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ミントの葉の収穫と保存方法まとめ!摘心や切り戻しの時期と方法は?

ミントの葉は、お菓子の香りづけやハーブティー、ポプリなど色々な方法で楽しむことができます。摘心や切り戻しを行って、葉っぱをたくさん収穫していきましょう。

また、保存方法を工夫することで、楽しみ方も広がりますよ。今回は、ミントの摘心や切り戻しなどの収穫量を増やす育て方や収穫方法、保存方法についてご紹介します。

ミントの葉の摘心や切り戻しの時期と方法は?

摘心

植物には先端の新芽を摘み取ると、それよりも上に伸びなくなるという性質があります。そのかわり、新しい芽が横に広がっていきます。

この先端の新芽を摘み取る作業を「摘心(てきしん)」といい、新しい芽をたくさん出せて野菜やハーブの収穫量を多くすることができます。

草丈が15~20cmほどに生長したら、葉が3~4枚目のあたりの茎を手で摘み取ります。摘心は、切り戻しをするまで随時行ってください。

摘み取った葉は、コップに挿して栽培してもいいですし、そのまま料理やクラフトにしても楽しめますよ。

切り戻し

切り戻しは、伸びすぎた茎や枝を切り、株の生長を促すための作業です。

特にミントは生育旺盛でよく茂るので、株が生長すると茎葉が密集して風通しが悪くなり、病気や害虫の被害にあいやすくなります。

株が30cmほどに生長した5~7月に、株元から10~20cmのところで茎をカットしていきます。草丈が低くなって心配になりますが、大胆に切り戻すことで横に広がって育つようになり、たくさんの葉を収穫することができますよ。

ミントの葉の収穫!時期と方法は?乾燥保存の準備は?

春~秋の間であれば、いつでも収穫することができます。適度に育ったら、先端から10~20cmのところで茎を切り取ります。

その後は、茎を数本ずつ束ね、風通しのいい日陰で、逆さに吊るして乾燥させます。生のまま使いたいときは、茎から葉を摘んで保存してください。

ミントの葉の保存方法5選!

1. 乾燥させる

茎が簡単に折れるくらい十分に乾燥させたら、葉の部分を摘み取ります。大きい葉は包丁で刻み、大きさを揃えたら、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れましょう。ポプリや入浴剤、料理に使って楽しめます。

2. 冷蔵する

葉を水にさらした後、水をしみこませたペーパータオルで包み、ジップロックに入れて冷蔵します。野菜室に入れておくと、冷気が直接当たらず1~2週間保存することができます。

3. 冷凍する

水洗いした後、水気を拭きとった葉をラップで密閉して凍らせます。2~4週間保存して楽しめますよ。ただし、冷凍すると香りが飛んでしまうので、料理の香りづけやお茶にして楽しんでください。

4. オイルに漬ける

粗く刻んだ葉をオリーブオイルに漬けて保存します。しっかりと密閉して2週間ほど寝かせれば、爽やかな香りのするオイルになりますよ。

5. 氷にする(ミント氷)

葉を一枚ずつ製氷皿に入れ、水を入れて凍らせれば、ミントの香りのする氷ができあがります。

葉は水に浮いてしまうので、最初は半分くらい水を入れ、凍ったら水を足すのがコツ。そのまま水に入れて飲むか、紅茶の香りづけにするのがおすすめですよ。

ミントの葉を保存して長く楽しもう

ミントは、繁殖力の高いハーブで、次々と新しい葉をつけます。収穫したミントを凍らせて水に入れて飲むと、きっと夏の暑さもひとっ飛び。色々な方法で加工して、ミントを堪能してくださいね。

更新日: 2018年11月15日

初回公開日: 2015年10月01日

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