ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

【ノースポールの育て方】切り戻しや種まきの時期は?

ノースポールは、冬にも花を咲かせる、キク科の植物です。丈夫なことから、冬のガーデニングの定番として、よく寄せ植えに利用されます。

濃い緑色の茎が地面をはうように伸び、次々と花を咲かせてくれますよ。今回は、切り戻しや種まきの時期など、ノースポールの育て方をまとめました。

ノースポール(クリサンセマム)の育て方!種まきや苗植えの時期と方法は?

種まき

発芽適温が15~20度のため、9月中旬~10月か、3~5月が種まきの適期です。

1. 育苗箱や平鉢など底の浅い容器を準備する
2. 赤玉土(小粒)か市販の種まき専用土に、重ならないよう種をばらまきにする
3. 軽く土を被せ、霧吹きで水を与える
4. 土を乾かさないよう水やりをしながら、日陰で管理する
5. 発芽後、日に当てながら葉っぱ同士が触れ合わないくらい間引きを行う
6. 本葉が2~3本になったら育苗ポットへ仮植えする
7. 育苗ポットの中に根が回り、本葉が4~5枚くらいになったら鉢や地面に植え替える

苗植え

10~12月、または3~4月が適期です。根についた土を崩さず、鉢や地面に植え付けていきましょう。鉢植えは、5~6号ポットに1株植えるのが目安です。

地植えは、日当たりと水やけのよい場所を選び、2週間前から土作りをしておいた土に植え付けます。株同士の間隔は、20~25cmほど空けておくと蒸れずにすみますよ。

ノースポール(クリサンセマム)の育て方!土作り・水やり・肥料の与え方?

土作り

水はけのよい、弱酸性~中性の土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合で混ぜた土か、市販の草花用培養土がおすすめです。

地植えは、植え付ける2週間前に地面を耕して苦土石灰を混ぜておき、1週間前に腐葉土や堆肥を混ぜておきましょう。

水やり

湿度の多い環境が苦手なので、水の与えすぎに注意します。鉢植えは、土の表面が乾いてから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。地植えは、水やりの必要はありません。

肥料の与え方

花が咲いている期間が長いので、肥料をたくさん必要とします。鉢植えは、ゆっくりと効く緩効性肥料を土に混ぜておきます。地植えは、植え付ける1週間前に堆肥や油かすを土に混ぜておきましょう。花が咲いている間は、10~15日に1回液体肥料を与えます。

ノースポール(クリサンセマム)の剪定!切り戻しの時期と方法は?

切り戻し

3~4月頃、株が大きくなりすぎたときは、1/2~1/3ほどの草丈になるよう、茎を切り取ります。すると、そこから新しい茎が左右に生え、花数が増えます。また、花が咲き終わったら、再び草丈を1/3ほどに切りましょう。

花がら摘み

枯れた花をそのままにしておくと種がつき、株が消耗してしまいます。枯れた花はこまめに摘みとっていき、種を採取するのは5~6月頃まで待つようにしてください。

摘心

新芽が10cmほどに生長したら、頂点の茎を摘みとっていきます。摘みとったところから新しい茎が左右に生え、株がコンパクトに仕上がります。

ノースポール(クリサンセマム)の寄せ植えにおすすめの花は?


ノールポールは、初冬から初夏にかけて花を咲かせることから、冬から春にかけて花を咲かせる植物との寄せ植えが向いています。

冬の花壇ならパンジーやビオラ、葉牡丹と寄せ植えにするのがおすすめです。春の花壇なら、チューリップ、スイートアリッサムなどとの寄せ植えにするときれいですよ。

ノースポール(クリサンセマム)の植え替えの時期と方法は?

本来多年草ですが、高温多湿に耐えられず、夏に枯れてしまいます。そのため、植え替える必要はありません。

ノースポール(クリサンセマム)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

ノースポールは種まきか挿し木で数を増やすことができます。種まきは、5~6月に実った種を採取した種を使います。時期や手順は、植え付け時と同じです。

挿し木

挿し木はいつでも行うことができます。切り戻しのときに剪定した茎を使うと効率よく増やせますよ。

1. 花のついていない枝を6~7cmほど切る
2. 下半分の葉を取り除く
3. 切り口を斜めにカットする
4. 切り口を2~3時間ほど水に浸ける
5. 赤玉土(小粒)か鹿沼土(小粒)に茎が2cmほど埋まるように挿す
6. 土が乾かないよう水やりをして管理する
7. 2週間ほどで発根し、十分に育ったら鉢や地面に植え替える

ノースポール(クリサンセマム)の育て方で注意する病気や害虫は?

アブラムシ

春咲きに発生しやすい害虫で、新芽やつぼみについて栄養を吸い取ります。見つけたらすぐに殺虫殺菌剤を散布して駆除してください。

灰色カビ病

ボトリチス・シネレアという菌が原因の病気で、葉っぱや花びらにできたシミがどんどん広がり、植物を枯れさせてしまいます。

一度病気にかかった部分は治療できないことから、すぐに切り取って処分し、殺菌剤をまいて拡大を防ぎます。

ノースポール(クリサンセマム)の育て方のポイントは?

しっかりと切り戻しをして、株が蒸れないようにするのがポイントです。寒さには強い反面、高温多湿に弱いことから、密集していると株が蒸れて腐ってしまいます。

適度に剪定をして、風通しをよくしてあげましょう。

ノースポール(クリサンセマム)は園芸初心者におすすめ!

ノースポールは、寒さに強く、育てやすいことから初心者におすすめの草花です。白くかわいらしい花は素朴ですが、どんな花とも相性がよく、寄せ植えに重宝しますよ。

ただ、高温多湿には弱いので、株が蒸れないよう切り戻しをしながら、育てるようにしてください。

初回公開日: 2015年11月23日