トルコキキョウ
○リンドウ
○ダリア
○アネモネ
○サンキライ
○スカビオーサ
以上、「カラーガラスのススメ|色付き花瓶でお花をもっと可愛くできるらしい?」でした。次回も楽しみにしていてくださいね♪
※エリの花日記は毎週金曜日更新予定。
エリ
神奈川県横浜市出身、多摩美術大学卒。在学中に生花店にて勤務し、卒業後はデザイン会社、造花メーカーを経験。instagram(@flowereriy)にて、「エリの花日記」や「花のある暮らし」をもとにイラストレーションで花や植物の魅力を伝える活動を行う。 2019年連載実績:エリの花日記一覧はこちら
更新日: 2019年10月11日
初回公開日: 2019年10月11日