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桜(サクラ)の育て方!苗木の植え付けや種まきの時期と方法は?

桜は、日本を象徴する花木の1つです。日本書紀や古事記など古くから書物にも登場し、平安時代に花といえば桜のことを指していました。春になると美しく咲く桜の花を見に、多くの方が名所に訪れますよね。今回は、毛虫の駆除方法、苗木の植え方や時期など、桜の育て方をご紹介します。

桜(サクラ)の育て方のポイントは?

日当たりと水はけ・水もちのバランスのよい場所で育てることが、元気に育てるポイントです。湿気や乾燥どちらも苦手とすることから、土作りはしっかりと行いましょう。また、直射日光に当たると葉が焼けてしまいますが、日陰だと枝が枯れたり、枝が変な方向に伸びたりして樹形が乱れてしまいます。

桜(サクラ)の種まき、苗木の植え付け時期と方法は?

種まき

種まき

花が咲き終わった後につける黒い実の中には、5~8mmの種が入っています。この種を9~10月頃にまき、すぐに植え付けないときは、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管し、1週間以内に種まきをしましょう。

1. 黒く熟した実を採取し、布袋に入れる
2. 布袋をもんで実を潰し、種と果実を分ける
3. 布袋から種を取り出し、種を水洗いして果実を完全に落とす
4. 24時間ほどかけて種を乾燥させる
5. 種をビニール袋に入れ、冷蔵庫で保管する
6. 鉢や地面に種を1粒ずつまき、4~6mm土を被せる
7. 板などを使って、土の表面を平らにする
8. 土の上にワラや草を敷き、土が見えないようにする
9. 水やりをして管理し、4~5月まで発芽をまつ
10. 丈夫な苗木に育つよう、3年間は毎年苗よりも1回り大きな鉢に植え替える
11. 4年目以降も大きく育てるときは、地面に植え替える

苗木の植え付け

庭木 地植え 土 苗木 植え付け

11~12月上旬か、2月下旬~3月中旬の間に植え付けます。寒さに当たると株が傷んでしまうので注意してください。また、植える前に生長した後の樹高を調べておきます。鉢植えなら富士桜(マメザクラ)や旭山、河津桜など小型の品種、地植えなら天の川や関山など5~10mに生長するものがおすすめです。

鉢植えは、苗木よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。このとき、根についた土は1/3ほど落とし、長く伸びた根は切ってしまいます。地植えは、水はけと日当たりのよい場所に苗よりも1.5~2倍大きな植え穴を掘って、苗木を植えます。

いずれの場合も、苗木は倒れやすいので、横に支柱を立てておくと安心です。また、地根が浅いところにはるので、地植えは株元を踏まないように周りを柵で囲むなどしておきましょう。

桜(サクラ)の土作り・水やり・肥料の与え方は?

水やり じょうろ 女の子 土 苗木

土作り

水はけと水もちのバランスがよく、栄養分の多い土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)4:腐葉土3:黒土3か、赤玉土(中粒)5:川砂3:腐葉土2配合で混ぜあわせた土がおすすめです。地植えは、掘りあげた土に腐葉土を2~3割混ぜておきます。

水やり

地植えは、水やりの必要はありません。乾燥した日が続いたときだけ、朝に水を与えてください。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

肥料の与え方

栄養分の多い土を好むので、肥料はたっぷりと与えます。植え付けるとき、土にゆっくりと効く緩効性化成肥料と堆肥を混ぜておきましょう。そして、2~3月と、5~6月に、同じ肥料を施します。地植えは株の周りの土に埋め、鉢植えは地表にまいて与えましょう。

桜(サクラ)の剪定の時期と方法は?

軍手 剪定はさみ

12~3月上旬頃が、剪定の適期です。桜は剪定を嫌うので、できるだけ自然な樹形で育てるようにします。ただ、地表近くから生えるひこばえや幹から出る枝が生えると株が衰えてしまうので剪定していきましょう。剪定した枝の表面から雑菌が入ってしまうことがあるので、切り口には癒合剤をしっかりと塗るのを忘れないようにしてください。

桜(サクラ)の植え替えの時期と方法は?

鉢植えは、2~3年に1回、12~2月に1回り大きな鉢に植え替えをして、根詰まりを防ぎます。植え替え直後は株が弱っており、肥料を与えると枯れてしまうので注意してください。

桜(サクラ)の増やし方!挿し木や接ぎ木の時期と方法は?

サクラ 枝 桜 葉 花

3~4月の間に、挿し木や接ぎ木で数を増やすことができます。市販されている苗は、接ぎ木で作られたものが多いですが、一般家庭では挿し木で増やした方が簡単にできますよ。

桜(サクラ)の栽培で気をつける病気や害虫は?

桜は、害虫の発生しやすい花木の1つです。特にオビカレハやクロジクアオライガなど、刺されて被害を受けることもあります。発生しているときは薬剤を使って駆除していきながら、毛虫の針に刺されたときは、水で洗い流すといった対処をすぐにしましょう。

桜(サクラ)の栽培は、植え付ける場所がポイント

桜 サクラ 花

春の季節になるときれいな花で私たちを楽しませてくれる桜。育ちやすい土や環境を用意してあげれば、剪定の手間もかからず育てやすいですよ。そのため、鉢植えや地植えだけでなく、盆栽にして楽しむ方も多くいます。桜の花を咲かせて、自宅でお花見ができたらすてきですね。

初回公開日: 2015年11月06日