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100均でも買えるフェイクグリーン!壁掛けインテリアや飾り方11選

フェイクグリーンとは、本物の植物に似せて人工的に作られた観葉植物や造花のことです。「造花」と聞くと、チープなイメージを持ってしまうかもしれませんが、最近のものは本物の観葉植物と見間違えるほどの完成度。草花と比べて手入れの手間が少なく、飾っておくだけで空気をキレイにしてくれるものまであるんですよ。しかも、100均で購入できるくらいリーズナブルなこともうれしいポイントです。今回は。そんな100均でも買えるフェイクグリーンについて、壁掛けインテリアや飾り方を11種ご紹介します。

フェイクグリーンがインテリアに人気の理由

人工植物 光触媒 フェイクグリーン

1. 栽培の手間がなく、手入れが簡単

フェイクグリーンのよさは、なんといっても手間がかからないことです。見た目は観葉植物そのものでありながら、温度管理や水やりが不要で、最初からベストな樹形が維持できるので、栽培の手間がかかりません。

フェイクグリーンに必要なのは、葉っぱに溜まるほこりを落とすことだけです。エアダスターなどのスプレー缶を利用すれば、一吹きするだけで細かい部分についたほこり掃除も簡単にできますよ。

2. 置き場所を選ばない

トイレや洗面所など、日当りが悪く、本物の観葉植物だったら枯れてしまうような場所でも、気にすることなく置いて楽しめます。

3. 虫が寄ってこない、汚れない

フェイクグリーンは、人工物なので葉っぱが腐って虫が寄ってきたりする心配がありません。お手入れをかかさなければ、清潔な状態が容易に長続きします。

■ フェイクグリーンの飾り方10選

1. アイビー(へデラ)をからませる

アイビーは、観葉植物やフェイクグリーン問わず人気のある植物です。園芸店やインテリアショップでも購入できる手軽さと、つるを利用したインテリアアイテムとしてアレンジ幅が広いこともポイント。壁掛けに使ったり、鉢植えにしたり、楽しみ方の幅が広いのもうれしいですね。

ハンギングバスケットや天井など高いところから下へ垂らして飾れば、熱帯ジャングルの雰囲気ができあがり。また、棚や額縁、花器などにからませて飾れば、ボタニカルなインテリアに早変わりします。100均にはワイヤー入のものも販売されているので、自分好みのアレンジで楽しんでみてくださいね。

2. グリーンネックレス

グリーンネックレスは、ぶっくりとした丸い葉っぱが何ともかわいらしい観葉植物です。つる性なので壁掛けや天井からのハンギング、他の多肉植物との寄せ植えなどにおすすめです。本来は、繊細に扱わなければいけない観葉植物ですが、フェイクグリーンであればその心配はいりません。ただ、他の家具や隙間に挟まりやすいので注意してくださいね。スペースを取らずにお部屋をオシャレに変身させたい方におすすめです。

3. 多肉植物(エケベリア/セダム、オブツーサ)

多肉植物は数が多く、色や葉っぱの形は様々です。多肉植物は1つ1つが小さいので、いくつかの種類を一緒にした寄せ植えが人気です。多肉植物の寄せ植えは、デコレーションされた多肉植物を略して「デコニク」、または「オーナメントプランツ」とも呼ばれ、フラワーアレンジメントのような感覚で楽しまれています。

形や色みに特徴があるので素朴なテラッコタや真っ白の鉢、ブリキ風のバケツなどと相性がよく、木製やモダンなテイストのお部屋にぴったり。100均でもたくさんの種類が販売されているので、自分好みのものが手軽にてにはいりますよ。テーブルの上にちょっと置いてあるだけ雰囲気が違ってきます。

4. アジサイ(紫陽花)

水色やピンク、薄紫や淡いクリーム色など、紫陽花は色とりどりな植物です。そんな中、フェイクグリーンとしてはさわやかな淡い黄緑色に染めたものが人気。編んだかごや天井から吊るしたかごに乗せておけば、お部屋がかわいらしく飾れますよ。個性を出したいなら、マグカップに飾ったり、額を縁取ったリースを作っても面白かもしれませんね。もともとのピンク系やブルー系など、ナチュラルな雰囲気があり、梅雨のじめっとした空気を変えてくれるような存在です。

5. ユーカリ

コアラが大好きなユーカリの葉は、観葉植物としても人気があります。丸みのある葉っぱがかわいらしく、切り花としても使いやすい植物です。フェイクグリーンなら、1〜2本だけを100均で売っているガラスの瓶に入れたり、束にして飾ったりと、アレンジも自在です。ユーカリは500種以上とバリエーションが豊富で、葉や花の形、色など好みのテイストに合わせやすいのもおすすめのポイントです。他のフェイクグリーンと合わせてブーケを作ってみたり、シチュエーションに合わせて毎回作り直してみるのも楽しいですよ。

6. グリーンボール

コロコロと愛らしいボール状に切りそろえてあるのが、グリーンボールといわれる観葉植物です。別名「トピアリー」ともよばれ、テーブルに乗るくらいの小型から人の身長を超える大型まで、高さも様々です。

通常は、丸みの形を維持しないといけないのですが、フェイクグリーンは樹形が変わらないのでその心配はいりません。庭木などをモデルにしている場合や苔玉のように刺し土台として使ってみてもおしゃれですよ。コロンっと転がしておくだけでも、かわいいインテリアアイテムになるので、挿しておくのに飽きたら試してみてくださいね。

7. サボテン

サボテンには、丸くプックリしたものやトゲの立派なもの、細い長いもの、短くずっしりものなど、ユニークな形をした種類が数多くあります。サイズもバラバラで、サボテンだけを集めてもバリエーションが豊かですよ。もともと手間がかからないサボテンですが、フェイクグリーンであれば、よりお世話の手間は少なくてすみます。また、触ってもトゲが刺さらないので小さな子供がいても安心です。

サボテンを飾るときに意識したいのが、「風水による置き場所」です。風水上、「サボテンは室内に置かないほうがよい」という意見もありますが、室内におくならトイレなど悪い気がたまりやすい場所がおすすめです。また、木製のテーブルやお部屋との相性もよいので、好みに合わせて置き場所も変えてみてくださいね。

8. スパニッシュモス(エアプランツ/チランジア)

スパニッシュモスは、エアプランツ(チランジア)の1種で、空気中の水分を集められるため、基本的に土や水などの土壌を必要としない観葉植物です。もともと吊り下げて飾る観葉植物なので、フェイクグリーンになってもアレンジ方法は変わらず、見た目も本物そっくりなため、他の観葉植物たちの中に混ぜてもわからないかもしれませんよ。壁面や天井、棚やフックなど、引っ掛けられる場所や吊り下げられる場所があれば、どこにでも飾ることができます。

9. ドラセナ

ドラセナは、細長い葉っぱをいくつもつける観葉植物です。約50種ほどのドラセナの中には、班入りや葉色が黄色に近いものなど、シンプルな外見とは裏腹に見た目は様々です。別名、幸福の木とも呼ばれ、開店祝いや引越し祝いなどでのプレゼントにおすすめ。小さいものであれば100円ショップでも購入できますよ。ただ、1〜2mほどの大型がほしいときは、専門店で探してみてください。管理費が抑えられる分、ブリキ缶や本物の陶器など、お部屋の雰囲気に合わせた鉢を探してみてください。

10. グリーンマット、人工芝

グリーンマットとは、皆さんがよく知っている人工芝のことです。スタンダードな芝のタイプもあれば、ハーブを模したものなど色々なデザインがあります。玄関スペースに敷き詰めて公園風のテイストにしていたり、棚の上に敷き詰めて動物や鳥のオブジェを置いてみたり、置き場所のテーマに合わせて背景を作り出すときにおすすめです。人工芝だからといって全面に敷き詰める必要はありません。使い方や飾り方は無限大なので、テーブルマットや壁面を彩るなど、色々と試してみてください。

11. 壁面緑化

グリーンマットや壁面用に特化されたフェイクグリーンで壁を彩れば、ナチュラルな雰囲気が作り出せますよ。フェイクグリーンの中には、空気清浄効果をもったタイプもあるので、オフィスの入り口や廊下などへよく利用されています。

また、緑を基調としてカラーリーフなどを埋め込めば、壁面花壇のできあがり。緑色は人の心をリラックスさせる効果があるので、心のオアシスとなるお部屋などにおすすめです。

まずは100均のフェイクグリーンを飾ってインテリアを増やそう

フェイクグリーン 人工観葉植物

今回ご紹介したフェイクグリーンや飾り方はほんの一部です。フェイクグリーンが初めての方は、まず100円ショップで小さなグリーンを購入して飾ってみるのがおすすめですよ。1列に並べたり、吊るしたり、同じ植物でも置く場所や高さボリュームを変えるだけで雰囲気も変わってきます。育てる手間が要らない分、飾る量への配慮が不要なので、その上で大型のフェイクグリーンがほしくなったら、ぜひ、色んな飾り方にチャレンジしてみてくださいね。

更新日: 2016年05月21日

初回公開日: 2016年05月21日

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