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1月に咲く花|冬に咲く花の特徴は?

1月に咲く花をご紹介します。庭木では12月頃からツバキが咲き始めているかもしれません。またこの時期には耐寒性の強い花として「パンジー」や「ストック」などが出回りますが、春に咲くチューリップなども人工的に開花時期を調整されたのを咲かすこともできます。品種の豊富なクリスマスローズなどもおすすめです。

1月に咲く花の特徴は?

梅 ウメ

日本では1番寒い時期といわれる1月。1月に咲く花の特徴としては、「宿根草」「耐寒性が強い」などがあげられます。宿根草とは、生育期間外では地上部は枯れて見えませんが、地下部(根っこ)は生きています。発芽・開花条件が揃うと、季節が多少ズレても開花することがあります。

庭木では梅やツバキが花をつけ始めます。気温5度以下に耐えられる花は少なく花壇では花色が出しにくい時期ですが、パンジーやストック、冬咲きチューリップなど優しい色合いの花も見つかります。それらの花をうまく活用してみましょう。

花梅

花梅

【原産地】
中国中部(日本には奈良時代に入ってきたとされる)

【科名】
バラ科アンズ属サクラ属

【開花時期】
1月~3月

【品種】
1月に咲く品種:
雲錦朱砂(うんきんしゅさ)、鹿児島紅(くれない)、紅冬至(こうとうじ)など

【花の特徴】
ここでご紹介しているのは、花を観賞するための「花梅(はなうめ)」です。食品加工用として良質な実をつける「実梅」とは用途の違い上分類されています。

花梅には観賞価値の高い花や香りを楽しむほか、年月をかけて樹形を形成していく楽しみ方もあります。暖地では1月に開花する品種も非常に多く、八重咲や紅白の色合いなどもさまざまです。

ツバキ

ツバキ カメリア

【原産地】
日本、中国、韓国など

【科名】
ツバキ科 ツバキ属

【開花時期】
11月〜翌年2月、3月~4月(※品種によって異なる)

【品種】
1月~2月に咲く品種:
太郎冠者(たろうかじゃ)、侘助(わびすけ)、玉霞(たまがすみ)など

【花の特徴】
常緑高木で、厚みと光沢のある葉が特徴です。ツバキの名の由来が興味深く、厚みのある葉から「あつば木→ツバキ」と呼ばれるようになったなど諸説あります。

12月頃からぽつりぽつりと花が咲き始め3~4月頃に花の最盛期を迎えます。丸い花びらが何枚も重なる豪華な八重咲と、清楚な印象の一重咲きなど品種も豊富です。

エリカ

エリカ

【原産地】
南アフリカ

【科名】
ツツジ科 エリカ属

【開花時期】
1月~4月

【品種】
ジャノメエリカ、スズランエリカ、アケボノエリカなど

【花の特徴】
短く細い針の用な葉をしており、枝を埋め尽くすように小さな花をたくさん咲かせます。花一つ一つは「つぼ型」でスズランの花とよく似ています。非常に多くの品種が存在し、その数800種以上といわれています。

国内では「ジャノメエリカ」が庭植えや鉢植えとして最もメジャーな品種です。

ローズマリー

ローズマリー

【原産地】
地中海沿岸地方

【科名】
シソ科 マンネンロウ属

【開花時期】
10月~5月

【品種】
ホワイトローズマリー、マリンブルー、マジョルカピンクローズマリー

【花の特徴】
肉料理やハーブティなどによく使われるハーブの1種です。香りは強めで、葉を手でこすって香りをかぐと爽快な香りが漂います。

葉色や花色のバリエーションが豊富なのも特徴です。秋から翌年の春にかけて小さな花がたくさん咲き続けますが、ローズマリーの品種の中には、マイナス20度近い低温にも耐えられるほど耐寒性の強いものもあります。株は木化しやすく、予想以上に樹形が大きく広がることもあります。

クリスマスローズ

クリスマスローズ

【原産地】
西ヨーロッパ、中東、中国内陸部など

【科名】
キンポウゲ科クリスマスローズ属

【開花時期】
1月~3月

【品種】
ヘレボレス・ニゲル、色ピコティ、オリエンタリスなど

【花の特徴】
1月~3月はニゲル系と呼ばれる品種の多くが開花します。

クリスマスローズの花びらのように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれ花びらではなく花の根元についている萼片(がくへん)のようなものです。花形は「シングル(一重)」、「ダブル(二重)」、「セミダブル」とわかれていたり、花色も、赤、白、ブラック系などバリエーションが豊富です。
常緑多年草と呼ばれ、耐寒性・耐陰性ともに強いです。

オンシジウム

オンシジウム

【原産地】
中南米

【科名】
ラン科

【開花時期】
主な開花時期11月~1月 その他にも4~6月、9~10月と開花時期が3パターンほどある。

【品種】
アロハイワナガ、イエローファンタージー、ゴメサ・フレクオサム

【花の特徴】
小ぶりなものからボリュームのある大型の花を咲かせるものまで、品種にはさまざまなタイプがあります。一般的によく知られている品種「アロハイワナガ」は黄色い花を咲かせ、切り花として楽しむこともできます。

開花時期は比較的長く、条件がそろえば春、秋先などにも花を咲かせます。

ハボタン

葉牡丹 ハボタン

【原産地】
西ヨーロッパ

【科名】
アブラナ科 アブラナ属

【開花時期】
10月頃~色づき始めます。見ごろは3月頃まで

【品種】
フレアローズ、フェザーホワイト、恋姿など

【花の特徴】
日本ではお正月の門松など観賞用としてよく使われる植物です。歴史は古く江戸時代から品種改良がおこなわれていました。縮れ葉や丸葉系など多様な系統があります。

鮮やかな色をしたハボタンは花ではありませんが、観葉植物として花壇やプランターの寄せ植えにもよく使われています。パンジーやシクラメンなど冬に開花する花とも合わせやすいです。同じような花色で寄せ植えすると見ごたえがあります。

パンジー

パンジー

【原産地】
【科名】
スミレ科スミレ属

【開花時期】
ヨーロッパ、西アジア

【品種】
ピカソ系(イエローブロッチンプ)、ムーランルージュ、シエルブリエなど

【花の特徴】
耐寒性の強い冬の花としてよく知られています。花びらに「ブロッチ」と呼ばれる濃い色の模様があるものが一般的ですが、最近では、花びらがフリル状になったものや花色にグラデーションがかかったものなど、繊細で個性的な品種も増えてきました。

よく似た花に「ビオラ」がありますが、これは花の大きさで分類されています。

冬咲きチューリップ

チューリップ

【原産地】
スペイン、北アフリカ、トルコ

【科名】
ユリ科 チューリップ属

【開花時期】
1月~3月

【品種】
パープルプリンス、ホワイトマーベルなど

【花の特徴】
球根を冷蔵処理させ、人工的に冬を越した状態にし1月~3月と早い時期に開花するチューリップです。花色の少ない冬に重宝され、低温下なら約1か月程度花を楽しむことができます。

開花後の球根は翌年にも花を咲かせることができますが、その場合は早く咲くことなく通常通り4月頃に開花します。

ストック

ストック 花

【原産地】
南ヨーロッパ

【科名】
アブラナ科

【開花時期】
11月~5月頃

【品種】
スノーワンダー、グローリーオーシャン、ラブミーローズなど

【花の特徴】
すらっと伸びた丈夫な茎に2~3cmほどの花をたくさん咲かせます。鉢植えのほか、切り花としても人気の花で花嫁さんのブーケなどにも使われます。

花は白、ピンク、紫など優しい色合いのものが多く、一重咲きもありますが日本では八重咲きの品種が多く好まれています。強い香りも特徴です。

冬を彩る1月の花

クリスマスローズ

冬を彩る花には庭木や多年草も多く、冬に花を咲かせるために前年の秋ぐらいから植え付けをしておく必要もあります。

ここでは特に耐寒性の強いものをご紹介しましたが、それでもやはり植物なので気温が5度を下回ると成育が止まることもありますし、それ以下では弱って枯れてしまうこともあります。屋外で育てる際は日中の日当たりがよい場所を選び、風当たりの強い場所は避けましょう。

更新日: 2020年09月02日

初回公開日: 2020年05月29日

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