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ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)とは?

ヒカンザクラは、沖縄県で多く見られるサクラの種類の1つです。台湾や中国から伝わり、日本で一番早く沖縄県で開花するサクラとしても知られています。今回は、そんなヒカンザクラについて、どんな花を咲かせるサクラなのか、花言葉や育て方についてご紹介します。

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)の花言葉は?

『艶やかな美人』

濃いピンク色の花びらを、カンパニュラのように下向きで咲かせる姿にちなんで、「艶やかな美人」という花言葉つけられたといわれています。

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)の学名・原産国・英語

学名
Cerasus cerasoides (D.Don) S.Ya.Sokolov var. campanulata (Maxim.) X.R.Wang et C.B.Shang, 1998
科・属名
バラ科・サクラ属
英名
Taiwan cherry
原産地
中国、台湾
開花期
1~3月上旬
花の色
白、濃桃
別名
ヒカンザクラ (緋寒桜)
カンヒザクラ(寒緋桜)
タイワンザクラ(台湾桜)
ヒザクラ(緋桜)

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)とは?どんな花を咲かせる桜?

カンヒザクラ ヒカンザクラ タイワンザクラ ヒザクラ

ヒカンザクラは、バラ科サクラ属の植物です。サクラの原種の1つで、中国や台湾が原産地になります。日本では、沖縄県に多く分布しており、そのため沖縄県でサクラというと、ヒカンザクラのことを指すことが多いようです。沖縄では1〜2月頃に開花し、関東では2〜3月頃に見頃を迎えます。

名前の由来

キキョウ科の植物カンパニュラに似た、下向きの花びらを咲かせることから、「campanulata(カンパニュラのような)」という学名が付けられました。寒い時期に花びらが緋色(ひいろ)に染まることから、「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と名付けられましたが、「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と名前を間違えやすいため、カンヒザクラと呼ばれることもあります。

種類

代表的な園芸品種は、カンヒザクラ(寒緋桜)というサクラで、ヒカンザクラというとカンヒザクラのことを意味することもあります。また、別名ヒザクラ(緋桜)やタイワンザクラ(台湾桜)、カンヒザクラが旧暦の正月に咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることも。

ヒカンザクラに近い生態をもつサクラは、「ヒカンザクラ群」という分類に分けられ、カンヒザクラも数十種あるヒカンザクラ群の1つの品種です。

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)の開花時期や名所は?

ヒカンザクラは、1〜3月の上旬にかけて、白や濃いピンク色の花びらを下向きに咲かせます。樹高は5mほど、1つの枝から2cm前後の花を複数咲かせるのが特徴です。ヒカンザクラの代表品種であるカンヒザクラは、沖縄県に多く分布しており、名護城など県内の各地が「日本で一番早い桜を楽しむお祭り」という観光名所として有名です。

また、カンヒザクラを品種改良して作られたカワヅザクラ(河津桜)は、今や日本全国の各地で花見や観光の名所となっています。

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)の育て方は?

Taiwan cherry カンヒザクラ ヒカンザクラ

ヒカンザクラは、他のサクラと同様の育て方で栽培します。11〜1月頃が苗木を植える適期です。乾燥と高温に弱いので、しっかり根付くまでは夏場の乾燥しやすい時期に注意が必要です。種や挿し木、接ぎ木でも増やすことはできますが、樹高5mほどの大きさになるまで時間がかかるため、すぐに花びらを楽しみたい方は、苗木から育てるのがおすすめです。

ヒカンザクラ(緋寒桜/緋桜/台湾桜)は日本で最初に開花する

Taiwan cherry カンヒザクラ ヒカンザクラ

沖縄県に数多く分布し、日本で一番早く開花するヒカンザクラ。台湾や中国が原産で、海外でも開花期には観光に訪れる方も多いようです。もし、年明けに海外旅行で台湾や中国を訪れることがあれば、ヒカンザクラを探してみてはいかがでしょうか。

初回公開日: 2016年03月05日