鉢を覆うように茂るブライダルベールは、小さな白い花をたくさん咲かせるかわいらしい観葉植物です。枝葉が横に広がって生長することから、ハンギング仕立てにすると、その美しさを際立ちますよ。今回は、そんなブライダルベールの花言葉や風水の意味についてご紹介します。
ブライダルベールの花言葉とは?
『幸福』『花嫁の幸福』『願い続ける』『幸せを願っています』『豊かさ』『鮮やかな人』
結婚式で幸せな花嫁がベールをまとったような草姿をしていることから、「幸福」「幸せを願っています」といった花言葉が付けられました。
ブライダルベールの学名・原産国・英語
- 学名
- Gibasis pellucida
- 科・属名
- ツユクサ科・ギバシス属
- 英名
- Tahitian bridal veil
Dotted bridal veil
- 原産地
- メキシコ
- 開花期
- 4~11月
- 花の色
- 白
- 別名
- –
ブライダルベールとは?どんな観葉植物?
ブライダルベールは、メキシコを原産とする常緑性の多年草です。日本には昭和50年代頃に渡来しました。草丈は10~50cmに生長し、細い茎が株を覆うようにジグザグにはって茂ります。表が濃い緑色、裏が濃い紫色をした葉っぱをたくさん付けることが特徴です。株にボリュームがあることから、花壇やハンギング、スタンド鉢と様々なシーンに活用でき、庭やお部屋の印象を変えてくれます。
名前の由来
こんもりと茂る草姿と、節々に咲く白い花の姿が、花嫁のブーケのようにみえることから名付けられました。「タヒチアンブライダルベール」という英名が付けられていますが、タヒチではなくメキシコが原産です。
ブライダルベールの開花時期と見頃の季節は?
主に4~11月に白い花を咲かせ、夏に見頃を迎えます。ただ、日照時間と温度が十分あれば、1年中花を咲かせてくれますよ。花の大きさは5~6mmと小さいですが、一度にたくさん咲くので見応えがあります。
ブライダルベールの風水の意味は?
ブライダルベールのように草丈が低く、はうように生長する観葉植物は、北向きに置くと子宝に恵まれるとされています。また、細く尖った葉っぱを上向きに付けていることから、人を活発にさせる「陽の気」を帯びていると風水では考えられます。リビングやキッチンに置くと、運気が高まりますよ。花言葉のとおり、幸せを運んできてくれるかもしれませんね。
ブライダルベールの種類や品種は?
ブライダルベールが分類されるギバシス属には、10~12種の植物が属しています。その中では、ブライダルベールが最もポピュラーな植物となっています。園芸品種は多くありませんが、「バリエガタ」という葉っぱに黄色の縞が入るものも人気がありますよ。
ブライダルベールは育てやすい観葉植物
濃い緑色の葉っぱと、白い花のコントラストが美しいブライダルベール。幸せな花嫁から連想されるように、「幸福」「豊かさ」とポジティブな花言葉をたくさんもっています。観葉植物としても育てやすいので、真っ白な器に植えてお部屋に飾ってみてください。家に幸福が舞い込んでくるかもしれませんよ。
更新日: 2016年01月14日
初回公開日: 2016年01月14日